【2014年7月14日の日記】
ジンバブエのビクトリア・フォールズの町からボツワナのチョベ国立公園へは日帰りで行けます。ボツワナはビザが不要ですが、ジンバブエに戻る場合は再入国のビザが必要です。ザンビアのリビングストンからも日帰り可能で、この場合も同じく再入国のビザが必要。
ザ・キングダムのホテルスタッフにチョベへのツアーに参加したいことを伝えると、近所のツアー会社のスタッフを紹介され、一応他とも比較した結果、紹介された方にお願いしました。チョベツアー日帰り1人125US$。
朝7時半にピックアップ。たまたまですが私達2人だけでプライベートツアーになりました。ビクトリアフォールズの町を抜けて15分くらいでこの鳥に遭遇。ミナミジサイチョウという鳥。
このドライバーさんは国境までの送迎をしてくれるだけなんですが、道中にいる動物を見つけては停まってくれるいい人でした。
↓ 国境へ続く道にいたキリン。びっくり!!サファリに行く前にキリンに会えるなんて考えていなかったので嬉しかったし感動しました。しかも近い。この後のタンザニアのサファリで沢山のキリンを見るんだけど、私達は野生のキリンを見たのはこれが初めて。
朝ごはん中。
↓ ジンバブエとボツワナの国境。
イボイノシシ。この子達は国境を行ったり来たり。
入国管理事務所で見かけたもの。エイズの感染率が高い国のひとつ。
国境では靴に付いた土を一度落とします。
ボツワナ側で待っていてくれたガイドさん。
サファリカーでチョベサファリロッジへ。このホテル、夫が大変気に入った様子。そして一言、「なんで泊まらないの?ボツワナ1泊もしないんだよね?」そうです、この後忙しいんで。
ホテルの裏にはチョベ川が流れていて、ここからボートサファリに行きます。
ナミビアと隣接しているので、ボートの途中に国境事務所みたいなものがあり、船長さんはサファリの初めと終わりに何か手続きしてました。観光客はボートに乗ったままでOK。
ボートサファリで最初に出会ったのはヒメヤマセミ。
木にとまっている時は可愛らしいんだけど、獲物を見つけるとホバリングしながら様子を見て、突然このように垂直に飛び込みます。
捕らえた獲物をバシバシ木に打ち付けて、その様子を見てた他のヒメヤマセミが横取りしにきた一枚。
こちらもカワセミ。キングフィッシャー。
鳥に夢中になっていると、隣にワニが。いつの間に、というかずっといたのかな。機嫌良さそう。
オオトカゲも。ちょっと臆病で動きが愛らしい。
スネークバードと呼ばれている鳥。サギの仲間で日本語だとスグロアオサギ(たぶん)。長い首が特徴で、水面を首から上だけ出して泳いでいる姿が蛇のようだから、現地ではスネークバードって呼ばれているみたい。
初対面、カバ!あくびしてる。
カバの親子。一番奥の今にも走ってきそうなのがお父さん。
バッファローの川渡り。写真には収まらなかったんだけど、結構だらだら長い列で渡っていました。
現地の人が恐れる動物ナンバー1かもしれないバッファロー。威嚇なしで突然突進してくるんだとか。
ボートサファリの様子。ボートの前にバッファローの群れがいます。
ワニとカバ。どちらもお昼寝中。平和な空気。
アフリカゾウ。アジアゾウと比べて身体が大きく気性も荒い。お耳が三角。動物園で飼われているのは大半がアジアゾウで、耳は四角い。絵を描く時、どうやって描いてました?
木の枝もバリバリ食べます。
象との距離感。
お水を飲んだ後は、対岸へ行くため泳ぎ始めました。まずは母親と子ども。子どもは母親にべったり。
アフリカゾウの牙は3mくらいになるらしく、オスメス両方にあります。アジアゾウはオスだけ。
ボートサファリの間の可愛い同乗者。ボートのへりにずっととまってるの。
水辺のカバと象。カバも巨大なんだけど象と並ぶと小さく見える。カバは象に遠慮して去って行きました。
砂場に穴を掘って泥あびをする象たち。乾季は穴を掘って水を探すこともあるみたい。
ボートサファリの後はチョベサファリロッジでビュッフェランチ。午後はサファリカーで陸から動物を観察。そろそろライオンが見たいけど、チョベでは会えないことも多い。私達は肉食動物には全く遭遇できませんでした。
↓ クドゥ。ケープタウンのお気に入りレストランで食べたんだけど、すごく美味しい!クセも臭みもなく、脂が少ない和牛のような味で、でもパサパサしてない。シェフの腕が良かったのもあるけど、アフリカでお肉料理に迷ったら是非。
インパラのオス。
インパラの群れ。木を囲むように丸くなって葉っぱを食べてました。
↓ いつもカバの近くにいる鳥。ガイドさんはドクターバードって呼んでました。カバの皮膚のメンテナンスをするらしく、ちょうど白い羽が白衣に見えるってことでドクター。写真はお昼寝中のカバの背中で一休みしているところ。
↓ セーブルアンテロープ。これは珍しいらしい。このサーベル状の角でライオンを殺してしまうこともあるそう。
水辺に象が大集合。チョベは象の生息密度がとても高いことで有名です。
写真には一部しか写ってませんが、子どもと大人は交互に並んで大人ががっちりガードしてます。象の妊娠期間は22ヶ月間で哺乳類の中で最長。小さい頃に見たドキュメンタリーで、妊娠から出産までを追うって内容だったんだけど、残念ながら死産で母親は死んでいる小象のそばから一向に離れず、群れの他のメスが何度も様子を見にくるんだけどやっぱり受け入れられずに・・。その映像に家族で号泣した記憶があります。
↓ キリンとクドゥ。キリンはこの周辺にもいっぱいいました。
肉食動物には会えなかったけど、ガイドさんの沢山の動物に会わせてあげたいという心が伝わってきて、大満足な一日でした。
次は昼間のビクトリアの滝の写真を載せたいと思います。
↓ ランチビュッフェのプリン。プリンってどの国で食べても美味しい。