【2013年4月13日~15日の日記】
エル・カラファテからエル・チャルテンへ移動。チャルテンへのバスは町の手前にあるロス・グラシアレス国立公園管理事務所に立ち寄ります。ここで公園内の注意事項やおすすめスポットなどの説明を英語で聞けます。
↓ 管理事務所。ここのお庭から行けるトレッキングルートも。(トーレ湖への道は片道12km4時間かかります。)
エル・チャルテンの町の入口。バスターミナル前。晴れていればここから綺麗にフィッツロイが見えるはず。
到着日は、管理事務所のお庭から行けるトレッキングルートを少しだけ歩いてみたり、町をぶらぶらしながら晴れ間を待ってました。
チャルテンの町は、カラファテよりも小さく、4月はオフシーズンなので、町に人が少なく、お店も半分くらい閉まってる。スーパーマーケットは5時からじゃないと開かないし、ATMはバスターミナル内にしかないし、それに何より、ネットがめちゃくちゃ遅い。(出来ないと言っていいレベル)頼みのMovistarは圏外・・・。お手上げ状態。
チャルテン2日目、曇だけど、フィッツロイがくっきり見えてたので、トレッキングに。ホテルのお兄さんの提案で、車でHosteria EL PILARの近くまで行って、そこから歩くことに。車もお兄さんが120ARSで出してくれました。町のタクシーだと160ARSだったと思います。車での走行時間は20分ほどなのでそう遠くはない場所。
↓ 途中にある滝。
4月のパタゴニアはすっかり秋模様。
滝から更に5分ほど走ると、Hosteria EL PILARの入口。
車に乗っている間に雲で隠れちゃうかもって不安もあったけど、このようにくっきり。
オフシーズンなのでEL PILARのゲートが閉まってて、お兄さんは数秒固まってたけど、ゲートをくぐり抜け、トレッキングルートまで案内してくれました。
EL PILARからカプリ湖へ向けてトレッキング開始。所要時間2時間半、11kmくらい。(割りと平坦な道)
フィッツロイをクライミングする人がいるそうです。スゴイですね。
遠いけど、湖も見えます。10倍ズームで撮ったので、とてもここまでは歩けません。麓まで行けたら素敵だろうなー。
フィッツロイと聞いて、登山などをされる人なら浮かぶものがありますよね?・・・そう、アメリカのアウトドアウェア専門店の『Patagonia』のロゴ。
↓ これです。ロゴに山が描かれてるんだけど、この山がフィッツロイなんですよね。
↓ ロゴ。たぶん北西側から眺めると同じなんだと思います。町側、カプリ湖からは見え方が逆なような気がします。
パタゴニア製品は2年前くらいから愛用していて、かなり気に入ってます。インナーからアウター、ダウン、ウィンドブレーカー、リュックなど全部ココ。特にウィンドブレーカーとして買ったh2noシリーズのジャケットはもう手放せない。2年でかなり酷使したので、結構ボロボロになっちゃって、同じ物を探したらもうないみたいで、つい先日ショックを受けました。
↓ この公園内に流れる水は、どこでも飲用可なんだそうです。冷たくてミネラルたっぷり的な味だけど柔らかめ。
カプリ湖に到着。ここでフィッツロイが隠れてしまいました。
↓ 奥に流れる川はブランコ川。
カプリ湖からチャルテンの町までは6km2時間のトレッキング。景色は前半のほうが変化があって素敵でした。
↓ トレッキング中に出会った鳥。ちょっとコワモテな顔。男の子って感じですね。
↓ チャルテンの町。この日の終点。
この日はトータル16km踏破。体力的には余裕でしたが、もう少し晴れてくれたらもっと歩けたかも。
↓ そして、さらに次の日。少し晴れ気味だったので、もう一度トレッキング。
カプリ湖近くのミラドール(展望スポット)まで歩きます。このコースだとチャルテンの町中がトレッキングのスタート地点。(昨日の終点)
↓ ブランコ川。
遠くが曇ってるだけなんだけど、雲海のように見えてまるで高地にいるような気分になる風景。
ミラドールに着いたら・・・フィッツロイだけ隠れてました!残念。
最後に見えなかったのは残念だけど、昨日はくっきり見えたし満足です。
↓ チャルテンの町で貴重なお店、昼からシエスタなしで夜中まで通し営業している『La Cereveceria』。自家製ビールがあるお店。
↓ 自家製ビールは2種類。白と黒。
↓ アルゼンチン料理のロクロ。これ、夫が珍しくチャレンジした地元料理なんだけど、アタリでした。私はこの日はキャラメルのクレープを食べてたんだけど、一口もらって、次の日は私もロクロをオーダー。野菜がたっぷりとれて、油っこくなく、疲れた体にはオススメの一品。
