スタンリー&リビングストン モーニングサファリ

【2014年7月16日の日記】

アフリカでは至るところからサファリに参加できます。サファリっていうとクルーガーとかセレンゲティ、ンゴロンゴロくらいしか知らなかったけど、アフリカに一歩入れば行く場所ごとに何かしらの動物保護区があります。

ビクトリアフォールズの町からだとチョベが有名ですが、小さな私営動物保護区もたくさんあり、ロッジを経営しているところも多く宿泊することも可能。下の写真はビクトリアフォールズの町にデスクのあるサファリロッジ『Stanley&Livingstone Private Game Reserve』というお店のクリップボード。その日見れた動物にチェックが入ってます。写真はビクトリアフォールズ到着日に撮ったもの。

動物クリップボード

クリップボードで細かくチェックされているところに惹かれたんだけど、チェック欄をみるとライオンや豹には会うのが難しいのかなぁという印象もあり迷っていると、店員さんが出てきて耳寄りな情報をひとつ。

ここのサイが最近出産したらしく生後10日のサイの赤ちゃんがいるって!ちょっと写真見てかない?って言われて見せてもらったら想像通りめちゃくちゃ可愛い。これは是非会いたいと思い、店員さんに相談。本当はサファリロッジに滞在して1日3回のゲームドライブを楽しむのがベストなんだけど、私達は時間がなかったので朝のみ。夕方と朝なら朝のほうがサイの赤ちゃんが見られる確率が高いということで朝のサファリへ。ちょっと割引してもらってひとり76US$。ちなみに宿泊する場合の1泊の値段は6万円くらい。サファリロッジの相場を知ったのがアフリカに到着してからなんですが、大体ここ以上です。

午前6時頃にホテルピックアップ。まだ真っ暗でものすごく寒い。おそらく0度ないくらい。もちろんしっかりした防寒具を貸してくれます。

ガイドさんもきちんとした人で、動物を見せてくれようと一生懸命でした。

最初に見れたのはシマウマ。チョベでは見かけなかったので一応初シマウマ。

シマウマ

ウォーターバッグ。

ウォーターバッグ

朝日とシマウマ。

シマウマと朝日

ものすごく大きい鳥。鷲かな?

鳥

ライオンの餌になってしまったヌーの亡骸。豹は木の上とかに獲物を持ってっちゃうことが多いようなので多分ライオンが食べた後。もう食べるところなさそうだけど、この周りには沢山の鳥たちが更に狙ってます。

捕食後

ライオンの足跡。くっきりしてるから近くにいるはずなのにここでもライオンには会えず。

ライオンの足迹

↓ 目的のサイ。管理事務所の近くに用意されている水飲み場でお水飲んでます。辺りには5頭くらいのサイがいて、この子が最近出産したサイ。

サイ

残念ながら赤ちゃんは茂みの奥に隠されていて会えなかったんだけど、サイは大人も可愛かった。

サイのアップ

インパラ。ガゼルとの見分け方はお尻の模様。川の字の模様があるのがインパラ。こんなに可愛いのにサファリでは『見飽きた』と言われる筆頭動物。

インパラ

キリン。キリンってタンパク質が不足すると小鳥を食べることもあるそう。衝撃・・。

キリン

サファリの後は朝食。今回のガイドさんもいい人で、動物を沢山見てほしいという思いが伝わってくる人で、朝食後も少しゲームドライブの時間を取ってくれそうだったんだけど、同乗者の中国人が次のツアーの時間があるので通常より早く帰りたいと言い出して、帰ることに。詳しく聞くと、10時45分にヘリの予約をしたとか。一応このモーニングサファリは10時半に終了してそこから町へ帰るって内容で、町に帰る時間は11時過ぎって説明を受けているはずなんですが、このマイペースっぷり。

朝ごはん

申し訳無さそうにするガイドさんも気の毒でしたけど、もしかしたら朝食後もう一度管理事務所の近くに戻ればサイの赤ちゃんが見られたんじゃないかなと思うとすごく残念。私達ふたりなら食事はパスしてサイの赤ちゃんを時間いっぱい待っていたかったと思います。早く帰るっていうイレギュラーが認められるなら食事パスも通用したかもと思うとますます悔しい。とりあえず要望を言ってみるっていうのは海外でのこういう規模のツアーでは大切かもしれません。日本だと軽蔑されて終わりそうですけど。

この後、セレンゲティも行きましたが、サファリは朝から夜まで丸一日以上かけてプライベートで過ごすものなんだと実感しました。あとはやっぱりガイドさんのスキル。人柄じゃなくスキルです。その辺りはまた改めて。

モーニングサファリを終えて、午後はザンビアのリビングストンという町へ移動。その前にスーパーへ。前日に購入したパッションフルーツ味のヨーグルトがすごく美味しかったので、同じメーカーのものを全種類トライしてみようと購入。『KEFALOS』というジンバブエのメーカーのヨーグルト、もしアフリカで見かけたら是非買ってみてください。パッションフルーツが一番美味しかった!

ヨーグルト

リビングストンには1泊のみ。バックパッカーに有名なホステル、jollyboys backpackersを予約。ビクトリアフォールズの町からリビングストンまでタクシーで移動できます。ビクトリアフォールズのホテルからリビングストンのホステルまで、ふたりで40US$。国境でタクシーを乗り換えるけどそれを含めたトータル。所要時間は国境での手続きを含め40分かからないくらい。ビクトリアフォールズのツアー会社などで手配できます。

ザンビア側で待っていたタクシーのドライバーさんもいい人で一安心。アフリカでは日本の中古車をよく見かけます。このドライバーさんが私達が日本人だとわかると、ものすごい笑顔で車のエンジンを一旦切ったんです。なんだろうと思ってたら、「よく聞いてね?この車、日本語しゃべるんだよ」と改めてエンジンをかけると・・・「ETCカードが確認できません、カードを挿入して下さい」というお馴染みのフレーズが流れました。たぶん盗難車の行き着く先のひとつがこの辺りなのかも。他にも川崎大師の交通安全ステッカーが貼られたままのものもあったり。いくら位で入手出来るのか聞いてみたところ、ハイエースの中古車で3000US$くらいからって言ってました。日本で同じものを同じ状態で買うよりも格段に安いことは間違いない。

次はリビングストンからビクトリアフォールズの滝を観光したときのことを書きます。

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