【2012年9月5日の日記】
ナポリから電車でシチリア島のカターニアまで一気に移動。乗り換えナシで約7時間。もちろんユーレイルパスが使えます。1等の指定料はひとり3ユーロと格安。ナポリに到着した日にこの電車を予約。夏のヨーロッパとインドの電車関しては最初、駅に到着した時に次の移動手段を確保すると楽な気がします。駅の窓口は大抵混んでるので後でいいやって気分になりますが、あとで後悔することも。
電車の車内はこんな感じ。
イタリア本島南端の駅、サン・ジョヴァンニ。ここで電車をフェリーに乗せる準備が始まります。
この周辺で電車は行ったり来たりを繰り返し、フェリーへ!
↓ フェリーの中。
船に乗ってしまえば電車から下りられます。船上の雰囲気はこんな感じ。↓
↓ 線路の終わり。フェリーの看板からズームで撮ってみました。ここからフェリーに連結したんですね。
イタリア本島が遠ざかっていきます。
↓ そしてシチリア島。この海峡がメッシーナ海峡。2016年までに橋を造る計画があるそうで、完成するとこの路線は廃止されるかもしれないそうです。
メッシーナの街がはっきり見えてきました。そろそろ車内に戻らないと。(アナウンスはありません)
今度は線路の始まり。シチリア島到着です。
予定より50分ほど遅れてカターニアに到着。ホテルの人に美味しいジェラート屋さんを教えてもらい、早速行って来ました。
『Savia』というお店。ジェラート屋さんではなく軽食屋さんといった感じ。
↓ シチリア名物、ライス・コロッケ。ここのライス・コロッケは美味しい!
↓ ジェラート。ここのピスタチオが今まで食べた中で最も美味。ピスタチオが苦手な夫もこれには満足。
屋台のジェラートも食べてみたり。
カターニアの街並み。
ドゥーモ広場の象のオベリスク。世界で最も活動的な火山、エトナ山の麓にある街なのですが、広場からはエトナ山は見えません。
夜景バージョン。
↓ カターニアで食べたご飯。ガイドブックに載っていたお店、『Casalinga』というところへ。
他のお客さんが頼んでいたタコの姿蒸しのようなものがとっても美味しそうだった。
↓ ホテルへの帰り道で思わず買ってしまった玉ねぎ。石焼き芋の玉ねぎバージョンみたいな感じ。味はあめ色に炒めた玉ねぎみたいでこのままじゃとても食べれたものじゃなかったです。料理に使うとかなりいいんじゃないかな。
カターニアには1泊のみ。明日からはマルタ島へ行きます。シチリア周遊の後にマルタ島へ行く計画を立てていたのですが、色々考慮した結果先に行くことに。
カターニア→マルタ→カターニア→アグリジェント→タオルミーナ→カターニアというルートになりました。
移動の拠点に使った街なので、駅から近いホテルを選択。そのホテルの中庭の雰囲気が素敵でした。
が、部屋でネットが繋がらず、携帯の電波も受信できずにちょっと困りましたが、使ってないフロントのような部屋があり自由に使えたのでラッキーでした。
マルタ島に行く船の時間が夕方だったので、ホテルは2泊分支払いギリギリまで部屋を使っていました。夕方までご飯食べたりネットしたりお風呂入ったり。
昨日ホテルの人に教えてもらった『Savia』が気に入ったので最後にもう一回。
カターニアからマルタ島行きのフェリーについて。
ガイドブックやネットにはカターニア発って書いてあったんだけど、実際はカターニアからバスでポッツァーロ(Pozzallo)まで移動し、そこからフェリーでした。ランチを食べる前に港に行って切符を買おうとしたら出港1時間前じゃないと窓口は開かない。ネットで調べた時刻表によると16時半だったので15時頃に港へ。
無事にチケット購入。往復ひとり153ユーロ。ポッツァーロまでのバスはもちろん込で、人の波についていく感じでバス乗り場へ無事に移動。カターニアからポッツァーロまではバスで2時間、ポッツァーロからマルタ島まではフェリーで2時間ほど。16時半の出発予定がなぜか1時間以上遅れて出発し、フェリーも遅れたためマルタ島に到着したのは23時過ぎ。トータルの所要時間は4時間くらいだと思ってたけど、結果として7時間近くかかりました。でもフェリーってなんか楽しいです。
カターニア⇔マルタ島間のフェリー時刻表はこちらとこちらを参照しました。後者のサイトはイギリスのサイトですが使いやすくてオススメです。
あ、ちなみにカターニアの治安についてですが特に問題ありません。
次回はマルタ島の日記を書きたいと思います。