オスマン朝宮廷料理とセマーダンス

今日は、お昼に宮廷料理を食べ、夜はセマーダンスを鑑賞。

Daruzziyafe Turk Muttangi

ダーリュッズィヤーフェという宮廷料理のお店。スュレイマニエ・ジャーミィの神学校を利用した建物。 お昼はテラスも開放。

ほうれん草とポテトのスープ

ケバブ

チキンキョフテ

デザート ???

思っていたより地味。味は、健康を考えてか、全体的に薄味。食感も滑らかな仕上がりでずっと食べ続けていると歯槽膿漏になりそうなゆるゆる系。

デザートがまたナゾ。バラ水を使ったゼリーのようなもので、中にドライフルーツがごろごろ入ってる。味は決して不味くないけど、5口くらいが限界。

セマーダンスの予約がなければ、夜ここに行く予定で、スーツを着ていくべきか悩んだんだけど(一応高級料理店の部類に入る)、全然カジュアルでOKそうだった。ランチだからか値段も安かったし。

セマーダンスはスィルケジ駅のホールで週に3日ほどやっている。

セマーダンスというのは、イスラム教の神秘主義教団、メヴィレヴィー教団の踊り。

音楽から始まり、黒い衣を纏ったセマーゼン(修道士)が5人、後から登場する。そして黒い衣を脱ぎ捨てて、写真のような衣装になり、音楽に合わせてひたすらクルクル回転しながら踊る・・・。

回転は宇宙の運行を意味し、回転することで宇宙と一体になるとか。そして頭をトランス状態にしてしまうらしい。

回転し始めは、右手を左肩に、左手を右肩に固定してくるくる回っているんだけど、徐々に腕を開いていき、右手を斜め上に、左手を斜め下に持っていく。写真は腕を開いている途中。腕の位置の意味は、右手でアラーの恵みを受け、左手は、その恵みを人々に配るということらしい。

セマーゼンたちはこっちが目を回すくらいひたすらくるくる回っているんだけど、微妙に立ち位置が変わる。これが地球の自転と公転を表しているとか。

トルコではYou Tubeが開けないので、動画はそのうちアップします。

Sema Dance

Semm Dance

公演時間は約1時間。こんな終始怪しいダンスは生まれて初めて見た!因みにこの踊りは、ユネスコの無形遺産に登録されています。

昨日、セマーダンスの予約をするのに新市街にあるJCBデスクに寄った。その帰りに同じビルに入っているカフェ文花という日本料理店に入った。

ここのお茶がすごく美味しくて感動した!日本でもなかなかこんなに美味しいお茶には出会えないと思う。注文するとサービスで出してくれるお茶は茎茶。ホント、美味しかったー。新市街に行った際は是非!ってオススメしたいくらい。

Tea

あまりに美味しかったので、店員さんをつかまえて聞いたところ、やっぱり中国産ではなく日本産の良質のものを使っているとか。日本でも中国産の緑茶が多いのにな。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください