【2014年9月2日〜5日の日記】
セスリム2日目の早朝から砂漠観光。ナミブ砂漠観光について調べると必ず出てくるゲートの開門閉門時間。何それ?砂漠なのに・・と思ってたんだけどありました、ゲートの時間。
ナミブ砂漠観光には2つのゲートがあり、それぞれの位置関係は、メインゲート→セスリムキャンプサイト→ソススフレイへのゲート→DUNE45→ソススフレイ。つまり、セスリムキャンプサイトはメインゲートの中にあるということ。メインゲートの開門時間がソススフレイの開門時間より遅いことから、セスリムキャンプサイトに宿泊しないとソススフレイの朝日には絶対間に合わない。
私達はセスリムキャンプサイトに宿泊。ウィントフックのNWRで予約済み。2泊で560NAD。砂漠の入域料はメインゲートで支払った記憶。どこで払ったかははっきりと覚えてないんだけど金額はメモしてたので一応・・2日間で340NAD。(1人1日85NAD)
昼間に撮ったものだけど、ソススフレイへのゲート。セスリムキャンプサイトから200mもないので係員にこれがゲートなの?って2回くらい聞いた。
朝5時起床。キャンプに泊まってる人達かなり起きてる。砂漠観光の朝は早い。
セスリムキャンプサイトからソススフレイ(sossusvlei)までは60kmくらい。ソススフレイの手前5kmは砂道で4駆のみ。送迎車が待機してます。ひとり往復100NADだったかなぁ・・忘れました。送迎車が待機している場所までは完全舗装されていて拍子抜け。ナミブ砂漠内でのスタックやパンクなどの事故体験記をいくつかの旅行記で見かけたので覚悟してたんだけど、そんな心配は無用でした。
送迎車は人数がある程度集まるまで待機かなと覚悟してたんだけどすぐに出発してくれて朝日にギリギリ間に合いました。
砂丘を登ります。一番乗り。
朝日に照らされる砂丘。
砂丘は登るのが大変だけど駆け下りる快感はクセになる。足が絡まるくらいのスピードを怖がらずに出すのが楽しいコツ。
ソススフレイは幾つもの砂丘が連続しているので、登って下りてを繰り返す。
砂の間から元気いっぱいに伸びる草。
バテてきたので一休み。隣でトカゲも一休み。小さいトカゲ、見えますか?
朝は寒いかなぁと思って着込んできたんだけど寒かったのは一瞬だけでとにかく暑い!
日が当たってる面と日陰の面で砂の温度が全然違う。温冷療法みたいで健康的かも。
たぶんこの頂上がビッグダディと呼ばれる400m到達地点。
そこからの眺め。
8000万年前に形成された地球最古の砂漠の景色。
南アフリカとレソトという国にまたがるドラケンスバーグ山脈の砂がアフリカ大陸を横断するオレンジ河を通って大西洋へ流れ着き、南からの海流と東から吹く強い風に押し戻されてこのような砂丘や砂岩ができたみたい。その過程で鉄分が付着し酸化したため赤いそう。
白い部分はデッドフレイ(死湖)と呼ばれる場所。下りてみます。
ナミブ砂漠周辺では地下水脈から水を得ているそうですが、この辺りは流れが変わってしまったため枯れ切ったそう。
世界最大級の砂丘に囲まれている死の谷。
完全に干上がってしまい微生物もいなくなって枯れてしまったアカシアの木。水がないと腐ることもない。900年前からこの姿。触れたらポロっと崩れるのかなと心配だったけど結構頑丈。座って写真撮影してる人多かったけど全然大丈夫そう。
朝日があたる一瞬をカメラに収めた写真がナショジオに掲載されていてるんだけど、どうみても二次元に見えるんです。油絵みたいに見える。カメラマンってすごいなぁと思う一枚はこちら。
ナミブ砂漠が出来た歴史やデッドフレイについて色々読んでいたらスケルトンコーストも行っておけばよかったなと。
デッドフレイから見上げた砂丘。
サンセットも美しいらしいですが、サンセットはDUNE45で見ることにして、一旦キャンプへ戻ります。朝5時から午後1時頃まで砂漠観光。干からびちゃう。
↓ ソススフレイへの入り口。送迎車の待機場所。朝は暗くて撮れなかったので帰りに撮ってみました。
ここから5kmはこのような砂道。これは2駆では無理。
途中、オリックスやガゼルにも会えました。送迎車はこんな感じです。
後で知りましたが、セスナの遊覧飛行や気球のアクティビティもあるみたいです。この日気球は見かけなかったけどセスナは2機飛んでました。