サーディンランツアーでの日々(前編)

【2014年6月27日〜7月5日の日記】 3ヶ月遅れで更新中

6月27日のお昼12時にダーバンヒルトンピックアップ。送迎バスは空港経由だったみたいで20分ほど遅れたんだけど、ヒルトンのロビーで不安そうな顔で待っている私達を心配したヒルトンのスタッフがわざわざツアー会社に電話してくれました。南アフリカには今回合計20日間ほど滞在したのですが、人が親切で面倒見が良くて、環境面でも居心地がよく、日本から近ければ頻繁に滞在したいと思う国のひとつになりました。

12時半ごろダーバンを出発し、サーディンランツアーの拠点地、ポートエリザベス周辺に到着したのは午後7時過ぎ。本来なら4時間ほどの距離なんだけど何故かめちゃくちゃ時間がかかった。なのでみんなぐったり。オリエンテーリングも翌日に持ち越し。

↓ ホテルの部屋。WiFiはバーのみ、MTNはほぼ圏外。VodacomはOK。

Mbotyi River Lodge部屋

↓ 部屋からは湖も見えます。可愛いきれいな鳥も遊びに来ます。

Mbotyi River Lodge部屋のテラス

Mbotyi River Lodge

2日目の朝のオリエンテーリング。サーディンランツアーは2ヶ月のシーズン中、大体どこの会社も3回ツアーを開催しているんだけど、私達はその第2組目。このツアー会社では第1組で今回ベイトボールが1回、サーディンランが3回見られたそうです。2009年にはシャチも出たそうです。

SEAL expeditions STAFF

写真中央のオーナーを筆頭に、ダイブマスターと呼ばれる人たちは屈強な体型をした人ばかり。ゲストは計24人。3グループに分け、ツアー中はずっと同じメンバーで行動します。私達の組は比較的マッチョじゃない組で、女性4名、男性4名の穏やかグループ。メンバーを見てホッとしたのも束の間、話をしてみると全員超経験豊富な方ばかりでした。

6月末の南アフリカは冬です。朝は0度近く、ホテルのレストランでは暖炉が焚かれています。そんな中、毎朝7時半にはウェットスーツで海集合。

ホテルから海までの道は牛のお散歩道。糞もゴロゴロ。みんなウェットスーツにブーツで歩いているので糞は気にならないみたいだけど、私はブーツがなくフィンの下に履く靴下のみ。一度海から戻る時、靴下をボートに置きっぱなしにして、裸足でこの道を歩こうとしてたら見かねた夫におんぶしてもらったり。

砂浜までの途中にある腰位置くらいまでの水溜りが冷たくて・・・。毎朝気合入れないとダメでした。

海までの道

海の水温は20度前後で思っていたよりも寒さはマシでした。みんな機材はエアー以外ほぼ全品自分のものを持参していて、ウェットスーツは7mm推奨。フードは絶対あったほうがいいです。

ここからツアー前半の海の様子を。

初日、まだチェックダイブもしてないのに海鳥の群れに遭遇。イワシがいます。

Mbotyi River Lodge

垂直に海に突っ込む姿は圧巻で、その音が鋭く怖いくらい。ガラパゴスでもこの光景は見ました。決死の覚悟って雰囲気で突っ込むんだけど、海からぽこっと浮上してきた時は全然違う雰囲気で、ゆったり満足感漂う雰囲気なんです。ゲップが聞こえてきそう。

Mbotyi River Lodge

サーディンランではこの海鳥の群れをマイクロライトを使って捜索し、ボートではレーダーを使ってイワシの群れを探します。あとは他の船との無線。

私達はイワシの大群にも会いたいけど、イワシが丸くなるところが見たいんです。ゲスト全員それを目当てに南アフリカの海にやってきています。数億匹ってイワシがこの時期移動するのを知っているイルカが群れを追い込み、巨大な丸い塊(ベイトボール=餌ボール)に仕上げるんです。それをイルカやクジラ、サメが食べに来る・・・ってのをみたかったんだけど・・。

↓ イルカには毎日遭遇。それも大体大群。透明度が10mほどなので見える範囲は狭いけど辺り一帯水面も海の中も自分の足の下もイルカって状態。ライフジャケットつけてできるだけ顔をつけないように体温奪われないように楽してイルカを見ようとしているのが私。

