【2014年7月15日の日記】
今日は朝からヘリコプターに乗り、ビクトリアの滝を観光。ひとり125US$。チョベツアーと同時に申し込んだので割引してくれました。
ヘリコプター遊覧を催行している航空会社は3つくらいあります。私達が申し込んだツアー会社と提携しているのは一番新しい航空会社、BONISAIR。フライト時間が他よりも2分か3分長くて15分間。
まだ新しい会社なので、敷地内は造園作業中。これから植えると思われるサボテンたち。この作業楽しそう。この周りはライオンも時々現れるとか。
私達とドイツ人夫妻の4人で搭乗。当然、全員窓際です。
離陸後、眼下には渓谷が広がっています。キリンとかは見つけられなかった。
私達が訪れたのは7月。増水期でも渇水期でもない時期なので、水量どんなもんだろうと心配してたけど、全然心配はいらなかったです。夜の虹も増水期だと噴煙たっぷりすぎて見えない心配もあったのでこの時期で良かったです。増水期は2月から5月、渇水期は9月から1月。
ビクトリアの滝はイグアスのように湾曲していなくて、大地がスパッと直線に裂けたところに水が流れ落ちてます。
滝の横幅は1.7km。T字の左側がジンバブエ、右側1.2kmがザンビア。ジンバブエ側の遊歩道が見えますか?滝の間近まで続いているところ。ちょっと切り立った崖の麓まで続いている道。ここに立つとびしょ濡れになります。
上から見るとわかりやすいと思いますが、国境のビクトリアフォールズ橋からは滝が見えます。無料で滝が見れるスポットですね。
↓ 写真右下の車の列は国境を行き来する列。ちょっと写っている建物が出入国管理事務所。
↓ ザンビア側上空から。写真上に広がっている町がビクトリアフォールズの町。
ザンビア側からはヘリではなくマイクロライトで遊覧するというアクティビティも。
ヘリ遊覧の後は、公園内を歩いて観光。ヘリから見えていた崖の麓まで伸びている遊歩道はここ。滑って危険だけどやっぱりown risk。
ジンバブエ側からの滝観光はずっとこの目線の位置。ザンビア側は滝壺まで下りられます。
一応日本から持参したカッパを着てたんだけど、そんなものは無意味に近いほどびしょ濡れ。カメラを守るのに必死。歩道が水たまりになっちゃってるの伝わるかな。
これ、噴煙です。靴の中までビッショビショになります。マラリアの危険があるので、サンダル、肌の露出は避けました。水着で歩けたら気持ちよさそうなのになぁ。
↓ 国境の橋、ビクトリアフォールズ橋。橋の下にも虹。ザンベジ川はザンビア北部から4カ国にまたがり流れているアフリカで4番目に長い川だそうですが、橋が架けられているのはここを含め4箇所のみ。そのうちのひとつ、チルンド橋は日本の支援によるもの。
ここ、バンジージャンプ出来るんです。落下距離111m。
翌日、ザンビアへ行く前に夫がやってました。ちょっと時間が前後しますが、先にその時の様子を。バンジージャンプをするために橋へ向かいます。
↓ 国境の橋へと続く道路にも虹。虹の麓・・始まり?が足元に。楽しくて虹を渡るように写真を撮ろうと思うんだけど、20秒に1回くらい、滝の水しぶきが飛んでくるんです。雲に見える白いもくもくは噴煙です。だから虹が出てるんだけどね。
橋の手前にある出入国管理事務所でバンジージャンプしたいと伝えると、このような紙がもらえます。多分Bridgeって書いてある。パスポートにスタンプが押されたりはしません。
バンジージャンプのお店は橋を渡りきったザンビア側にあります。そこで心拍数と体重を測り、結果を腕にマジックで書かれます。出荷される家畜みたい。そして橋の中腹に戻ってバンジー!夫はマカオタワーのバンジー(233m)も経験済みで、こういう系統は全然怖くないらしい。一応危機管理能力は長けているほう。
もちろん一発で飛びます。写真を撮るために橋から身を乗り出して写真を撮っている私のほうが震えてる。
笑顔で飛んでる模様。
飛んだ後は、スッタッフが回収。そのまま橋のすぐ下の工事用通路まで運ばれ、そこから命綱を頼りに工事用通路を端まで歩いて道路に出て、飛んだ場所まで戻ってくる。写真は橋から覗きこんで撮った一枚で、写真の縦方向にかかっているロープはバンジーじゃなくスライダーみたいなやつ。バンジーの紐は左側に川に向かって垂れているほう。先端に夫とスタッフがぶら下がってます。
証明書をもらって記念撮影。
橋の雰囲気。貨物列車も通ります。
↓ 公園内にあるカフェ『レインフォレストカフェ』 雰囲気がよくスタッフも爽やか。
久しぶりの生野菜!滝観光で疲れたらここで一息、おすすめです。揚げ物はともかくパテは美味しい。
ちなみに、ジンバブエ側のビクトリアの滝の入園料金はひとり30US$もしくは300ZAR。南アフリカランドはナミビアでもそのまま使えるので、南アフリカを起点にアフリカを回る場合は再両替せずに持っていると便利。
次はジンバブエ最終日の朝に行った私営動物保護区のサファリに行った時のことを書きます。