11月2日、母が上京。箱根に行ったことがないと言うので、行ってきました。
久々の温泉。折角なので夫も一緒に。
宿探しは1ヶ月前くらいから開始。泊まりたかったのは『箱根 吟遊』か『強羅 花壇』 花壇は夫が連れて行ってくれるそうなので吟遊に問合せ。が、生憎いっぱい。来年の1月中旬まで満室なんだとか。そして、最終候補に挙がったのは、『武蔵野別館』と『ホテル はつはな』
はつはなは、女性向きの宿らしく、女性のほうのお風呂が男性より多く設けられていたり、エステメニューが充実していたりするらしく、お母さん喜ぶかな~と思ってJTB経由で予約。その後クチコミとかチェックしている間に、熱が冷め吟遊の別館、武蔵野別館に変更。
12時前のロマンスカーで箱根湯本へ。お昼は暁庵のお蕎麦。
お蕎麦が食べられたのは午後2時半。13時過ぎに箱根に到着するも、この日大名行列のイベントがあってちょうどその時間とかぶり、駅から暁庵までタクシーが使えず、徒歩。行列が通過するまで前に進めなかったり。やっとの思いでお店に着いたところ、すっごい行列!!しかも寒い!その上夫は風邪気味。さらに着席した後もかなーり待たされ・・・。なぜ?ってくらい待たされ、途中母がキレそうだったよ。
味は母は満足してくれたようだけど、私はあまりよく分からず。喉越しはすごくいいし歯ごたえも好きだけど香りがない。こんなものなのかな?自分で蕎麦を打ってみると分かるようになるのかも。
この後登山鉄道で宮ノ下まで移動し、旅館へ。
2間続きで檜風呂付の特別室。今住んでいる部屋より広い~。山に囲まれていて眺めもすごく良い。母もすっごく喜んでくれた。
部屋からの眺め
晩御飯までお風呂でのんびり。お風呂から上がり、夫の顔色が全然スッキリしてない!フロントで体温計を借り測定。結果は39度。・・・・また熱出してるよ、この人。呆れる私に慌てる母。晩御飯食べられるかな?
ご飯食べているときが一番しんどそうだったけど、まぁよく頑張って食べた。夫のために料理のボリュームが多い旅館にしたんだけど今回はちょっと裏目にでちゃったかも。
ここのデザートが美味しかった~。夫もご飯の後、デザートが出てくるまで隣の部屋で寝てたんだけど起きて来て食べた。無理しなくてもこれは私が食べてあげたのにな。
夫に薬を飲ませ、寝かせる。母をほったらかしにしているのも可哀想なのでお風呂に誘ってみると、母は食べすぎでトイレから出てこない!貸切風呂はキャンセルした。何なんだろう、この二人。
夕方から結構寝ている夫は全然眠くないらしく、熱があるのにロビーでパソコン。無線LANが利用できるからパソコン持って行けば?って言ったのは私だけど・・・。
これは朝ごはん。↓
豆腐はここで作っているとか。朝、仲居さんが夫の容態を心配してお粥を用意していた。
今日は観光せず、このまま帰ろうと思っていたんだけど、夫が大丈夫だからと言うので、芦ノ湖の遊覧船に乗り、大涌谷を見たら帰ることにした。
思ってたより紅葉してるかも。母もすごく楽しそう。風も穏やかでポカポカ陽気。富士山は見えなかったけどね。
ロープウェイに乗り大涌谷へ。14時までに宮ノ下に戻らないと富士屋ホテルのカレーが食べられないので、ここでゆっくりする時間はナシ。
母は芦ノ湖の遊覧船とこのロープウェイに乗れたら満足だそうなので、観光はここで終了。本当は仙石原とか美術館とか色々行きたいところがあったんだけど、それは又の機会にね。
最後に富士屋ホテルのザ・フジヤでビーフカレーを。
ここのカレーは超有名。フルーティーな風味で牛肉はとろとろ。付け合せのレーズンが美味。
デザートに夫はティラミス、母と私はモンブラン。ティラミスは美味しかったけどモンブランはお世辞にも美味しいとは言えないかも。前に来た時に食べたアップルパイは結構美味しかったのにな。
帰りのロマンスカーは3人とも爆睡。そして夫の熱はまた上がる。きっと色々気を遣わせちゃったんだね。ありがとう。
夜は夫の好物、豚汁。帰宅時はお腹いっぱいだから今日は晩御飯いらないとか言ってたけど、やっぱり食べる~って。ダイエット中の母もちゃっかり食べていました。味がすっかり関東だね・・・と、味噌の濃さに驚きつつ。
私が料理をしたり洗濯をしたり掃除をしたり看病したりする姿を見て母が、「お母さん、やることないから明日の朝イチで帰ろうかな」とポツリ。その顔があまりにも寂しそうだったので、「Yシャツのアイロンかけて」とお願いしてみると、ものすごい嬉しそうにやってくれた。旅行中より嬉しそうな顔だった。世話焼かせてあげるのが親孝行だったりして。
5日、母が帰り、その数日後、私は夫の風邪をもらうことになる。これを書いている今日は熱を出し、丸一日看病してもらっています。熱出した夫に散々、体弱いねぇとか抵抗力ないねぇとか言ったので、しっかり仕返しされてます。