喜望峰とシャークゲージダイビング

【2014年7月9〜10日の日記】

ケープタウンのイメージで真っ先に浮かぶのはやっぱり喜望峰。ループストリートにあるGo That Travelというツアー会社でシャークゲージダイビングと同時にツアー申し込み。喜望峰へのツアーはひとり759ZAR。
途中、他社ツアー客と話す機会があったのですが、Buz Busというツアー会社ではほぼ同じ内容で500ZARくらいって言ってました。私達が申し込んだツアー会社はちょっと高めだったかもしれないけど、お店のおばさんはとても感じのいい人で、世話好きの心配性という感じでした。きちんとした会社で、ワイナリーツアーやガーデンルート巡りなどしっかり手配したい場合は、要望に沿ってアレンジしてくれるのでおすすめです。高いですけどね。

喜望峰へ行く日は晴れ。ツアーはまずドイカー島というところへ。

ドイカー島へ

たっくさんのオットセイがいます。

ドイカー島のアザラシ

見慣れたオットセイでも目の前に1頭でもいるとはしゃいでしまいます。毛が乾いているオットセイはなんだか可愛い。部屋にいても違和感ないかも。

ドイカー島のアザラシ2

ドイカー島周辺の景色。

南アフリカの海岸線

南アフリカの海岸線

オットセイを堪能した後はケープペンギンがいるボルダーズビーチへ。途中にアイスクリーム屋さんが何軒かあります。

ボルターズビーチ

ビーチの草木で寛ぐケープペンギン。人懐っこい。

ケープペンギン

目の周りがピンク色なのと、胸のラインが特徴のケープペンギン。

ケープペンギン2

まだ子どものペンギン。子どものうちは目の周りはピンクじゃないんですね。好奇心が旺盛で、iPhoneが反射した光を追い続けていました。

ケープペンギンこども

ちょっと絡みすぎたみたいで、ぶーってなってしまった一コマ。ごめんね。

ケープペンギンこども2

コロニーがいっぱい。赤ちゃんペンギンも。

ケープペンギンとビーチ

海から戻ってきたところ。なんだか誇らしげ。

ケープペンギン3

海へ行くペンギン達。

ケープペンギン海へ

ペンギンの動作はなんだって可愛い。

ケープペンギン海から

赤ちゃん。表情豊か。

ケープペンギン赤ちゃん

まだまだ甘えん坊で、親に毛繕いをおねだり中。

ケープペンギン赤ちゃんとママ

ペンギンの次はレンタサイクル。

レンタサイクル

車はあんまり通らないので気持よく滑走できます。走路の先に車が待機しているので同じポイントに戻らなくて大丈夫。こういうところはツアーの利点ですね。

レンタサイクルロード

そして喜望峰が見える岬へ。喜望峰へはこの後に行きます。ここ、喜望峰が見渡せる丘へはロープウェイで行けます。私達は上りにロープウェイを使い、下りは足で。ツアーなので集合時間に間に合うように走って下りましたが、だいたい10分かからないくらいで駆け下りれます。

喜望峰

↓ 喜望峰は英語でCape of Good Hope。ここは写真スポット。本当のアフリカ大陸最南端はアガラス岬。

喜望峰写真スポット

喜望峰の途中まではこのように階段になっていて歩きやすい。

喜望峰へ

↓ てっぺんに人がいるの見えますか?

喜望峰

↓ 喜望峰の写真を撮っていた岬。写真の一番高い部分。ロープウェイがある丘を喜望峰側から。

喜望峰が見渡せる丘

喜望峰の整備された道にはハイラックスが。階段の間に生えている草を食べてます。顔がまだ幼く愛嬌たっぷり。

ハイラックス

ハイラックスだらけです。人が歩く道にごろんと寝ていて、死んでるのかと心配になって覗きこんでも全然動じないほど人に馴れてます。

ハイラックスの集落

ケープ半島にも動物はいっぱい。これはボンテボック?ブレスボック?・・・アンテロープ系は見分けるのが難しい。

ブレスボック

ダチョウ。ダチョウはアフリカ滞在中何度か食べましたが結構美味しいです。高タンパク低脂肪でビタミンB12が豊富。

ダチョウ

帰りにマントヒヒも見かけました。マントヒヒは英語でバブーン。アフリカ滞在中、必ず何度も出会う動物のひとつ。

ここまでが喜望峰へのツアー。

次はシャークゲージダイビングへ行った時のことを。シャークゲージダイビングとは、ホオジロザメ(Great White Shark・・映画『ジョーズ』のサメ)を船に付けられたゲージの中から観察するというアクティビティ。

