【2013年5月4日~6日の日記】 3ヶ月遅れで更新中
アマゾンジャングルツアーの続きです。
2日目の朝、ロッジのお庭に遊びに来たお猿さん。ロッジの人が置いたバナナを食べに来てるんだけど、こんな風に警戒しつつも美味しそうなバナナをより好みしてるんです。
別の種類のお猿さんも。ロッジの庭には沢山のお猿がいるんだけど、餌は一匹ずつ取りにきて、様子を伺っているみたい。
到着日は不安定な天気だったけど、それ以降ずっといい天気。
川の両岸にはファインダーに収まりきらない数の白い鳥。圧巻でした。
↓ 巨大な葉。名前は忘れた。2mくらいありそうな大きさ。雨降ったらコレを傘代わりに大人3人は十分耐えられる。
この大きな葉の茎には毒があるそうです。
アマゾン川の風景。
ジャングル内を進むボートでは木を手でそっと寄せつつ進みます。写真に写っている夫婦は動植物に詳しく、誰よりも早く動物を見つけるし、食べられる果物もすぐ見つけます。
アマゾン川まで来ている年配の夫婦ってやっぱりすごく仲良しみたい。お互いを尊重している感がひしひしと伝わってきます。もう1組のインド人夫婦も仲良しで、私達夫婦とも打ち解けてくれて、楽しいメンバーでした。
↓ 木にナマケモノがいるんですが、わかりますか?顔も腕の中に入れちゃってるので目も写ってないのですが・・・。
ナマケモノは英語でスローモンキーって言うんだけど、その名の通り動きがとにかくゆっくり。ゆっくり動くことを武器にしている動物。なので、乾季は殆ど移動せず、雨季に川を泳いで移動します。(泳ぎは上手みたい) アマゾンでは雨季と乾季の動植物の力関係は逆転します。
こんな綺麗な鳥も。最近は鳥がマイブーム。
アマゾン川の夕日。
木にイグアナがいます。たくましい太もも。
日が沈んだ後。
夜はカイマン(ワニ)を見に行きます。暗くなるとカイマンの目が光るので、居場所がすぐわかっちゃう。あっという間にガイドさんに捕まえられるカイマン。
せっかくだし、抱っこしてみようって決めてたのに、小さくてもワニを目の前に持ってこられると背中を撫でるのが精一杯でした。
カイマンはこの後川へ。手を離す瞬間に、ボートにむかって尻尾で思いっきり水をかけてきます。あーもう!って感情が伝わってきます。ごめんね。
アマゾンの星空。
朝焼け。
3日目は朝からジャングルを歩きます。
↓ これなに・・・。セミかな。
生姜の仲間だと思われる植物。花の部分は虫に喰われてないから毒でもあるのかな。
↓ トレッキング中にもお猿さんと遭遇。強そうなお猿。
地面にはタランチュラ。普通にいた。
意外とおとなしいけど、これは誰も触れず。
↓ この子はココナッツのような木の実の中にいました。
こういうカブトムシの幼虫のような外見の虫は生で食べるイメージ。ガイド曰く、ココナッツの味だそうだけど、そんな美味しいものじゃなく、栄養たっぷりの脂という味で、後口がちょっぴりココナッツ。1匹で十分です。
木のつるが自然のロープ。夫はこの通り結構登れたみたい。
アマゾンって聞いて真っ先にイメージするもののひとつとしてマラリアがありませんか?
ここのアマゾン川にはあまりマラリアはいませんが、一応現地の人がしているとっておきの虫よけ対策があります。
それが、この蟻塚。
この蟻塚を手で触るんです。触ると一瞬でこのように手に蟻が群がり、それを払い落とす。その時に蟻が潰れちゃうんだけど、その時の蟻の匂い、蟻酸?が虫よけの役割をするそう。
夫もやってみてました。残酷だけど、夫はこれ以降全く虫に刺されなかったんだとか。兵隊アリさんは大変です。
これをしなかった私は、完全防備な格好だったにもかかわらず、無数の虫刺され・・・。50箇所は刺されたと思います。3ヶ月たった今も痒い。鬱になるほど跡も残ってて、まだ痒いもんだからかさぶたにもなっていない。
↓ アマゾン川でクロールする夫。ガチで泳いでます。ひとりでダイエット。水中はやっぱり濁ってて何も見えなかったみたい。
アマゾン遊泳でジャングルツアーは終了。3時間ほどかけてマナウスの街に戻ります。
雨季のアマゾンの水の中には色んな動物がいます。マナティもいるし、ビーバーもいるし、蛇だった泳いでる。それらみんなには会えなかったけど、ピンクイルカには会えました。完全な野生だったので写真がうまく撮れず。
もしピンクイルカと触れ合いたいなら、アリアウアマゾンタワーに行くツアーが有名です。餌付けしてあるので、すぐ近くで見られて一緒に泳げるんだけど、泳げる曜日が決まっているそうです。私達はツアー終了後、どうしてもピンクイルカと触れ合いたかったので、もう一度ジャングルツアーに出かけるつもりで、アリアウタワーのマナウス支店に直接出向いて詳細を教えてもらいました。
餌付けしているピンクイルカは人間と触れ合いすぎてストレスが溜まり気味だから、曜日を制限してみたということです。
