【2012年2月13日の日記】
キャンディから次の町へ移動するつもりでしたが、夫からアーユルヴェーダを体験したいとリクエストがあり、キャンディ近郊にある『tree of life』へ1泊することに。3食付きで1泊160US$。
『tree of life』は日本の会社『生活の木』が運営するホテル。なので日本の予約センターに電話したところ、予約受付は3週間前までと一蹴されてしまいました。3週間前?!そりゃすごい。仕方ないので自分で直接ホテルに電話。日本経営のホテルですが現地には日本語が話せるスタッフはいません。当日の朝電話しても余裕で予約は取れました。日本事務所の3週間前って何なのー?更にこのホテル、ちゃんと自身のWEBサイトに予約フォームがあるのにオンライン予約できないし、ホテルズドットコムにも掲載しているのに部屋出てこないし。
ホテルには午前中に到着。
早速アーユルヴェーダを申し込み。全身のコースは7コースあってどのコースもだいたい100US$前後。私たちはシローダラが含まれるコースを選択。男性には男性の、女性には女性のセラピストが施術します。
アーユルヴェーダはランチを食べた後に受けることにして・・・ランチまでの時間はお部屋でごろごろ。部屋はとても古いという感じで少し下水のニオイが漂っていました。
部屋から紅茶畑が見渡せます。
ランチはスリランカ料理のプチビュッフェにスープとパンとデザート。ここのにんにくカレーを夫は気に入ってました。
↓ ワッタラッパンという名前のスリランカのデザート。ココナッツの蜜と黒糖で作った蒸しプリンで、甘いんだけど若干スパイシーな味もするクセになりそうなデザート。
ランチの後いよいよアーユルヴェーダ開始です。
まず最初に問診があります。その結果をドクターが3つのタイプ、ヴァータ(Vata)、ピッタ(Pitta)、カファ(Kapha)に分類します。私はヴァータ、夫はカファでした。
体重も量ります。・・・夫は順調に痩せているのに私はやっぱり旅に出ると太る。まだ10日くらいしか経っていないのに4kg増えてた。(なんでぇー?!)
↓ 施術部屋。
↓ 額にオイルを垂らすシローダラ。一度はやってみたかったもの。だったんですけど・・・・。
夫はかなり気持よかったみたいで途中から寝ちゃったらしい。一方、私は額にオイルが数滴垂れてきた時点で、あれ・・・これダメかも!って焦りつつ、数分耐える。が、やっぱりダメー!くすぐったいのになんか妙に眉間が痛い。全身ビリビリする感じでギブアップ。こういう人たまにいるそうです。思い出しても全身に違和感が走ります。
コースは、最初にシローダラ、次に全身マッサージ、フェイスマッサージ、蒸し風呂、お風呂の順。
お風呂に入っている葉は、エランドゥやアダトダ、ニカの葉。見た目は地味ですが、温浴効果のようなものがじわじわきます。
このあとシャワーを浴びて終了。トータルの時間は2時間くらい。
↓ ここでお茶をしながら夫を待つ。私はシローダラをちゃんと受けていないので早く終わった。
アーユルヴェーダはいわゆるエステではなく、総合的なメディカルケアを指すもので、本来なら数日以上の日数をかけて受けるものだそうです。
いつか2週間くらいのコースを受けてみたいけど、それは本場、インドでいつか。
夜のディナー。ちゃんとコースになっていてちょっとびっくり。てっきりカレーだと思ってた。味は全部薄味。久しぶりに辛くない料理を食べたなぁ。
このホテルからキャンディのバスターミナルまでは15kmほど。山の中に建っているホテルなので、チェックアウト後の移動手段はホテルの人にお願いしたほうが確実です。
先日、バスターミナルを徘徊している時、トゥクトゥクの運転手に”ガソリン代が45%アップしたからバスもトゥクトゥクもデモ中でダンブッラまでの交通手段がないとか教えてもらった。怪しい・・・と思ってたんだけど、みんな口を揃えて45%アップって言ってたから本当なんだと思う。でも、翌日はちゃんとバスが運行していました!短いデモ期間で一安心!
次はダンブッラに向かいます。