マイルカ

↓ クジラにも毎日会えます。クジラの親子の群れを先導するマイルカ。マイルカも真ん中に赤ちゃんがいます。

クジラの群れとイルカ

ブリーチングも頻繁に見れます。背中からの写真は次回載せますね。

クジラのブリーチング

↓ ボートと並走するイルカ。ここで泳ぎたいと言えば気の済むまで泳がせてくれます。見たいのはイワシだけど。

イルカの群れ

バンドウイルカ?頭が大きく胴体も大きめのイルカ。人懐っこいです。

バンドウイルカ

海に出るチャンスは7回、毎日イルカやクジラには会えるけどイワシの大群はなかなか難しい。

朝7時半から14時過ぎくらいまでずっとボートに乗ってイワシを探し、夕方から近所の自然スポットにみんなで出かけます。

↓ その前に居残りさせられる私。チェックダイブができず、というか怖くて震えてたらチームのダイブマスターが、ホテルのプールで一緒に練習しよう?って言ってくれてこんなことに。さっき書いたように南アフリカは冬。海は20度あるけど(ダイビングやる人なら20度でも寒いってのをわかってくれると思う)、冬のプールは半端なく冷たい。

夫に水中カメラを投げられ、拾ってみ?って。顔つけず足で拾おうとしたら呆れられた。夫は正しい。

優しいリーダーは寒いのにとことん付き合ってくれる。嫌だ寒い顔つけたくないとかもう言えない。それどころか出来るようになるまで毎日午後練習しようなんてスパルタなことを。

居残り練習

マスククリア以外は出来るんですよねー・・・。今回事前に水戸でもリフレッシュダイブっていう講習を受けてきたんだけど、その時も中性浮力とかは問題ないってことなんですけど、どうしても怖いんです。

居残り練習と私

サーディンランツアーを申し込むような人はダイビング大好きな人ばかりなので、そんな場所で講習を受けている姿は異様だったらしく、あーでもないこーでもないって声が聞こえてきました。

↓ 私の講習中、夫は途中から飽きたらしく鳥を撮影してたみたい。

南アフリカの鳥

鳥2

鳥3

↓ 午後の一コマ。同じチームのメンバーに撮られていたみたい。

午後の時間

サーディンランツアーについてはあともう1回書きたいと思います。写真が膨大で整理する気力が満ちたらアップしたいです。

9月11日、無事に日本に帰国しました。アフリカ滞在中は写真を見返す時間もないほど全力で観光していました。広いしやりたいと思うことが多すぎて、結果密度の濃い、言い換えればとっても体力を使う時間を過ごしていました。オーストラリアやヨーロッパのようにまたすぐ行きたい!と思えない部分もあるんだけど、多分あと2回はアフリカに行くと思います。

今回も偶然タイミングよく帰国翌日がiPhone6の予約開始日でした。午後4時にお互いPCの前でスタンバイし、それぞれ欲しいタイプの新しいiPhoneを予約。19日に自宅に届きました。

iPhone6

夫は6Plusの128GB、私は6の128GB、どちらもSIMフリー版に。5sで使用していたdocomoのSIMを入れて使ってます。

私達にとって今回のメリットはお互いSIMフリーなので海外で別々にSIMが買える。今まではSIMフリー版のiPhone5を持参してテザリングをメインに使ってたけどその必要がなくなる。掴む周波数も増えたらしい。税関で携帯の持ち込み台数制限も気にしなくてOKになる。SIM代は倍になるけどその辺りは国別に臨機応変に。
そして、容量が64GBから128GBになったこと。とても嬉しい。あとはMACとのAirDropができるようになるといいなと。それはOSのアップデートで対応可能だろうから6の必要ないけど、容量が大きくないと私にはAirDropができる意味が半減しちゃうので。

5sはまだ手元にあるのですが、比べるとあんなに気に入っていた5sが使いづらく感じるほど6は私にとって快適です。カメラレンズの出っ張りも全然気にならない。

ただ・・6関連のスクリーンプロテクトが出揃っていないのか、サイズが合っていません。スクリーンプロテクトは重要なアクセサリなのでレビュー待ちです。

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