フィレンツェの街とステーキ

【2012年8月18日~20日の日記】

ベネチアからフィレンツェへ移動。フィレンツェで私が見たかったものはミケランジェロのダビデ像。私はフィレンツェ初めてだったので。

本物のダビデ像があるのはアカデミア美術館。本物は撮影不可ですが、この美術館の庭やフィレンツェの街のあちこちにレプリカがあります。

↓ アカデミア美術館のお庭にある色付きダビデ。本物のダビデ像はどんなに彫刻に疎くても感動すると思います。

academia museum

夕方のアカデミア美術館は予約なしですんなり入場できました。

↓ ヴェッキオ宮前のシニョーリア広場にもダビデ像。右の彫刻はヘラクレスとカークス像。

Piazza della Signoria

↓ ザビニの女たちの略奪。建国当時のローマには女性が少なかったため、近隣国ザビニから未婚の女性を大量に誘拐したそうです。

Piazza della Signoria2

↓ シニョーリア広場にあるカフェ『RIVOIRE』 イタリアはカフェのおじさんが何だかオシャレな上愛嬌たっぷりです。

RIVOIRE cafe

シニョーリア広場を抜けるとウフィツィ美術館がありますが、午前中は長蛇の列!とても予約なしでは入る気がしません。フィレンツェ観光に1日しか割けない人にはフィレンツェカードがいいかもしれません。(スーパースルーですよ!)1人50ユーロの価値があるかどうかは・・・・ですがまぁ私達は結果的に買っておけばよかったって思いましたから。
予約は日本語サイトでも英語サイトでも簡単にできますが希望時間とズレることもあり(日付がズレることはない)、また当然現地で購入するより高いです。それでもフィレンツェカードよりは割安。一番良い方法は行きたい日の前日に窓口で直接予約するって方法でしょうか。あとは夏じゃなく冬に行く。

↓ 花の聖母教会、ドゥーモをジョットの鐘楼からの眺め。

花の聖母教会 ドゥーモ

フィレンツェの街の名前の由来は女神フローラから。フローラはローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神。ここから花の都フィレンツェなのですね。

ジョットの鐘楼からのフィレンツェの街並み。

鐘楼からのフィレンツェ

教会のドゥーモのクーポラ(屋根)にも登ることができます。私たちはクーポラと街並みを一緒に撮りたかったのでジョットの鐘楼にしました。8月のフィレンツェはとにかく暑く、ここ最近ずっと何かの塔に登っていたせいか鐘楼だけで満足・・・。体力があるなら両方登ってみるのも楽しいかもしれません。

↓ チラッとのぞいた市場。

フィレンツェの市場

↓ 左の白い手のようなもの、何かわかりますか?フェンネルです。日本のスーパーでは上の緑の葉の部分が香草として並んでいますね。フェンネルはセリ科の多年草で地中海沿岸部が原産。和名は茴香(ウイキョウ)。便秘にとってもいいです。インドだと食後に砂糖と一緒に出てくるヤツです。

フェンネル

↓ パスタの形が可愛い!スープパスタとかいいかも。

パスタ

↓ 黒いとうもろこし。ちょっとカピカピ。全然美味しそうに見えないけど多分美味しいのでしょう。

黒いとうもろこし

↓ サルヴァトーレフェラガモ本店。博物館もあります。博物館内は撮影禁止。この期間はマリリンモンローに焦点を集めた展示の仕方でした。

Salvatore Ferragamo museum

↓ グッチも本店はフィレンツェ。ここも博物館があります。博物館内の内装もブランドのイメージどおりで面白いです。博物館オリジナルのグッズもあるのでお土産にどうでしょうか?エコバックなんかもありましたよ!エコバックはちょっと大きめで130ユーロだったかなぁ。お財布とかバッグとかもあって”限定品”が好きならお買い得な気がします。

GUCCI museum

ヴェッキオ橋からの眺め。

アルノ川

ヴェッキオ橋を渡り歩いてミケランジェロ広場まで行ってみました。フィレンツェ中央駅から12番のバスで行くのが一番ラクなんですがその時小銭を持っておらずそのまま歩いちゃいました。

フィレンツェの夕焼け

ミケランジェロ広場

夕焼け

フィレンツェは思っていた以上に素敵な街でした。ただ毎日のように芸術に触れるので頭がこんがらがっちゃいますね。あとプラダやグッチ、アルマーニやフェラガモのアウトレットがあるのもこの街周辺です。なのでフィレンツェ日帰りはもったいないです。私たちは4日間いたのですが結局回りきれず、ローマからもう一度戻りました。

↓ フィレンツェの郷土料理、フィオレンティーナステーキを食べにブーカ・ラーピ (Buca Lapi)というお店に行ってきました。

Buca Lapi

1880年創業、フィレンツェ最古のレストランだそうです。

入り口の階段を降りるとすぐにキッチンが見えます。

Buca Lapi kitchen

Buca Lapi wine

トスカーナのワインと言えばキャンティ?手頃な価格で飲めるのが嬉しい。

Buca Lapi2

↓ 3人組の女性客がステーキについてカメリエーレさんにかなりしつこく質問してたんですが、見かねた店側が肉の塊をテーブルに持ってきた。生の肉の塊をテーブルに持ってくるのってなかなかないですよね。魚介類はありますけど。

この後その3人組は納得してオーダーしてましたけど・・・その量に今度は唖然としてました・・・・って私達もなんだけどね。

Buca Lapi3

↓ フィオレンティーナステーキ。700gはありそうです。ソースはかかってなくて岩塩と肉汁の旨みのみなんだけど美味しいです。

Buca Lapi Fiorentina steak

↓ フィレ、マッシュルームソース。これはまぁまぁ。お皿にのってるお肉って写真だと地味ですね。日本の鉄板焼きは随分豪華に見えるんだなぁってしんみり。

Buca Lapi5

フィオレンティーナステーキの中身。焼き方見事です。これ食べにもう一回フィレンツェに行きます。

Buca Lapi Fiorentina steak2

お肉の量が多すぎて、プリモ(前菜)やセコンド(2皿目)なんて絶対無理です。フィレンツェのステーキ屋さんに入る際は胃袋をマックス空っぽにして行ってください。

お肉2皿とワイン、コペルト等でこの日は120ユーロほどでした。

霜降りのお肉は日本が世界一美味しいのは間違いないけど、赤身に関してはヨーロッパも美味しい。

↓ フィレンツェは路地も素敵。

フィレンツェの路地

次はピサの斜塔♪

2 コメント

    • たろーさんへ

      コメントありがとうございます。
      フィレンツェいいですね!
      美味しいステーキをたっぷり楽しんできてくださいね。

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