【2012年2月14~15日の日記】
キャンディからダンブッラまではバスで2時間半ほど。アヌラーダプラ行きのバスに乗って途中下車。スリランカのバスは荷物置場がないことがあり、場合によっては荷物分の席を購入する必要があります。スリランカ滞在中、5回バスを利用しましたが、そのうち今回のみ、荷物代を払いました。
ダンブッラではM.P.S Villageという宿を予約してたのですが、いざ行ってみると部屋がないと。ホテル側のシステムエラーだった。ダンブッラのバスターミナルからこのホテルまでは結構距離があり、予約ができていないならここまでの交通費を払ってもらおうとフロントと交渉。オーナーに電話するから直接話してほしいとのことだったので、電話で交渉。今回は夫が頑張ってくれました!
このホテルはtrip adviserでも2位で結構のんびりできそうだったから楽しみにしていたのに残念です。
最終的にトゥクトゥクのお兄さんに宿を紹介してもらいました。石窟寺院から徒歩5分ほどのSun Flower Innというゲストハウスで、とっても可愛い猫と立派なジャーマンシェパードがいました。ダンブッラには2泊。
到着早々、観光開始。石窟寺院へ。
↓ 金ピカ大仏。これは遺跡ではありません。この大仏の右側にチケット売り場があり、1人1,300LKR。(日本語DVD付き)文化三角地帯の共通チケットは今はないらしい。
↓ この金ピカ大仏への献花を捧げる僧侶たちの像。
↓ 金ピカ大仏の裏はなんか質素。
この大仏から石窟寺院までは少々上り坂。途中にお猿さんがいっぱいいます。犬もいっぱい。犬猿の仲というけど、お互いすぐとなりで寛いでました。
↓ 石窟寺院到着。この回廊に沿って、5つの部屋があります。
洞窟の壁にはびっしりと壁画が描かれています。
スリランカの大仏は殆どが涅槃仏。釈迦が入滅する様子(煩悩が吹き消えた状態)を表しているそうです。
涅槃仏は大体、右手を枕に、頭を北に向けて寝転がってます。「北枕」の由来となっているものですね。
スリランカの大仏の体はたくさんのヒダに覆われています。座禅を組んでいるのも、立っているのも殆どがそう。そして足が長い!
気が付けば外はこのような豪雨に。
これがバケツをひっくり返したような雨かぁ・・・と感心しつつしばらく雨宿り・・・。
20分くらい待ったかな。完全に止むのは待っていられないので頃合いをみて走る。結果的にあまり濡れずに済みました。
翌日はシギリヤロックへ。トゥクトゥクをチャーターして2,500LKR。昨日宿の紹介をしてくれたお兄さんにお願いしました。
↓ シギリヤロック。この岩の頂上まで登ります。入場料は1人3,540LKR。
シギリヤロックとは、5世紀に狂気の王、カッサパによって建造された要塞化した宮殿都市。
シギリヤロックには、3つの動物を使った岩があります。ひとつはコブラ。↓ あとの2つはライオンと象。(後出)
コブラ岩からライオンの岩へ歩きます。
途中にはいくつもの祭壇のようなものがあります。
↓ あれ・・・誰?ガイドブックにはホワイトブッダって書いてあったけど。
ライオンの岩に到着。頂上までの距離としては中腹あたり。眺めが素敵!ワンちゃんも思わず見入ってしまう眺め。
↓ ライオンの岩。ここを登るとシギリヤ・レディに会えます。
シギリヤ・レディと呼ばれる天女。その美しさは東洋のビーナスとも。5世紀に描かれたものとは思えないほど綺麗。
余談ですが、洋蘭の種類にシギリヤレディというのがあります。これがモデルだったんですね。
↓ 投石機。敵が攻めてきたらこれを落とすという仕掛けになっている。
↓ 象の岩・・・。たぶん。
シギリヤロックからの眺めは本当に最高!ジャングルに囲まれていて雲もうっすら出ていて、ラピュタみたい!
意外とあっさり頂上に到着です。王の沐浴場とか玉座がありました。
ここで日本人の女の子二人が私達を見て、「日本人かな・・・あれ日本人じゃない?いや日本人じゃないっぽい」と言ってすれ違って行った。多分写真を撮って 欲しかったのだと思います。追いかけて「日本人です」というのも変なのでスルーしましたが、とりあえず挨拶してみるとか出来ないのか・・・。私もタイミン グを逃したけども。
頂上にいたお猿さん。お気に入りショットです。
この次は、スリランカ最後の目的地、アヌラーダプラへ向かいます。