【2013年5月7日~9日の日記】
マナウスの街の第一印象は『汚い』でした。到着日からゴキブリと遭遇。タクシーを降りる時、ドアを開けて地面を踏もうとした時に視界に入った。この後も街中ではゴキブリをよく見かけたな。日本に住んでいるゴキブリよりは好戦的じゃないからスルーしやすいのが救い。
又、マナウスの道路は渋滞が激しく、一方通行が多いのでタクシーでの移動は随分時間がかかるように感じます。道路も大きいので歩くと結構大変。そして、一番印象に残っているのは、この街以降の”現金”について。
現金が手に入らず本当に右往左往しました。私達が今回持参したカードは国際ブランドがVisaのもので、海外キャッシング枠を設定しているのはこのカード1枚のみ。1,000BRLまでは問題なく引き出せたのですが、その後さっぱりダメ。このカードの海外キャッシング枠はもっとあるので、私達側の問題ではなく、どうやらブラジル国内の銀行の問題。おそらく、1枚につき、ブラジル国内での現金引き出し枠が決まっているみたい。(その上限が1,000BLRだと思われます)
マナウスでは現金を手に入れようと、目に入った銀行に片っ端から入り、窓口にも並んで対面式のキャッシングを試してみたり(←やっぱりダメ)、空港なら大丈夫かなと空港まで行ったり、ショッピングセンターなら・・・と現金を求めて奔走しました。
今までは現金はHSBCの国際キャッシュカードで対応していましたが、HSBCが日本撤退してしまったので今は国際キャッシュカードなしで、クレジットカードのみで旅行中。こんなに現金で困った事がなかったのでびっくりでした。
結局、この後キャッシングは一度も出来ず、サン・ルイスで泣く泣くUS$をBRLに両替して何とかやり過ごすことが出来ました!次からはMasterかJCB、どちらかに海外キャッシング枠を設定してからブラジルに行こうと思います・・・。チリの田舎でもMasterしかキャッシングできないATMなどがあるそうなので、キャッシングで現金を手に入れるなら、2種類のブランドにそれぞれ海外キャッシングの枠を設定して持参するのがベストですね。
↓ マナウスのショッピングセンター、『Manauara shopping』 夫の好物、フローズンヨーグルト。もちろんカード使えます。
WaKu SeSeというお店のアサイー。現地の人のおすすめ。飲みやすく美味しいアサイーは練乳が入ってることが多いのですが、これは甘くないタイプ。
ショッピングセンターはマナウスの街から3.5kmほど離れていて、坂もあったり歩くと遠く感じるのですが、途中にはこんなお店が。
↓ 恐らく日本食。
手巻きのお店って書いてあるようです。語尾のeriaは~の店って意味です。シュラスコ屋さんならシュハスカリア、ジェラートならジェラテリアってね。
↓ 見れば見るほどなんて書いてあるのかわからない。けど、何かクスってなります。
↓ マナウスの中心にあるアマゾナス劇場。
ゴム景気が凄まじかった頃に建てられたそうです。
夜には屋台もちらほら出てきます。1本でお腹いっぱいになる串焼きは1本3BRL(約150円)と安い。そしてここの串焼きが一番美味しかった。現金が少ないのに、現金のみのものをひどく気に入ってしまい、毎日食べた。。。
屋台もいいけど、レストランでもお肉は食べておきたいので、マナウスの中心部からタクシーで10分ほどの場所にあるシュハスカリア、『BUFALO』へ。 トリップアドバイザーを見て行ってきました。
↓ シュハスカリアでは、各席にこのように裏表のあるカードが置かれていて、お肉プリーズ状態なら緑の面『sim,por favor!(=yes,please)』、いらなければ赤の面『nao,obrigado!(=no thank you)』。ちゃんと見てくれてますが、旅行者なのでいろいろ食べてほしいと思うお店側の配慮か、赤でも勧められます。笑顔付きで。
ブラジルのビール、ボヘミア。
シュハスカリアを選ぶ際、夫が重視したビュッフェのお寿司。
2人で163BRL(約8,150円)。夫は屋台のほうが断然好きな味だったようです。
↓ マナウスの地元エリアの雰囲気。川沿いに市場が並び、市場の隣には食堂が軒を連ねてます。
川からあがらず、漁に出た船をそのまま使っていたりもします。
圧巻の精肉市場。
添加物が少なそうなベーコン。私達はあのピンク色のベーコンを見慣れてしまっているせいか違和感がありますよね。
↓ 魚市場。
↓ これがピラルクー。の切り身。
隣の食堂街で食べてみました。クセが全くなく、骨も取りやすくて美味しかったです。食べるのに全面的に向いている魚だったんですね。
↓ 船まで下りる場所がないのがわかりますか?なのでダイブして自分の船にたどり着く様子。涼しそう!
↓ 街にはジュースバーのような場所が沢山あります。
アマゾナス劇場に面しているお店、『African House』 ほぼ毎日ここでジュースを飲んでました。クプアスが気に入ってるので毎日クプアス。
一度だけ冒険してGenipapoというフルーツを試してみたんだけど、プラスチックのような味で不味くて笑っちゃました。
日本だと英語読みのフルーツの名前って殆ど通じるけど、南米ではなかなか通じません。パイナップルやストロベリー、マンゴーなどもそのまま使えません。せっかく覚えたスペイン語もポルトガル語圏のブラジルでは通じないことも多いですが、食べ物関係は覚えるの得意です。
↓ アマゾン川を横断する船。サンタレンやベレン方面に行く船みたい。ベレンまで1,200kmほどの距離で船旅期間は5泊~。
↓ ハンモックの場所を確保するのが大変だとか。ハンモックの場所=自分の部屋のようです。
↓ マナウスの空港にはプライオリティパスで入れるラウンジがあります。TAMブラジル航空は現在スタアラですが、マナウスにはスタアラのラウンジはありません。
↓ 小さいラウンジですが利用者は多く、日本のビジネスマンという感じの方々もいました。
前回の最後に、次はサン・ルイスと書きましたが、マナウスの写真を見返していたら、雰囲気も残したくなったのでつい。
次はサン・ルイスから行ったレンソイスについて書きたいと思います。