オーストリアはケーキの美味しい国。そしてザッハトルテで超有名。
ザッハトルテの元祖はホテル・ザッハー。日本にはデメルしかない。以前オーストリアに行くまではデメルが元祖だと思っていた。
ホテル・ザッハーのザッハトルテ
デメルのザッハトルテ
この二つの元のレシピは全く同じ。ホテル・ザッハーが財政難に陥った際、デメルがこれを援助。そしてそれと交換にレシピを手に入れる。
ザルツブルクのデメルはウィーンのデメルに比べてなんだか質素。味もイマイチ。他のケーキも2種類ほど食べてみたけどなんか物足りなかったな。ザッハーはウィーンに比べるととても居心地がよく、ケーキも日によってバラツキがなく美味しい。
ザルツブルクのスイーツといえば、もうひとつ。ザルツブルク・ノッケール。
上の写真、取り分けてもらう前に撮りたかった。本当はアルプスの山が3つ連なっているように見えるものだったんだけど、太郎と私のお皿に、早々に移されてしまったので・・・。
味は・・・甘い茶碗蒸し。スフレと呼ぶにはちょっと違う気がする。この一山を食べるのにお互い精一杯。上の写真の残りの部分はホント無理でした。(付け合せのストロベリークリームソースはとっても美味しかった)
滞在中ザッハーには4回ほど通ってしまった。他のカフェも行ったんだけど、やっぱりココがいいな。
丘の上にあるのがホーエンザルツブルク城。
お城から見た市内。この景観は世界遺産にもなっている。夜景がまた素晴らしい。でも、お城を照らすライトがあちこちにあって、お城から旧市街の夜景を撮ろうとすると、その強烈な光に邪魔されて無理・・・。
室内楽コンサートの会場。50席ほどしかないけど、予約は特に必要なく、その場で1等席が買えた。1人38EUR。 この日はモーツアルトの曲オンリー。最後にシューベルトを1曲。少人数のコンサートだと肩肘張らずに落ち着いて聴けるので、とても良かった。
ザルツブルクではこんな感じの室内楽コンサートがあちこちで開催されているみたい。ミラベル宮殿にもあった。”聴き比べ”も楽しいかも。
せっかくなのでデメルのケーキも♪
左側、オーストリアでよくみるケーキ。パイ生地にカスタードクリームを重ねて、上層部をハードなキャラメルで固めたもの。垂直にフォークをさしても全然きれいに食べられない。キャラメルの部分だけはがして手で食べたい。