ハラホリンの後は一気に南ゴビへ。
ほぼ毎日、市場(ザハ)で食材を調達します。宿泊する遊牧民の人達の分も買っているみたい。
↑ 市場にビリヤード台がありました。どこのザハでも大人気。
↓ 馬乳酒(アイラグ)。その名の通り馬のミルクで作ったお酒で、アルコール度数は2~3%で、モンゴル人はみんな大好き。
↓ 馬乳酒をペットボトルに入れてもらうガイド。
ザハにはゲルも売ってました。ゲル1棟いくらか聞いてもらったところ、だいたい500US$。モンゴルではiPhoneが1000US$くらいするらしいので、iPhoneの半分の価格で立派なゲルが買えちゃうんですね。
ツアー中は遊牧民と触れ合う機会が多かったんだけど、それを見てて感じたのは、『悠々自適』な生活だなって。快適な住まいはあるし、資産として認められている家畜はたくさん所有しているし、家畜がいる限り食べ物では全く困らないし、夏の間だけでも観光客にゲルを貸せば、それなりの収入になるから、必要なものは十分に買えるだろうし。裕福ってこうゆうことを言うんじゃないのかな?生活するために費やす時間と対価を比べると、日本ってなんて貧しいんだろうって思います。
ハラホリンのゲルでは馬頭琴の演奏も聴きました。
↓ 弦は馬の尻尾を200本以上束ねて作っているそうです。本数が多いほど高音がでます。音色は想像より太かったかな。オルガンのような音なのでバッハとかいいかも。
↓ 山に石で今日の日付が。マメな人物がいたもんだ。
草原にハゲワシがいっぱい。近づくと逃げちゃいます。鷲にもいろんな種類がいるんだろうけど、ハゲって名前に付けられると嫌だよね?
鷲と鷹の違いは単純に大きさ。鯨とイルカの違いと同じです。ちなみに鷹より鷲のほうが大きいです。
南ゴビに向かうにつれ、少しずつ草が減っていきます。放牧されている家畜がラクダに変わりました。
↓ どうしても手から草を食べさせたいけどちょっとコワイ。結局食べてもらえませんでした。
↓ ホンゴル砂丘へ向かう途中にはランチがとれる村がなく、この日はランチもガイドの手作り!外で食べるご飯も美味しいです。
↑ このガイドは、私たちのスカイプ用のイヤホンがとってもお気に入り。22才で10ヶ月の子供アリ。日本の漫画が好き。博物館とか寺院の説明は超適当だけど、漫画や日本の生活の話、文化の違い、電化製品の話、子供の話になるとかなりテンション上がってきます。
ちなみにドライバーは超プロって感じで、ガタガタ道もこの人のテクニックで楽勝でした。このドライバーはすべての会話を「Yes one」で乗り切ります。恐ろしいほど通じるんですよ、コレが!全然yesじゃない場合も、なぜかこの一言から始まる会話で一発解決。不思議~。
ゴビ砂漠は、ナミブ砂漠のような見渡す限り砂だけというものではなく、まだらに生えた草と、ちょっと大きい石がごろごろしたところです。
そのなかで、ホンゴル砂丘は砂!って感じが味わえる場所なんです。
↓ 馬が座って寛いでいる姿は私たちには珍しかった。
↓ トカゲ。顎がでててつり目なのにカワイイな。
↓ ラクダに乗せてもらいました。ラクダは2度目ですが、まるっきりひとりで乗ったのは初めて。コブの毛がふさふさで気持いい。セーターの感触そのまんまです。
夫が乗っているラクダ。お互いが近すぎて夫の写真が撮れません・・・。
ラクダに乗ったのは1時間程度で、あとは砂丘をお散歩。水辺に集まるラクダや馬がとても絵になります。砂丘の側まで歩くと登りたくなります。ちょっとだけ登るつもりだったのですが・・・。
中腹あたりまでは私のほうが余裕だったのですが、2本足じゃとても登れない角度になったあたりで夫が勢いづいて、結局頂上を目指すことに。
↓ 砂丘の角度、伝わりますか?砂丘の麓までは観光客が結構いたのですが、登ったのは私たち夫婦ともうひとりだけ。風で砂が動く音と振動を初めて体感しましたが、かなり怖いものでした。手にクロックスをはめて、足は裸足で砂は冷たいし、音は怖いし、全然進まないし、私何やってんだろう?ってひとりでゲラゲラ笑っちゃいました。
頂上へは夫が一番乗り、私が最後。もうひとりのおじさんは、登り切ったときに雄叫びをあげていました。そのおじさんが頂上から私を応援してくれます。
もうひとりのおじさんがいなかったら撮れなかった一枚。
登ってよかったと思える景色でした。
そしてあんなに大変だった坂を一気に走って下ります。これがめちゃくちゃ気持ちいい。足がもつれるくらい速く走るのが楽しいコツ。自分が飛んでいるような感覚になります。
ゲルに戻ったのは19時半。ちょうど月が登ってくる時間でした。今日は満月。
モンゴルラウンドツアー編、次回で終了します。ちなみに今(9月27日)は中国の九寨溝にいます。
砂漠の写真
ステキ(*≧∀≦*)
世界ゎ2人だけのもの…みたいなカンジが
いいな♪
で、アイラグゎおいしかった?
さなえへ
ロマンティックなことゆうねぇ。
アイラグはめっちゃ酸っぱくて飲みづらいなーって思うものだったよ。。
古酒のニオイにちょっとだけ似てる。