【2014年6月27日〜7月5日の日記】 3ヶ月遅れで更新中
毎朝部屋の前に食事に来る鳥。日の出とともに起きる生活が続きます。
↓ ボートを沖に出すまでは全員でボートを押し、途中で先に女性が乗り、さらにボートを安定させて男性が乗り込む。これを毎朝。写真は波がまだ穏やかな日。ひどい日はボートに水が入ってリュックとかビデオカメラがボート内をプカプカ漂っていたことも。
毎朝、出航前にマイクロライトがイワシがいそうな場所(海鳥の大群)を探してくれているんだけど、必ず見つけられるわけではなく、そういう場合は船長のカンなどを頼りにボートをぶっ飛ばす。クジラのブリーチングはやっぱりあちこちで見かけるし、イルカもいっぱいいるんだけど、全員の目的はイワシ。
↓ ツアー4日目。この日もイワシ以外は色々いたんだけど、全員お疲れの様子。死屍累々。屈強な男性たちもこのようになってしまうほど、なかなか体力が必要なツアーです。
↓ 私達のグループもこの日はこんな感じに。私は船首のほうでライフジャケットを枕に寝てました。目線の先では2頭のクジラがブリーチングを繰り返しているのに反応できない。この日は8人のうち1人がお留守番。二日酔いだったみたい。
そして5日目。いました!イワシ。イルカもいる。イルカがいないとイワシがボールにならない。
これがサーディン・ラン。写真ではバラけて見えるけど大群です。
イルカはあいにく満腹のようで、周囲にクジラもいるんだけどクジラもお腹いっぱいな様子。元気なのは海鳥くらい。海鳥と人間にびっくりして水面に逃げるイワシ。
↓ イワシが跳ねるのを水面でみるとこんなふう。
雨ではなくイワシです。たくさんのイワシが一斉に水面で跳ねる音って美しい。追い込まれている音とは思えない。
サーディンランという現象は見ることができたけど、この後のツアーでの日々でもベイトボールは見られなかったです。
↓ 2014年度ファーストシーズンではこれくらいのベイトボールに会えたみたい。ツアーDVDをお土産として買ったので、そこから切り取った画像。
↓ サーディンランが見られたのとは別の日の一枚。
1000頭くらいのイルカと泳げた日もありました。
毎日クジラと至近距離で泳げる海って世界中なかなか無いです。ルール化が激しいですから。アフリカでは海でも山でも砂漠でも『own risk』という言葉を頻繁に見かけました。私もそれが一番だと思います。
ツアー4日目、今回新しく買ったカメラ、Nicon AW1が壊れた。使用日数約5日。サーディンランは撮れたんだけど、水中にいたイルカの大群は撮れずものすごく悔しかった。ほとんどサーディンランツアーのためだけに買ったカメラだけど、この後のビクトリアの滝やキリマンジャロ登山でも役に立つはずだったもの。通常使用で壊れたので、量販店の保険の範囲なので買ったところに持ち込みますが、壊れたカメラを帰国までずっと持ち歩かないといけないって結構ストレスです。途中何度も、「今電源いれたら直ってるかも」とか試しちゃうし。
↓ クジラが出す虹。絵本の世界。
午後のアクティビティでマイクロライトにも1人1回乗せてもらえます。
空からの景色。紅茶畑が広がっていて、滝や大きな溝もあってそこにはチーターなどの肉食獣がいるそうです。
どこに行くにもついてくるマイクロライト機長のワンちゃん。
↓ 私達のグループのダイブマスター。セーシェル在住でサーディンランの時期だけ南アフリカへ。
車のナンバーがツアー会社名と同じ『SEAL』、買ったそうです。オーナーのこだわり。Webサイトのドメインもsardinerun.comで夫が感心していました。
同じグループのメンバー達。私達の英語とフランス人の英語が噛み合わず、アメリカ人が私達の英語を英語でフランス人に伝えてくれる場面も。全員世界中でダイビングしているし、旅行歴も職歴も凄いです。話をしていると行きたいところが増えます。
自然の中でロブスターを食べながらビール。他のグループの人たちと話をしたり、周辺を散策したり、ひとり黄昏れたり、リラックスできる午後。
↓ ただの背の高い草なんだけど、これを見て何か思いつきますか?
↓ ソファになるみたい。ゴツゴツした雰囲気の山にいるんだけど、ここだけ何だかバリ島のようなリゾートみたいな雰囲気に。
でも普通の体型の人が座るとこうなる。リゾート感は味わえない。閃きってこんなにも違うんですね。座ろうと思わないもん。
アフリカの夕日。
最後の夜はみんなでバーベキューパーティー。ワインと焚き火。
結局サーディンランが見られたのは1回、ベイトボールは見られず。だけど最終日、空港までのバスに乗り込むゲストたちの顔は満足感でいっぱいでした。最大の目的のものが見られずみんな残念なはずなのに、最後まで一生懸命ゲストの要望に応えようとしてくれた主催者側の気持ちがちゃんと伝わっていたので、この満足感なんだと思います。この会社を選んでよかったと思います。
このメンバーのうち3人が途中のウムタタという場所でさらにダイビングをしてから帰るそうです。ものすごい体力!
夫はやっぱりいつかベイトボールは見てみたいそうなので、またこのツアーに参加する!って励みにしているみたいです。私も見てみたい。
私達はこの後ダーバンからケープタウンへ。