【2012年9月15日の日記】
マルタ島ヴァレッタから船でシチリアのカターニアに戻ります。出発時刻は朝6時45分。ヒルトンからヴァレッタ港までタクシーで15分ほど、23ユーロ。
往路の逆ルートで、ヴァレッタからポッツァーロは船、ポッツァーロからカターニアまではバス。往路よりは遅れも少なく、4時間半ほどでカターニア到着。朝早かったおかげで殆ど寝てたのであっという間でした。
カターニアではまた1泊。ホテルに荷物を預けて、バスターミナル(プルマン乗り場)へ。このままアグリジェントに向かいます。カターニアの港からバスターミナルは2kmほど離れています。12時のバスに乗りたかったのだけど間に合わず13時15分のバスに。カターニアからアグリジェントまでのバスの時刻表等はこちらを参照。所要時間は2時間半~3時間ほど。アグリジェントのバスターミナルから遺跡群までは巡回バスが15分間隔(←だいぶアバウト)で運行しています。
ギリシャのパルテノン神殿のような佇まいのコンコルディア神殿。小高い丘の上に建っているので一番に目に入る遺跡。
コンコルディアとは、「平和」「調和」を象徴するローマの女神のことなんだそうです。周囲にはオリーブの木がたくさん自生しています。オリーブの花言葉も「平和」。
素晴らしい保存状態。紀元前430年頃の建造物だそうです。手前の青銅は恐らく演出用のオブジェ。
神殿の谷には7つの神殿遺跡が残っています。体力がある人なら歩ける範囲です。
イタリアは丘陵地帯が多いですね。水道設備が発達したのも納得です。
↓ ディオスクロイ神殿。カルタゴ(現在のチュニジアにあった古代都市国家)軍による破壊や地震を経て、現在は4本の柱が残るのみ。
↓ ジュピターの神殿跡。こちらもカルタゴ軍によって破壊され、その後の地震で一部のみが残っている状態。写真の巨人のようなものは、神殿を支える柱の一部で、本物は州立考古学博物館に展示されています。
↓ ユーノー神殿。ユーノーは女性の結婚生活を守護する女神のことだそうで、この神殿は結婚の祝宴に使用されていたそうです。ユーノーの女神像の彫刻がバチカンにあります。こんな風に観光した場所が繋がると旅行の楽しさが増します。
↓ エルコレ(ヘラクレス)神殿。
↓ 神殿の谷から見た現在のアグリジェントの街並み。
↓ シチリアの海。前にも書きましたが、アグリジェントのすぐ近くにポルトエンペドゥクレという港があり、そこからランペドゥーサ島へ行けます。アグリジェントのバスターミナルからポルトエンペドゥクレまではバスで15分ほど。
カターニアへ戻るバスから虹が見えました!
グッチの工場かな?タクシーなら絶対立ち寄ったなぁ。
この景色がシチリアのイメージそのもの。大好きな景色。
次はタオルミーナに向かいます。
メリークリスマスです。
ブログ楽しく拝見させてもらっています。
3周目の北米&南米の旅に突入のころでしょうか。
またのブログの更新楽しみにしています。
では、食べ過ぎに気を付けて、旅をお続け下さい。
ABさんへ
メリークリスマス♪
水戸は今日もいい天気で気持ちいいです。
29日からの出発予定でしたが、夫の業務関係で北米行きは延期しました。
プラン変更でマイルの一部を捨てることになってしまったのが残念ですが、出発を延ばした分南米をゆっくりまわれそうです。
年末年始はどこか近くの暖かいところか温泉で集中的にお仕事・・・です。
それではよいお年をお迎えください。