【2012年2月16~18日の日記】
アヌラーダプラという町に到着。旧バスターミナル近くにある『french garden tourist rest』というところに2泊。フロントスタッフの感じがとてもよかったので、ここでウィルパットゥ国立公園のツアーをお願いしょうとしたところ、ツアー会社の人と連絡が取れたら後で声をかけると言われたので、そのまま保留に。
部屋で少し休憩した後、市内観光のため自転車を借りようとフロントへ再度行ったところ、ツアー会社の人が応対してくれた。・・・・ただ自転車を借りたいだけなのに、遺跡周遊チケットとかガイドとかトゥクトゥクとか、自転車以外のプランを長々とまくし立ててくる・・・・。そして8,000LKRとか言ってる!しかも今からだと時間が遅いから自転車よりトゥクトゥクがいいとか。ベストな時間かどうかは私が決めることで、あなたが決めることじゃない!この時点でこの人に何か頼むのはやめよってことで結局自転車も借りず、とりあえず徒歩。
アヌラーダプラは2500年以上前にあったスリランカ最古の都。ガイドブックによると、仏教はここからスリランカ全土へ広まり、ミャンマー、タイ、カンボジアへ広まったそう。
そんな場所なので、とても多くの仏塔(ダーガバ)が残っている。
40℃くらいあるんじゃないかと思うほど暑い中、イスルムニヤ精舍に到着。
↓ ここにも涅槃仏。日本の浅草寺の援助で色の塗り替えがされているんですって!スリランカでは日本のお寺の名前を非常によく目にします。
↓ 天井に描かれたスリランカの国鳥。
岩の間に鳩の群れ・・・と思ったらコウモリでした。
スリランカの寺院は岩に張り付くように造られたものが多数あります。ダンブッラの石窟寺院もそうでした。
↓ 精舍が建つ岩の上に登れます。そこから緑豊かなアヌラーダプラの町並みが見えます。やっぱりサイクリングが気持ちよさそう!
社会科見学かな?学生がたくさんやって来ました。混んできたしそろそろ出ようとしていたら、写真を撮って!とお願いされたので、数枚パシャリ。
このあと近くにある菩提樹を見に、てくてく歩く。
この日は結局ものすごく暑い中ひたすら歩きました。その帰りに、『Hotel Shalini』へ。この宿はガイドブックにウィルパットゥへのアレンジに慣れていると紹介されていたので、ここでツアーを申し込むことに。ここのスタッフは全員良い人でした。ウィルパットゥへのツアーに関しては次回書きます。
アヌラーダプラには結局3泊しました。最初の2泊は『french garden tourist rest』、あと1泊はツアーを手配してくれた『Hotel Shalini』。最後の日、無事に自転車を借りられたので、やっとサイクリングに!
警視庁防犯登録シール付きの自転車。1日300LKR。
↓ 菩提樹の近くにあるピラミッドのような岩。ガイドブックには何も記載されていないけど、何かの遺跡。なんだろう。
↓ 軽く迷子になっていたら、後ろから巡礼者が。せっかくなので最後尾にくっついて巡礼してみました。
↓ 他の巡礼者に倣って、献花を買ってみました。どこのお寺の前にもだいたい献花やお線香を売る出店が並んでいます。
↓ 店主がおまけでくれたスリランカ・リリィ。蕾のまま摘んで、手のひらを使って花を広げるんです。そして、購入時は茎ごと渡されますが、お供えする時は花の部分のみお供えするみたいです。(茎はとる。)
巡礼者についていって着いた先は、先日行った菩提樹でした。先日はお花もお供えものも何も用意出来なかったから丁度良かったかも。
境内には菩提樹がたくさんあります。一番樹齢が古いものは多分仏塔の裏にある木で、その木を囲むように仏舎が建っています。
この後はルワンウェリ・サーヤ大塔へ。名前が難しい。
ルワンウェリ・サーヤ大塔に到着。青い空に白い仏塔が綺麗。
以前にも書きましたが、境内は基本的に裸足です。この日もめちゃくちゃ暑くて、ここは特に地面が石畳だったので鉄板焼きにされている気分。
↓ なので、このように日陰から日陰へダッシュする外国人多数です。次はここ!って手招きされます。靴下を持ってきている人もいました。(笑)
仏塔を守っているような象のレリーフ。
仏堂にはたくさんの大仏。熱心にお経を唱える人が多かったです。
このルワンウェリ・サーヤ大塔を建設した当時の王様、ドゥッタガーマニーは、完成を待たずに亡くなってしまうんだけど、父の死期が近いことを知った息子は、父のために竹と布を使って一時的に完成したように見せかけて、父を喜ばせようとしたそうです。
最後にアバヤギリ大塔。工事中のようですが、工事用の階段を登ろうとしている人がいたのでついて行くと、上段から手招きされたので、登ってみることに。
足場はかなり不安定で、数段登ったところで、今度は下から「登っちゃダメ!下りてきなさい!」と言われたので、下りる。
その後もしばらく見ていたんだけど、どうも工事の休憩中だっただけみたい。上段の人は休憩中だしまぁいいかーくらいのノリで登ってきていいよーって言ってくれたみたいなんだけど、ボスのようなおじいさんからNoの一言。
それでも登っていく現地人の女性がいました。が、途中で工事の作業員の頭数に入れられ、レンガ運びを手伝っていました。階段一段に一人いて下から上へとレンガが人づてに渡っていきます。私達もあのまま登っていればこの作業に加われたんだと思います。世界遺産の修理を手伝えるなんてなかなか出来ない体験だったのに残念。
次回はウィルパットゥ国立公園へのサファリについて書きます。