神々の花園 ナマクアランドへ

【2014年8月21日〜26日の日記】

ケープタウンからレンタカーでナマクアランドへ。5泊6日。ナマクアランドはナミビアへ行く途中に位置する地域で、一般的な旅行ルートだとそのままレンタカーでナミビアへ抜けることが多い。が、花の開花状況に合わせたかった為、また、帰りに寄りたい場所もあるので往復することにしました。

ケープタウンの人からナマクアランドでは4駆の必要はなく普通の車でOKって聞いたので普通のコンパクトカーで。Tempest carというレンタカー会社で6日間フルカバー2507ZAR。

ナマクアランド観光の拠点になる町はケープタウンから北へ約570km進んだスプリングボックという人口12,000人ほどの小さな町。ハイウェイに乗ってN7という道路に出たらあとはひたすらN7を北上すれば着く。午前11時頃出発。キャンプ地を予約してなかったので、どうしても暗くなる前に到着したくて、運転は9割夫。

1時間ほど走ると見渡す限りの菜の花畑が広がってました。

ケープタウン郊外

道路はこの通り整備されていて、片道一車線だけど遅い車はなるべく左寄りで追い越したい車に配慮。殆どの車は時速120kmほどで走行。運転マナーはめちゃくちゃ良いです。北上するにつれ、分厚い雲が。

南アフリカの道路

クランウィリアムで給油と休憩。ここから天気が悪くなり、道路工事に伴う片側通行が増え、工事車両が道を塞ぐ為渋滞も増え、追い越しのタイミングがなかなかつかめず遅くなっちゃいそうな雰囲気に。なのでクランウィリアムで運転交代したけど、また夫へバトンタッチ。見事、遅れを取り戻してくれて午後5時半には目星をつけていたキャンプ地に到着。空室も無事あって一安心。

スプリングボックの町から車で5分ほどの場所で、N7沿いにあるキャンプ地、『springbok caravan park』

springbok caravan park

私達はキャンピングカーではなく、普通の車だったので部屋を借りました。簡易キッチン付き。バス・トイレは共同でバスタブもあります。全体的に清潔で、管理人さんがこまめに掃除してて、また働いてるーと声をかけるほど一生懸命でした。

到着日は夕食を食べに町へ行き、翌日からの食材を買おうとSPARに寄ったら5時閉店で、地元の人にどっかないか聞いて町をうろうろ。一応あったんだけど、買ったのは水とお菓子だけ。翌朝改めて買い出し。

パンとハム、フルーツとヨーグルトで朝食。食材を並べてたら・・

スプリングボックの朝

なんかいた。日向ぼっこ中のイタチ?

イタチ

よく見るといっぱいいました。午前中のこの時間は日向ぼっこの時間みたい。

日向ぼっこ中のイタチ

イタチと花。

イタチと花

イタチと花2

朝から可愛い動物に会えて、お天気もよく、爽やかな気分でキャンプ地を出発。
ナマクア国立公園のスキルパッド保護区へ行きます。スプリングボックからナマクア国立公園までのアクセスは、スプリングボックからN7を60kmほどケープタウン方面へ戻り、kamieskroonでフリーウェイ(N7)を降りたら突き当りにナマクア国立公園の標識が出ているのでその通りに進む。写真はN7のスプリングボック周辺。

N7

標識のところから公園までは砂利道です。距離は大体16kmぐらいだったかな。この道沿いもすでにお花がいっぱい咲いてます。

レンタカー

もちろん全部野生。奥の緑に見える部分は青紫のラベンダーのような花。数日後に一斉開花してました。

デイジーとラベンダー

ナマクア国立公園内はこんな感じ。全部自然のもの。ワイルドフラワー(デイジー)。

ナマクア国立公園

ナマクアランドが位置する北ケープ州は総面積36万km²と日本の国土面積とほぼ同じくらいの広さ。そのうち花が見られることで有名なのはナマクア郡とカルー郡。この2つを合わせた面積は約23万km²で一年の大半はカラカラのヒビ割れた荒地。

その広大な乾燥地帯の年間降雨量は50〜200mm。この少ない雨が降るのが春先の8〜9月。その雨で一気に開花するそうだけど、その範囲が広すぎていつどこで雨が降ったのかが把握しづらい。毎年咲く場所も一定ではなく、花によっては雨の量が少なくて咲かずに一年を終えてしまう種もあるんだとか。自生している花の種類は4000以上。

と、観測条件が厳しい花畑ですが、比較的見やすい場所が一箇所あるんです。それがナマクア国立公園(面積55,000km²)のスキルパッド保護区。ここは丘陵地帯で周囲に比べ雨が降りやすいため安定して毎年咲くんだそう。

ナマクア国立公園スキルパッド保護区

ここの花も気温が17度を下回ると閉じてしまいます。午前10時から午後4時頃までで、晴れていて気温が17度以上あり、尚且つちゃんと雨が降った後ならこの通りの絶景が見られます。

枯れている花がなく、閉じている花もなく、全部満開っていうのは本当に数日間数時間だけの景色だと思います。どこを見ても絶景なんだけど、下の一枚が一番のお気に入り。

ナマクア国立公園スキルパッド保護区2

ナマクア国立公園スキルパッド保護区3

ナマクア国立公園スキルパッド保護区4

スキルパッド保護区内にある水場にはデイジー以外の花も咲いてました。

ブルビネラ フロリバンダ。この地方原産。

ブルビネラ

N7

菖蒲かな?

あやめ

デュイカールート。曇るとしぼんじゃう花。

デュイカールート

ディスキア?

ディスキア

↓ カミエミー。初めて見る花。

カミエミー

ナマクア国立公園スキルパッド保護区5

花の絨毯の散歩道。鹿のような草食動物の糞もころころ。

花の絨毯

ナマクア国立公園スキルパッド保護区6

ナマクア国立公園スキルパッド保護区7

ナマクア国立公園スキルパッド保護区8

ナマクア国立公園スキルパッド保護区9

ナマクア国立公園スキルパッド保護区10

ナマクア国立公園スキルパッド保護区11

ナマクア国立公園スキルパッド保護区12

入り口のカフェにいるワンちゃん。人懐っこい!絶景の中、連日ここでコーヒーを。

公園内のカフェのわんちゃん

ナマクア国立公園の入園料は60ZAR。カード使えました。

先にも少し触れた通り、ナマクア国立公園も55,000km²と広く、スキルパッド保護区は2駆で十分なんですが、他のルートは4駆じゃないとダメのところも多数あることを現地で知りました。4駆推奨ルートを2駆で走行してみたところ、絶対無理なことを思い知り、スプリングボックの町で4駆を新たにレンタル。

ネットだとスプリングボックのレンタカーショップはEURO Carがヒットしたんだけど営業所があるはずの場所にはそれらしきショップは見当たらず、キャンプの管理人さんにどこかないか聞いてみたら、観光案内所の斜め前あたりにあるから行ってみたら?と。この時すでに18時前でしたが行ってみたところ、何とか借りることができ、ホッとしました。もし借りられなければケープタウンに戻って4駆を借り直して出直すところでした。それほどに、この時期を逃すのはもったいない。

4駆はディーゼル車でMT、3日間2,850ZAR。手続きをしてくれた人は面倒見のいい年配の女性で、最初遅い時間に行ったため、ため息が多かったんだけど、周辺の見所を地図を描きながら細かく教えてくれたり、タイヤの替え方を教えてくれたり、子猫の話で意気投合したり、何だかかなりお世話になりました。

どうでもいいけど、このあたりでマラリアの薬の服用が終わった記憶。すごい解放感!!

お花畑の日記はまだ続きます。

 

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