ルカーチ温泉

ハンガリーには温泉がたくさんある。今日はローマ時代から続く伝統の湯、ルカーチ温泉へ。

Lukacs

ハンガリーの温泉はプール併設のところが多い。ここもそう。ここのプールは屋外にあって、プールの水は普通に冷たいので、入るのに勇気が・・・。あと、どこのプールも水泳キャップの着用が必須。ひとつ2,5EURくらいで貸してくれた。

プールと言っても、遊べる雰囲気ではなく、ただの25mプール。プールの両端2mくらいまでは足が着くんだけど、それ以外の場所は180cmくらいの深さなので、私は水に埋もれる。ここで太郎のいつものスパルタ精神がでて、練習!とか何とか言われたが、寒いので却下。

ハンガリーの温泉には、日本式、つまり裸で入るところも多い。ルカーチ温泉は水着着用。

ここの温泉は全てぬるめ。泉質は炭酸水素系硫黄温泉で無色透明。筋肉痛・関節炎・腰痛に効く。飲むと慢性胃腸炎に効果アリ。チケット売り場のところで、飲める。ビールジョッキで飲んでいる人がいた。

この温泉にいる間、太郎が何だか落ち着かない様子。ある雑誌で、温泉はゲイの社交場という記事を読んだからか。その記事によると、円形の浴場の中央にひとりでいるということは、パートナー募集という意味らしく、この温泉にも実際に中央に行く男性がちらほら。そしてキョロキョロしているところが何だか意味深。

ただ単に真ん中の深いところにいたいだけかもしれないけど、記事を読んでしまった太郎にはちょっと受け付けがたい状況だったようだ。私がひとりでサウナに行こうとしたら、ひとりにしないで・・・と言ってきた。面白いのでひとりにしてみた。

サウナは超満員。おじさんがひしめき合っている。サウナに男性がいる状況ははじめての体験なので、ドアを開けた瞬間リタイア。やっぱり日本の温泉にように、男女別々が落ち着く。

あんまり長湯できるような温泉でもないので、1時間半くらいで退散。温泉の効果はシャワーで流してしまうと無駄になるので、いつもは控えるのだけど、今日は何となく浴びたい感じ。でもこの温泉のシャワーは水道水ではなく温泉でした。

この温泉には療養施設もある。そこでは塩風呂や泥風呂が医学療法として用いられているそう。ガイドブックには、単に、「この温泉には塩風呂・泥風呂がある」と書いてあったので、一般人用の温泉についているものだと思っていたら、治療棟のほうだったみたい。

Orszaghaz

温泉に向かう途中に見える国会議事堂。とても立派。ドナウ川にしっくりくるような気がする。後で知ったことだけど、この中はとても豪華で、トイレまで美しいらしい。ガイドツアーのみだけどちょっと行ってみたかったかも。

明日はクロアチアへ。世界ふしぎ発見で見て以来、太郎が行きたい行きたい言っている場所。どんなところなのかなー。

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