【2012年2月12日の日記】
キャンディ郊外にあるピンナワラの象の孤児院に行って来ました。ピンナワラまでは片道30kmぐらいで、トゥクトゥクをチャーター、1日2,500LKR。
途中の風景。
象の孤児院名物、授乳と水浴びの時間に合わせるため、途中にあるスパイスガーデンに連れて行ってもらいました。
スリランカもスパイスの本場。
↓ これはレモングラス。トムヤンクンに大量に入っているやつです。あの独特の香りは蚊よけに最適。
↓ カカオ。
↓ これなんだっけなぁ。噛じるとレモンの味がします。1個食べるとお通じがよくなると断言されたので食べきりました。酸っぱいけど美味しい。・・・確かに9日ぶりに音沙汰あり。
↓ そのレモン?から作ったオイルにはちみつを混ぜたようなもの。これを飲むと一週間で6kg痩せるとか。
↓ 野生のパイナップル。なんて可愛い!果実が花のよう。
↓ サンダルウッドの木。写真中央の白い木がそう。一時期精油を集めていた頃、最も大切にしていた精油のひとつ。
シナモンやカルダモン、ジンジャーなどもありました。説明のガイドさんは日本語で説明してくれるのですが、その日本語にかなりクセがあっておまけに早口なので、英語で会話しようとしているのに日本語で返事が返ってくるという・・・。シナモンやカルダモンのどの部分があのスパイスになるのかとか聞きたかったんだけど、会話不成立で終わってしまった。
このスパイスガーデンではここで採れたハーブから様々な商品を作っていて、その商品の説明の一貫として、最後にマッサージをしてくれます。(←タダ!)
スパイスガーデンで時間を潰して、当初の目的地、象の孤児院に到着。暑い~!!
ジャングルでひとりぼっちになった象とか、失明した象、年老いて現役を引退した象などがここで保護されています。
柵のようなものは一切なく、気がついたら象がすぐそばにいることも。のびのびできているように見えます。
↓ 13:15分、象のミルクタイム。ミルクの前に草を食べてましたが・・・。
ちょうど私達の足元に一本の丸太が転がっていて、それを取りに寄ってくる象。太い丸太も自由自在に割ったり運んだり(しかも食べた!)というのを見せるパフォーマンスだったみたい。試しに私達も丸太に乗ってみましたが、ヒビが入るどころかビクともしません。まだ子どもの象なのにすごい力なんですね。
↓ 笑ってる?
お待ちかねのミルクタイム。1本1リットルくらいの瓶を次から次へと飲み干していきます。もっとバケツみたいな哺乳瓶であげたいけど、それじゃ持てないもんね。
象の水浴びはこの施設を出て、近くの川で行われます。その川まで行く途中の道はお土産物屋さんがびっしり並んでいます。
↓ 象の糞で作った紙屋さん。
象の糞を燃やして、繊維を取り出し、何か白いドロドロした液体と混ぜ、紙すきの要領で作る。
和紙のような紙の出来上がり。ニオイなんて全くありません。
商店街を歩く象たち。道端に落ちている食べかすやお菓子の袋が気になるみたいで、あっちこっちに鼻をのばしながら歩いています。
川辺で待っていると、更に大勢の象さん。結構迫力あります。
川が見えたあたりで全員一斉に早足になる象たち。嬉しそうです。
授乳中。生後2~3年は授乳期間。10年ほど母親のそばを離れないんだって。
じゃれあう姿。
年老いた象のよう。係員の器用な誘導で寝転ぶ象。水をかけてもらって気持ちよさそう。鼻だけ水面から出しているの見えますか?
ガイドブックの1ページ目の写真がこの象の水浴びで、夫が『ここに行ってみたい』と言ったのでここをチョイス。
↓ 写真に夢中の夫。大半の人は10分ほどで満足して帰っていくんだけど、私たちはかなり長くいた。ガイドが暑さで干上がりそうになってました。