アユタヤ 寺院巡り

【2013年9月13日~16日の日記】

ホアヒンからタクシーでアユタヤへ。所要時間は4時間弱、2,500THB。バンコクからホアヒンへ移動した時よりも距離はあるんだけどこの時のほうが安かったです。

アユタヤには3泊。カンチャナブリと迷ってたけど、カンチャナブリは戦場にかける橋を観てから近いうちにまた。

↓ アユタヤと聞いてもピンとこなくても、これは知っている人多いですよね。菩提樹に包まれた仏頭。

アユタヤ ワット・プラ・マハタートの嘆きの仏頭

顔面アップで撮ってる写真が多いので大きさがイマイチ分からなかったけど、一般的な人間の頭の2個分くらいの大きさ。

仏頭が木に包まれている理由も有名だけど一応。ビルマ軍との度重なる争いで仏像の頭が切り落とされ、たまたまこの木の近くでそのままこの木に包み込まれたのですよね。境内は破壊されつくされているので、境内を観た後にこの木と見ると、すごい偶然だなと思ってしまいます。争いで落とされた頭はブッダが悟りを拓いたとされる木に包まれているんだから。拝観する際は仏頭よりも頭を低く。

木の根に包まれた仏頭があるワット・プラ・マハタートは現在は廃寺ですが、たくさんの観光客で賑やか。所々ランの花が供えてあったり地元の人も来ているのかな。

アユタヤ ワット・プラ・マハタート

チャオプラヤー川とロッブリー川、パーサック川に囲まれたアユタヤは貿易で栄えた都。その成功からこんなに寺院が多いようですが、水源が多く海抜が低い土地なので洪水もしばしば起こったみたい。地盤が緩いんだろうなーと思う場所が結構あります。そういえば数年前も大洪水がありましたよね。

アユタヤ ワット・プラ・マハタート2

↓ 優しい眼差し。

アユタヤ ワット・プラ・マハタート3

↓ 正面の仏像は頭がありますが、両サイドにある仏像はことごとく頭がありません。屈辱的な意味合いももちろんあるでしょうけど、頭部には宝飾品が埋め込まれていたという説も。なんとなく納得してしまう自分にちょっとがっかり。

アユタヤ ワット・プラ・マハタート4

日中は暑いのであっちでごろごろ、こっちでごろごろお昼寝。夜になると群れていきいきし始めます。

アユタヤ ワット・プラ・マハタート5

自転車を借りてサイクリングもしてみました。

アユタヤサイクリング

大きな木。これはガジュマル?ガジュマルと菩提樹ってどう違うのかな。

アユタヤ市内の大木

↓ ワット・ラーチャブラナ。

アユタヤ ワット・ラーチャブラナ

ここも頭のない仏像だらけ。でも誰かが周辺に落ちていた丸い石を見繕ってのせたみたい。

アユタヤ ワット・ラーチャブラナ2

↓ スリランカのアヌラーダプラで見たお寺とつながりました。仏教と一口にいってもやっぱり色々違うんですね。奥の白い塔はスリランカやモンゴルで見られる仏塔とは違い、カンボジアで見られる繊細な彫刻(クメール様式)で飾られた塔。

アユタヤ ワット・ラーチャブラナ 仏塔

↓ ガルーダの彫刻。タイの国章にもなっている神鳥。スリランカでは魔物扱いで、こういう違いが宗教的対立のキッカケに・・。

アユタヤ ワット・ラーチャブラナ ガルーダ

礎の部分の彫刻。こんなところまで頭がない。

アユタヤ ワット・ラーチャブラナ 彫刻

白い塔の中は入れます。塔内はハトのお家になっていてニオイが凄まじく、風通りも悪いので肌にまとわりつく空気が少し不気味。

アユタヤ ワット・ラーチャブラナ仏塔内部

↓ 宝物殿。といっても人ひとり入れる広さ。

アユタヤ ラーチャブラナ宝物殿

↓ 自転車で迷いついた道路脇交差点の小さな寺院。読み方分からないけど『Wat Suwannawas』

アユタヤWat Suwannawas

↓ ウィハーン・プラ・モンコン・ポピットというお寺。

ウィハーン・プラ・モンコン・ポピット

ウィハーン・プラ・モンコン・ポピット2

お寺の本堂には黄金のブッダ。

ウィハーン・プラ・モンコン・ポピット黄金のブッダ

ウィハーン・プラ・モンコン・ポピット3

黄金のブッダの周りにも色んな仏像が。どれも表面に金箔が貼り付けられています。

ウィハーン・プラ・モンコン・ポピット4

ブッダの前で座ってお祈りしていると、おみくじが回ってきた。一応引いてみたけどタイ語分からず引いただけ。

おみくじ

献花とお線香も買ってみました。お線香に金箔がついていて、お参りをした後に仏像の顔にペタッと貼るみたい。

献花と線香

金は縁起物だそうで、仏像の地肌が見えている部分に貼ったり自分が良くなりたいと思う場所に貼ったり人それぞれ。

タイ式参拝

↓ ワット・プラシーサンペット。

ワット・プラシーサンペット

アユタヤを象徴する3つ並んだ仏塔。夜景を写真に収めたかったのでアングルの下見。

ワット・プラシーサンペット2

↓ 建築方法がなんとなく分かる破片。

ワット・プラシーサンペット3

3つある塔はそれぞれ途中まで登れるんだけど、登っている途中に視界に入ってきた蜂の巣。ゾッとする数です。

ワット・プラシーサンペット蜂の巣

サンペットの向かいにあるワット・プラ・ラーム。ここ、誰もいません。サンペットは日本人団体がめちゃくちゃ多いのでギャップに驚きました。

アユタヤ ワット・プラ・ラーム

プラ・ラームの境内には誰もいないのですが、外にある池には象乗り場があり賑わってました。

プラ・ラームの池

午後5時過ぎ、1日の仕事を終えて帰宅する象さん。トラックに乗り込む前にちょっとお散歩してるみたい。

アユタヤの街並みと象

トラックに象3頭も乗れちゃうんですね。

象の帰宅

↓ アユタヤ、夜の風景。ライトアップされます。

ワット・プラ・マハタートの夜景

アユタヤ遺跡の夜景

アユタヤ滞在3日間、夜は毎日雨でした。びしょ濡れになりながら撮った一枚。雨が写っていて思い出の一枚です。

アユタヤ 雨の夜

夜は蚊が多い。ライトアップと雨で蚊の数が目で確認できちゃったんだけど、すごいです。

↓ ワット・プラシーサンペットはライトアップしてませんでした。

サンペットの夜景

かつて栄華を極めた古都、アユタヤ。壮大な遺跡は見所が多くて、今となっては何がなんだか・・・ごちゃごちゃです。バンコクから日帰りのイメージが強いですが、ライトアップも素敵だったので是非ゆっくりと観光されることをおすすめします。

次はアユタヤで食べたものなどを書きたいと思います。

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