私達は既に次の地への飛行機を予約していたので、残された日程を使って行こうとしたところ、どうしても出発日とイルカのお仕事デーが重なってしまって、アリアウには行けなかったんです。アリアウはマナウスからそんなに離れていないロッジなので、最悪ボートチャーターって考えてたんだけど、ボートチャーターはどうしても無理というロッジ側の姿勢で諦めました。
ピンクイルカと触れ合える以外はどこも内容はほぼ同じ。ジャングルをボートで進み、様々な動植物を見て、ピラニアを釣り、カイマンとも触れ合い、現地の生活を少し体験。どこのロッジでも必ず沢山の動物に会えるというわけではなさそうで、それは運次第といった感じでしょうか。ロッジは個室もあればドミトリー式もあるし、キャンプもある。キャンプは虫の大群と向き合えるなら検討の価値があるかと思いますが、私は世界最大のゴキブリに会う勇気がなく怖気づきました。飛んでくるとかありえない。
私達が今回参加したツアーはアマゾネス劇場付近にあるGelo Tourが主催するもので、Ararinha Jungle Lodgeに泊まるプラン。ロッジは綺麗でスタッフも親切、お湯は出ません。ご飯は少し寂しい感じですが、ゆっくり落ち着いて観光したい人、奥地まで行きたい人にはオススメ。
私は何となくアマゾン川といえばマナウスからって考えていたけど、ペルー側のイキトスやアマゾンの河口付近の町、サンタレンやベレン等、色んな場所からアマゾン川を観光できます。やっぱり私達はこういう自然が好きなので、いつかまた違う場所から行ってみたい。
それと、マナウスの滞在は新月に合わせたんだけど、そんなものに意味がなかったことに、地図を見ながら気がついた。
アマゾン川では新月の日前後にポロロッカが見られる・・・はず。でも、よく考えたら満潮時の海の水量と川から流れ出る水がぶつかることで起こる現象だから河口付近じゃないと見れないんじゃ・・・。マナウスは河口から1,500km離れた街です。ベレンあたりで現地の人に聞くのが確実なんだろうな・・・。ひとつ賢くなりました。
↓ アマゾン川にある船の給油所。すぐそこが陸だけど、この方法ならタンクに直接給油できるのかな。このすぐ隣にも給油所が。特に値段の表示もないので競争しているわけじゃなさそう。気分かな。
9月からタイへ行ってきます。初の夫婦別出発。夫が一足先にタイin。私は関空からタイ航空のマイルで、夫は羽田からANAのマイルで向かいます。ホアヒンあたりでマッサージ三昧の日々を送る予定。
4周目は東南アジア周遊後、アフリカへ行く予定です。取りあえずタイは20日間ほどで一旦日本へ。決算後落ち着いたら4周目スタートです。
3周目の旅日記はもう少し続きます。次はサン・ルイスという街へ。
うわっっ、虫食べちゃったんですね。
そうなんだ、脂身っぽいんだ・・・と妙に納得。景色、きれいですね。アマゾンは濁った河というイメージでしたが、鏡のように景色が映ってとてもきれいです。蟻が虫除けって、初めて知りました。ご主人と一緒に塗ればよかったですね。タイ、いいですね。私はユナイテッドのマイルを使うので、タイ航空にも乗るのですが、結構好きです。ジムトンプソンの店で、着物に合うシルクのバッグをたくさん買いました。ずいぶん昔ですが。
akikoさんへ
ユナイテッドは確か特典航空券の場合、サーチャージがかからない航空会社ですよね。
北米路線を検討するときは使いやすそうだなーと思ってます。
ジム・トンプソンのシルクバッグは確かに着物に合いそう!素敵ですね!
今回のタイではきちんと買い物をしようと思っているので、バッグもゆっくり見てみようかな。
アマゾン河はやっぱり濁っているのですが、高低差がないので風が吹かない限り、水面が揺れないんです。なので鏡みたいになって、夜は満天の星空が川に映っていて感動しました。
とても凄いです!アマゾンには色んな生き物はいるんですね!見ていてワクワクしました!私もアマゾンに行ってみたいです!特にご主人が泳いでいる時に野生の川イルカを見たと書いてあって興奮しました!
実は小学生1年生の時にレポートを作る為に図書室に行ったんですよ、その時に偶然手にしていた本が川イルカの本だったんです!ピンク色のイルカがアマゾン川の中を気持ち良さそうに泳いでいた写真は、今でも覚えています。それから一度で良いから野生の川イルカと泳いでみたいと思うようになりました!
何が言いたいかと言うと、アマゾン川で野生の川イルカと泳いでみたいと言う気持ちを思い出させてくれてありがとうございます!!!これからも応援しています!
Maoさんへ
コメントありがとうございます。
ピンクイルカの写真、ベストショットが撮れずブログに掲載できないのが残念です。
イルカは好奇心旺盛なイメージもありますが、私達が出会ったピンクイルカはちょっと恥ずかしがり屋さんだったみたいです。
夫も小さい頃から図鑑でピラルクーなどを見ていたようで、Maoさんの気持ちに共感していました。
今年は野生動物をテーマに旅を続けて行く予定なので、また是非遊びにいらしてくださいね。