ヴェルサイユ宮殿&ロワールの古城巡り

小さい頃からヴェルサイユ宮殿とロワールの古城に行ってみたいと思っていた。世界一周するなんて考えもしなかった頃、ハネムーンはパリにしよう~と考えていたから。

ヴェルサイユ宮殿を見に行く今日は悪天候でちょっと残念だけどまぁいいか。

どこが入り口か分からない。どれが宮殿?

Chteau de Versailles

シェーンブルン宮殿も憧れていて、駅から歩いて最初に目に入った宮殿が、よく写真でみる宮殿の”ウラ側”で、「え?これがその宮殿なの?なーんかイメージと違うなぁ・・・」と。庭に出てから自分がウラ側にいたことを知った。この宮殿もウラ側から入る。

Chteau de Versailles

庭園から見たベルサイユ宮殿!庭園もキレイ。寒かったけど庭園を歩く。ものすごい計算されているような造りで、キレイだけどピリっとしているような。花の季節じゃないからかな。

木

これも計算された”美”?小顔の雪だるまみたいで面白くてヘン。

この庭園はものすごーく広くて、運河まで造ってあって、とても隅々まで歩けない。寒いし雨降ってるし、なんかもったいないけど庭園はこの辺で。マリーアントワネットの離宮や藁葺屋根の家はまた今度。

ちょうどこの時期、ニューヨークのアーティスト、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)という人の作品が宮殿の部屋中に飾られていて・・・・↓。

Room

作品名は『ロブスター』 部屋に合せて作ったワケではなさそう。

Room

これは『犬』 プードルだね、きっと。こんな感じで部屋中に。鏡の回廊にも置いてあったら、正直ちょっと・・・・・。

Galerie des Glaces

ここを見てみたかった。死ぬまでに見たいものの一つでした。キレイ!華やか!シャンデリアいっこ欲しい~。豪華さにうっとり。フロンドの乱やフランス革命やマリーアントワネットの逃亡、処刑・・・世界史、全然覚えてないかも。最近読んだ浅田次郎の「王妃の館」のフレーズなら思い出せる。

次の日はロワールの古城巡り。JCBプラザで予約。朝7時半集合。冬のパリは朝8時を過ぎてもまだ暗い。

Chteau de Chambord

シャンボール城。フランソワ1世のために建てられたもの。でも本人はこのお城には合せて7週間くらいしか滞在していないのだとか。狩猟用に建てたお城で、周りに集落もないため、食べ物の調達が間に合わなかったり、大きな窓があるため部屋の中が寒かったりとかで。

家具やお風呂も全て移動式。狩猟旅行の度に持ち運ぶらしい。お風呂も部屋まで持ってきてくれるんだって。この時代の人って、座って寝ていたとガイドさんから聞いた。何気にコレが一番驚いた。何で?普通にラクな姿勢になろうとすると寝転がるよね?絶対不自然!

Chteau de Chambord

フランソワ1世は身なりにすごくお金をかける人だったらしく、このお城の建設費を超える額を自分の服に使ったんだそう。この人には先見の目があったらしく、レオナルド・ダ・ヴィンチをイタリア遠征の際に連れて帰り、ダ・ヴィンチは『モナリザ』を献上したんだとか。この王が芸術作品をコレクションし始めたのがルーブル美術館の始まりなんだそう。フランスの美食文化もこの人がキッカケらしい。

Chteau de Chenonceau

シュノンソー城。かわいい!このお城はもともとジャン・マルクという人の邸宅で、債務に苦しんだ相続者、ピエール・マルクはトマ・ボイエという人に売却する。その後、彼の息子が債務返済を理由にフランソワ1世に献上。フランソワ1世は愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエに贈る。そして彼女がアーチ型の橋を建設し、城を向こう岸へと改築。

Chteau de Chenonceau

これはどの時点の絵なんだろう。

最後はレオナルド・ダ・ヴィンチの家へ。

通り道

バスの駐車場からダ・ヴィンチの家へ行く途中の何気ない風景。なんだかすごくキレイ。ちょっとメルヘン。

Parc Leonard De Vinci

ダ・ヴィンチのお家。この中は撮影禁止。模型の部屋には、ダ・ヴィンチがデッサンしたものを基にIBMがその時代の資材を使って作り上げたものが並んでいて楽しい。史上初の戦車や自動車、ヘリコプターや外輪船。

ここのお土産屋さんで夫はTシャツを、私はワインジャムを購入。ワインの試飲付のツアーだったんだけど、私達の口には合わず。

久しぶりに日本語ツアー。やっぱりラクだなーって思う。でもたぶん個人でレンタカーで巡るのがやっぱりいいかも。キレイだなって思う場所で車降りられるからね。春のヨーロッパをドライブするのが最近できた私の憧れです。運転はもちろん旦那さまにお願いしたい。

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