先日、銀座のすきやばし次郎へ。ダイナースプレミアム会員限定の会食会です。この予約があったためにソウルを短縮して帰国。
すきやばし次郎は、とにかく「緊迫した雰囲気」があるイメージだったのですが、到着時に出迎えてくれた小野二郎さんはとてもニコニコしていて、優しい雰囲気。終始そんな感じでした。
今日のメニューはこんな感じ。出てきた順番通りに書いてみました。
かれい
しんいか
しまあじ
あかみ
ちゅうとろ
おおとろ
こはだ
むしあわび
あじ
くるまえび
とりがい
かつお
しゃこ
いわし
うに
こばしら
いくら
あなご
かんぴょう
おぼろ
たまご
コップ1杯のビールから始まる。この時に、お客さんの利き手をしっかり見ていて、それに合せてお寿司を出してくれる。
噂通り、お酢が強い酢飯にほろっとこぼれる握り方。私は素直に好きです。
私は何度も何度もここで言っている通り、ナマモノがものすごく苦手。なので最初の一品目のカレイはものすごく緊張しました。このお店で、しかも限定ランチでお寿司キライなの・・・って冗談でも感じ悪いもんね。
結果として、いくら以外全部食べられました。いくらは一品目なら食べましたが、その頃にはもうお腹が破裂しそうだったので、パス。
夫のお気に入りはあかみの漬け。ひとりひとりに出すタイミングに合せて漬けているんだとか。6~8分が目安だそうです。
私はあなご!焙らないそうです。とろ~っとした口当たりで鼻に抜けるような香りがあります。美空ひばりさんもあなごが大嫌いだったそうですが、ここのは大好きだったらしいです。
それにしても・・・・量が多い!こはだ辺りで既にお腹いっぱいかも・・・・・と思い始めていた私は、しゃこが出てきたあたりで泣きたくなりました。私の席がちょうど二郎さんの目の前で、顔に出すわけにもいかないし。この席はジョエル・ロブションの指定席だそうです。
息子さんのほうが結構早くに気付いて、私の分を夫のお皿に移動させてくれました。助かったー。
写真撮影は禁止。でもこの一枚だけならいいよと言われたのでこれだけ。お寿司はお皿に置いたらすぐに食べて欲しいんだそうです。だから写真はあまり撮って欲しくないんだとか。
すきやばし次郎での食事では、いくつか名言を聞くことができました。とても心に残る言葉。ミシュランに掲載されギネスに載り、当然来客数は増えていて、その分色々と言われることもあるみたいですが、そんな中での日々の努力や向上心に関わる話を聞くと、心に響きます。
夫もそう。今の仕事で、”そんなことまでこだわるの?そこは夫の専門分野じゃないじゃん”と思うところでも、絶対に手を抜きません。自分の仕事に関わる部分全てに最大限の能力を注ぎます。目標設定も毎回かなりハードルが高いんだけど、確実に達成して、その後はそれを保つのではなく、その倍の目標に向かって努力します。そしてまた達成した際にはさらに倍の・・・・・。大袈裟ではなく本当です。今日の小野二郎さんも同じようなことをしているそうです。そして二郎さんも夫もそれを”努力”だとは思ってないと思います。
そうそう、小野さんの下の名前は『二郎』ですが、お店は『次郎』ですね。その理由は『二郎』だと間抜けに思えるからなんだそうです。
最後に今日のメニューにサインを入れてくれました。そして、一緒に写真を撮ってくれました!さすがにここには掲載しませんが、見た目がとってもキュートなおじいちゃんでした。
夫はここのお寿司が大好きなようなので、ケンカしたら仲直りに連れてきてあげようかなー。