↓ トレッキングコースのスタート地点付近にあるワッフル屋さん。
↓ ここのワッフルは普通なんだけど、上に乗ってるアイスが美味しい。私は断然キャラメル味がオススメだけど、夫のオススメは写真真中の紫色のカラファテの実アイス。カラファテの実はブルーベリーにそっくりです。パタゴニア地方の名物なので、カフェやジェラート屋さんで『カラファテ』という文字を見かけた際には是非チャレンジしてみて下さい。
↓ チャルテンの町で見かけた素敵なゴミ箱。チャルテンの町でほっこりした風景でした。
↓ これもゴミ箱。フタ付きで、どちらも手作り感満載。車輪とか使わなくなったものを再利用しているみたい。
チャルテン滞在は3日間。次はルート40を通って30時間かけてバリローチェまで移動します。
チャルテンからバリローチェまでのバスを運行している会社は2社。Chalten TravelとTAQSA。前者のChalten Travelはまさかの普通席のみ。なので毎日運行してたけど却下。TAQSAは月・木のみで、しかも午前4時発。他に選択肢はいくつかあったんだけど、ルート40にこだわってTAQSAに。TAQSAのシートはセミカマ、ひとり810ARS(約16,200円)。
他の選択肢としては、カラファテまで戻って、カラファテで更に1泊してからバリローチェへ向かう。カラファテからバリローチェまでのバスはカマ(1等相当)クラスがある。ただ、2日間ほど無駄にする時間はなかったので却下。
もうひとつは、リオ・ガジェゴス経由でバリローチェへ行く。この場合、ルート40は通らず、更に乗り換えが必要。途中にあるバルデス半島はちょうど4月は1年の間で最も動物がいない時期。なのでバルデス半島へいつか行く時にと思って却下。
この時、私たちはちょっと焦ってました。ブラジルのイグアスの滝で見たいものがあり、それに合わせるとこの先のスケジュールがかなりタイトになるんです。
本当はこの後、チャルテンからバリローチェに向かう途中にある小さな町で一度下りて、マーブルカテドラルや世界遺産の手の洞窟など、行きたいところはたくさんあったんだけど、どれかひとつでも立ち寄ると、移動に割く時間が大幅に増えるんです。どの町も交通手段が限られていて毎日移動できるわけではなさそうだったので、色々と諦めました。
でもここのスケジュールを短縮した甲斐があり、イグアスでは満足できる風景に出会えました!!それはまた順を追って書きたいと思います。
次はバリローチェ。
蒸し暑い日本にいると紅葉がさわやかに見えます。
毎回思いますが、たくさん歩けて羨ましい・・・若いからかなあ。
まさかいつものクロックスで16kmも歩いたわけじゃないですよね?(*^_^*)
ごみ箱、おもしろいですね。このサイトの楽しみの一つが、sachikoさんの観察眼です。
通り一遍の旅行記ではないプラスアルファをもたらしてくれるので、今度は何を見つけたの?と、楽しみです。
バルデス半島での動物記、ぜひ、またの機会にお願いしますね。秋だからいなくなっちゃうのかなあ。
イグアスの滝で見たいもの、楽しみにしていますね。
あんまり毎回コメント出すと、まるでストーカーみたいなので、ほどほどにします。
東京にいらしたら、赤坂のしろたえのシュークリームもぜひ召し上がってみてください。ウエストのずっしり感とは対極にある上品な小さいシュークリームです。170円と安いせいもありますが、日によっては2時でも売り切れの時があるほど人気です。
akikoさんへ
コメントありがとうございます!
私たちは歩きますよ~。山じゃなく街歩きでも15kmくらいなら歩けちゃいます。
旅の中でついた体力なんですが、今回の南米で更に歩くのに慣れてしまって、日本でのジム通いが逆にツラくなりました。
今まで通りの強度だと全然汗かかなくなっちゃったんです・・・。
あ、今回のトレッキング中はずっとReebokのイージートーンで歩いてみました。効果の程はわかりませんね・・・。
しろたえ、学生時代によく買ってました。懐かしいです(*^_^*) 私もしろたえのシュークリーム好きです。皮の部分が丁寧な家庭の味って感じでほろりとしますよね。
1個じゃ足りないところが切ないですが。
イグアスの滝で見たものは忘れられない風景だったので、楽しみにしていてもらえるとすごく嬉しいです。
また見に来てくださいね♪