また海です。サーディンランが見られる東海岸の海より水温は低く、15度くらい。この日は朝から雨が降っていて、ボートに乗った時に止み、大きな虹が海に出現。

海にかかる虹

船。船尾に付けられているのがゲージ。

ゲージを積んだ船

サメをおびき寄せるための餌を積んでいるため、鳥が寄ってきます。

船と鳥

おびき寄せるための血。

撒き餌

↓ 撒き餌のマグロの頭。これをロープにつけて投げる。

餌

ゲージセット完了。

ゲージ

お客さんは18人くらいで、6人ずつ交代で、このようにスタンバイ。水温15度の中でサメを待ちます。ダイビングって名前なんだからエアーがもらえるのかと思うけど、エアーはなしで、サメが近づいてきたら息を止めて潜る感じ。

スタンバイ

今回のアフリカ旅行のために買った水中用カメラをサーディンラン中に壊してしまったため、せっかくのホオジロザメの水中写真はありません。

近寄るサメ

何度もゲージに近づいてきます。水中でみるとめちゃくちゃ大きくて、意外にも綺麗なフォルムで一瞬寒さと恐怖心を忘れることができるけど、私の場合ほんの一瞬。

サメ

透明度は悪く無いです。

サメ2

18人中、だいたいの人は15分ほどで満足するというか体力的にそれが限界なんだけど、5人くらいはずっとゲージの中にいました。夫もその1人。あとは12歳くらいの子どもとか。

サメ3

船に上がった他の人達は撮影に徹したいと思っているんだけど、なんせこの船、めっちゃくちゃ揺れるんです。その上、餌になる魚の腐敗臭のようなものが充満していて、吐く人続出。私も生まれて初めて吐きました。

サメ4

夫は終始水温15度の中、サメ観察。夫のすぐそばを通るサメが確認できる・・・。

サメ5

これ、サメの目が三角に変わった瞬間。サメがこの顔をしているときに生身で近寄ると食べられちゃう、きっと。手を伸ばせば触れる位置に夫がいます。

サメの目

サメはジャンプしたりしてくれなかったけど、私はもう十分。

帰りにまたオットセイの集落に寄ったみたいなのですが、私はその時、操縦席の隣で無になっていたので覚えていません。

帰りのボートと並走する鳥。夫撮影。癒される・・・

鳥

港に戻り、ダイビングショップで一休み。焼きたてマフィン。茹でたとうもろこしが大人気でしたが、私はまだ気持ち悪かったためせっかくの焼きたてマフィンもスルー。これが辛かった。ダイビングショップにはホオジロザメとシュノーケルをしている写真が多く飾られていて、質問する夫。「自分もこれやりたい、ツアーはあるの?」って。回答は「ないよ、ダメ」あの写真はきっとこの辺りの海に住む人の趣味のひとつなんでしょう、own riskで。いいな。

焼きたてマフィン

この帰りにもバブーンに遭遇。

バブーン

シャークゲージダイビングはひとり1,485ZARで、ウェットスーツ、マスク、シュノーケル、バスタオル等全部込、朝食ランチ付。ゲージに入ってホオジロザメを観察できる場所は少ないので、一度はおすすめ。

次はブルートレインに乗車したときのことを書きたいと思います。

2 コメント

    • nynyさんへ

      コメントありがとうございます。
      お久しぶりです。
      現在写真選別中です。行きたくなるような写真が載せられればいいのですが。

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