今回の南米からSIMフリーのiPhone5を持参しています。SIMカッターとゲタも持参したので、SIMの形状の違いにも対応できる状態。(詳しくはこちらを)
以下、覚えている範囲でまとめてみました。料金はチップ代と通信代の合計。
国 | 通信キャリア | 購入場所 | 容量/期間 | 料金 | 平均速度(DL) |
---|---|---|---|---|---|
ボリビア | tigo | ラ・パス | 2GB/30日間 | 190BOB | 未測定 |
チリ | entel | アタカマ | 150MB/30日 | 3,990CLP | 1,004Kbits/s |
アルゼンチン | Movistar | エル・カラファテ | 不明/14日間 | 80ARS | 1,397Kbits/s |
ブラジル | Vivo | フォス・ド・イグアス | 1GB/30日間 | 45BRL | 975Kbits/s |
↑ 左からtigo、entel、Movistar、Vivoのチップ。
まずボリビアから。
ラパスの空港にも携帯ショップはありますが、旅行者が購入できるSIMがなかったので、ラパスのメイン通り、マリスカル・サンタ・クルス通りにあるtigoへ。
入口で用件を訊かれるので、Prepago Chip(プレパゴチップ)を買いたいと伝えます。専用窓口で契約。要パスポート。4Gの宣伝が目につくけど旅行者は利用不可。チップ代は35BOB。2GBで30日間利用可能なプランを選択、料金は150BOB。合わせて185BOBのはずなんだけど5BOB多く払ったみたいで合計190BOB支払い。料金プランを決めたら、渡されたSIMカードを持って別のカウンターへ。そこでnano sim用サイズにカットしてもらいます。ここまでのやりとり全てスペイン語。別のカウンターでカットしてもらうっていうのがなかなか伝わってこなくて、『この人、私達にどこに行けって言ってるの?』って悩みました。フタを開けてみればすごく簡単なやりとりだったんだけどね。
ラパスでは体調が悪く、滞在期間3日のうちの大半をホテル内で寝て過ごしたため、殆ど利用することなく速度テストもしていなかったみたい。何故かテザリングの速度テストはしていたので、参考までに載せておきます。
ボリビアでは他にウユニに行きましたが、ウユニはほぼ圏外。時々電波を拾います。一応速度テストも出来たけど・・・
数字を見ればわかると思いますが、『出来ない』と言ってもいいと思います。市内のホテル等のWiFiも同じレベルで出来ません。
次はチリ。ウユニからアタカマへ抜けて、アタカマにあるentelで購入。町の中心、アルマス広場に面した場所にあります。土日は休みで営業時間も短いので要注意。
iPhone5を見せると、nanoサイズに対応したチップがないから売れないと言われ、嬉々としてカッターを出してみた。やっとカッターの出番があり、無事購入できた。身分確認はなし。150MBまで30日間利用可能なプランを選択、料金は3,990CLP。ただし、1日の上限容量が7MB。これを超えるとentelの初期画面につながり、翌日まで通信できなくなります・・・・。ただ、チリはWiFiの整備環境がいいので、文句はありません。平均速度は上記表内の数字を参照。サンティアゴでは2,000Kbits/s(DL)以上の速度でした。
↓ チリ、プエルトモンでのテザリング利用時の速度。MAXがちょっとおかしいけど、AVGは大体これくらい出てました。
次はアルゼンチンで利用したMovistar。エル・カラファテで購入。エル・カラファテにはちゃんとしたMovistarのショップがあるんだけど、そこでは端末とセットじゃないと買えないみたいで、売店で買ってと売店を教えてもらいました。
かなり的はずれなお店でチップは手に入ったんだけど、チップのみでチャージ不可。チャージはまた別のお店でと言われて、また教えてもらった通りに歩いたんだけど・・・。
↓ どうやらここ。この場合、どっちに入りますか?当然左ですよね?携帯ショップ屋さんみたいだし。でも右のコカコーラの看板があるコンビニ的なお店なんですよね・・・。
試しに『Recarga(リカルガ=リチャージ)』と言ってみると出来た!SIM代10ARS、チャージ70ARS支払ったけど、一体どれだけの容量なのかは不明。SMSには14日間有効で残高が75ARSとしか書かれてなくて、容量に関しては最後まで分からなかった。チャルテンでは圏外で全くの役立たずだったけど、それ以外では、上記表内の速度を確保してました。
次はブラジル。フォス・ド・イグアスのショッピングセンター内のVivoで購入。最初イタリアで使っていたからという理由でTIMを買ったんだけど、納税者番号(CPF)というブラジル独特の番号が必要で使えず。Vivoも購入場所によってはCPFが必要なこともあるみたいだけど、今回はパスポートでOKでした。
1GBまで30日間利用可能な料金プランで25BRL(このうち通信部分は9.9BRL)、チップ代が20BRLで合計45BRL支払った記憶。1日200MB制限。アマゾンの奥地以外はそれなりに使用出来ました。
↓ レンソイスでのテザリング利用時の速度。
今回からiPhoneを導入したんだけど、やっぱり使いやすいし、何より店員さんが操作に慣れているからアクティベイトまでスムーズです。
今まではsimは空港か街なかのメインショップでって思ってたけど、今回のような陸路移動メインだとそうも言ってられません。結果として田舎町でも手に入ることが分かったし、買いやすくなった気がします。
最後に・・・
ここに料金プランを書きましたが、結構変わります。たまたまキャンペーンで激安の時もあるし、同じキャリアなのにショップが違うとSIM自体買えないということもあり得ます。(その場合は根気強く色んな場所でチャレンジあるのみ!) 買い方も含めて参考程度にして頂ければと思います。
英語はすごく苦手だけど、SIMに関しては英語のほうが情報が多いので、”国名”+”prepaid sim”というキーワードでキャリアの情報を集めて、改めて”キャリア”+”prepaidsim”で検索したりしながら新鮮な情報を集めています。そしてどのキャリアもサイトが存在するので、利用目的がハッキリと数字で決まっている場合は情報収集しやすいかと思います。