【2013年5月15日～20日の日記】 5ヶ月遅れで更新中
カーニバルの時期に来たかったリオ。今回夫は最後まで、リオじゃなくてサンパウロでよかったんじゃない？きっといつかカーニバルでリオは行くじゃんと呟いてたんだけど、南米北米間のフライトを考えるとリオだったんですよね。
リオはもっと都会的なやかましさやせわしなさがあるのかと思ってたけど、全然違って、ゆったりとしていて、サウダージという言葉がぴったりな街でした。
19世紀初頭、フランスのナポレオンがヨーロッパを覇権しリスボンが陥落したとき、ポルトガル王朝はリオに亡命。そしてリオは亡命王朝の首都になったそうですが、その面影がセントロに多く残っています。
そのひとつが幻想図書館。ポルトガル語でReal Gabinete Portugues da Leitura。
1887年建設。
教会のような建物の中には、ポルトガルから取寄せた蔵書、35万冊が壁一面に並んでいます。明治時代に刊行された日本語の新約全書もありました。
本は触っちゃダメ。
本は触れないけど、誰でも自由にこの空間で過ごせます。
↓ 天窓とシャンデリア。
↓ 夫も何か仕事チェック始めた。
↓ 幻想図書館から10分ほどの距離に老舗カフェ、コロンボがあります。この優雅なカフェは1894年創業以来、100年以上にわたり、上流階級の社交場として多くの人を魅了してきたそうです。
いつ行っても混んでいますが、夜はピアノの生演奏が聴けます。私達と目があった演奏者が日本の『上を向いて歩こう』を弾いてくれました。コーヒーとケーキは想像を絶する甘さでした（笑）
↓ ケーキの種類も豊富で、目に止まったのはやっぱりポルトガル菓子のエッグタルト。
老舗カフェの斜め前にはスタバがあります。
次はコルコバードの丘。最終日に行ってきました。コルコバードの丘へはコパカバーナからタクシーで15BRLくらい。朝9時半頃にケーブルカー乗り場に到着。ケーブルカーのチケットに搭乗時間が書いてあり、私達は10時発のチケットをゲット。ケーブルカー乗り場の周辺に日本人経営のギフトショップがあります。何だかノスタルジックな雰囲気でした。
一大観光地だけど、ケーブルカーは2両編成。そのうち1車両はブラジル音楽生演奏付き。賑やかで楽しいので、片道は音楽付きの車両に乗るといいかも。
キリスト像が建っている土台の下は小さな教会になっています。周りの喧騒とは違い、小さな教会の中はふんわりした空気。
キリスト像の周りには常に人垣が出来てます。みんな同じポーズをとって撮影するんだけど、像が大きいので撮影する側は寝そべらないとファインダーに収まらない。
こんなに青空の似合う像もなかなかない。
関係ないけど、3周目に読んでいる漫画、『聖☆おにいさん』が私の中で大ヒット。
↓ コルコバードの丘から眺めるリオの街並み。『神様の宝石でできた島』という歌を思い出しました。高校の頃の友人がこの歌を歌うグループが大好きで、私も印象に残っている歌。
↓ マラカナンスタジアム。2014年のFIFAワールドカップ、2016年の夏季オリンピックの会場。
リオは丘だらけなので、キリスト像とリオの街並みを一緒に撮れる場所がどこかにあるはず。きっと綺麗なんじゃないかな。
↓ コルコバードの丘からの帰り、コパカバーナビーチで遊ぶ夫。ビーチがある街ではいつも水着なのでいつでも泳げる状態。もちろん自然乾燥です。
↓ ブラジル名物のガレット。ひな鳥の丸焼き。これはラパ地区にある、ホステルのすぐ近くのガレット専門店。名前は忘れた。
↓ コパカバーナパレスホテルの近くにあるガレット専門店、『Galet Sats』 パンもグリルでチキンと同じスタイルで焼いてくれます。
↓ この建物が何かわかりますか？
教会です。カテドラル・メトロポリターナ。高さ80m直径106mの円錐形の建物。
↓ 教会の中。ステンドグラスが4面に施されていてその大きさがスゴイ。外からだと教会というのもわからないし、中がこんな風になっているとは想像もできない。とても変わった教会なので2回行きました。
↓ 散歩中に見かけた移動式歯医者さん。見事な縦列駐車状態だけど、どうやら営業中。
↓ 車内。治療も矯正も何でもしてくれそうな雰囲気だけど、治療始めたら最後までここにいてくれるのかな。
ブラジル滞在25日。リオで終了。リオの次はサンフランシスコへ。
次はリオの空港ラウンジと南米のプリペイドSIMについて覚えている範囲で書きたいと思います。