京都2日目。夫の友人家族と南禅寺の奥丹で湯豆腐を食べ、少しその周辺を散歩。
琵琶湖疏水。
もみじの赤はアントシアニン(ポリフェノールの一種)らしい。アントシアニンといえば活性酸素を除去する働きをするものとして知られていますね。どうして赤く変化するかは解明されていないようですが、仮説として興味深い記事を読んだことがあります。
もともと植物の緑色の部分、葉緑素は日光を受け取り光合成を促し、日光の力が弱まる冬になるとその効力が落ち、全体的なエネルギー効率を保つために葉を落とす。この過程の途中、カエデやツタなどの木の場合、葉緑素(クロロフィル)の日光を吸収する力が弱まる時、日焼け止め的な作用をするアントシアニンが生成されることで活性酸素を除去し守っているのではないかというもの。
更に、もう一つもみじについて興味深い現象、地球温暖化。赤い部分のアントシアニン色素の原料はグルコースでこれは日光を浴びている間に生成され、夜、気温がぐっと下がる頃にアントシアニンに変化するそうですが、夜の気温が高いとグルコースがアントシアニンに変化する前に消費されてしまい、色素が合成されず真っ赤な色にならないんだとか。あまり今まで紅葉を意識して見る機会がなかったので、昔との変化は分かりませんが、同じ敷地で同じ種類のもみじが違う色だったりする理由が少し分かったような気がします。
↑ 特に何の説明もなかった木ですがとても立派。ご神木という雰囲気で何かパワーを出してそう。
↓ 知恩院。前を通っただけですが、この屋根がとても好き。ここは次回絶対ゆっくり見たい。
この後一旦京都駅まで行き、その後夫と京都ぶらり再開。祇園で甘いものでも食べようと移動。
前からずっと気になっていたきななへ。半年前に友人と来たときは超行列してて入れなかったのですが、今日は余裕。
店内は想像以上に狭く、湿度が異常に高かった。携帯の画面に水滴が付きそうなくらい。そして何だか変な匂い。
夫はできたてきななを。美味しいけど普通のアイスです。
私はきななハポンというパフェ。これはアイスもトッピングの栗もわらび餅もすべてがマズかった。これはたまたまマズかったとは考えにくいレベル・・・・。いつかは行ってみたいと思っていたお店なので並ばず入れたことがまだよかったかな。
この後八坂神社を通って圓徳院のラウンジへ。
↓ 圓徳院のアメックス専用ラウンジ。歩きまわった後に静かな空間でお茶が飲めるのはとても嬉しいです。お茶が出てくるまでは少し緊張しますが、その後はかなり寛げる雰囲気なのがいい。(前回の記事はこちら。)
お隣、高台寺へ。アメックス提示で拝観料100円引きです。
2日目の最後は青蓮院へ。ここは結構穴場的で人は少なめ。
青蓮院とかけてライトアップは青いのだろうけど別に青くなくても・・・・と思う。ここは多分昼間のほうが絶対いいんだろうな。
更に奥にあった庭はかなり素敵なものでした。抹茶とそば饅頭を食べながらお庭鑑賞。この木も立派です。地面に水平に伸びる枝。かなり大きいです。
この季節の京都は観光スポットが夜までやっているので時間がたっぷり使える分、体力も消費します。結構ハードな京都です。
明日は大原方面へ。