マチュピチュ3日目。今日はのんびり遺跡を観光する予定。
マチュピチュは観光客がものすごく多く、どこから写真撮っても、人が写る。朝早くなら・・・と思い、7時半頃に遺跡に到着。すでに人がいっぱい。甘かった・・・。
1番最初に見える、管理人の住居跡から見たマチュピチュ。何気にここからの景色が1番お気に入りなんだけど、あいにくの雨模様。雲がかかっているのも空中都市っぽくていい気もするけど。
マチュピチュは、広場を中心に、四方を階段で繋いでいて、その数は3000段。その先にあるものは、見晴台だったり、神聖な儀式を行う場所だったりする。
私達はとりあえず、ワイナピチュとは反対側にある、見晴らし小屋のほうから見て回ることにした。
これが見晴らし小屋。ここから全体が見渡せる。当時のここでの生活で、1番責められるべき行いは、「怠ける」ことだったそう。ここから段々畑を一望し、怠けるものをチェックしていたのかな?今では、写真スポットになっているけど。
遺跡内やその付近の至るところに段々畑がある。ここでの作業は並大抵のものではなかったはず・・・。
断崖絶壁にある段々畑。
マチュピチュの発見者、ハイラム・ビンカムは、麓の村の少年をガイドとして、当時の1ソルのお金で雇い、段々畑を登ってマチュピチュを発見したらしい。
約1万人ほどが生活していたと言われているけど、ここの畑を耕していたのはどれくらいの人数なんだろう。
↓ 水路もある。
そういえば、リャマがどこかにいるはず・・・。いない・・・。見晴らし小屋から探してみたけどいない。人が多くてどこかに隠れちゃったのかな?
見晴らし小屋からさらに山のほうへ行く道がある。だぶんインカ道。マチュピチュ山に登る登山口があった。この山に登れるのはあまり知られていないらしい。
この近くで何だかよく分からないフンを発見。近くにいる!と確信しずんずん進むと、やっぱりいた!
かわいい~!この子はまだ子供。人間の近くを通り過ぎるときは、ちょっと早足気味。耳がうさぎみたい。
頭の部分を触ってみたけど、すごくふわふわ。 実はこの子達は、管理されたリャマ。耳にピアスがはめてあって、番号がふられていた。リャマはインカ帝国では、運搬用に使われていたそう。50kg弱の荷物を1日20km先まで運べるらしい。
リャマを眺めること40分。まだ遺跡の4分の1ほどしか見ていないのに、すでに2時間経過。ここからはちょっと急ぎ足。
↓ うさぎも発見。
神聖な儀式の広場や市民の集落、貴族の集落などを見て回る。市民の集落と貴族の集落では、造りの丁寧さが違った。
見事に積まれた石。
きれいなアーチの石。
↓ 門。
休憩の椅子かな?
↓ これは太陽の神殿と呼ばれている場所。クスコのサント・ドミンゴ教会にある太陽の神殿と類似していることから、こう呼ばれているらしい。クスコ滞在時にドミンゴ教会は行ったのだけど、高山病でバスの中にいた記憶。駐車場からの写真しか撮ってない。
夏至と冬至が正確にわかる窓があり、太陽暦による観測が行われた場所・・・とされているが、本当のところは謎らしい。
この太陽の神殿の中に、「毒蛇の通路」と呼ばれる穴がある。それを見たかったんだけど、太陽の神殿の周りは迷路のようで、入り口を見つけられなかった。多分、中には入れない。
ガイドブックによると、その通路は、途中で鋭角に屈折して反対側に抜けているとか・・・。どうやって造ったのかも解らないらしい。
言葉だけだと何のことかさっぱり解らなかったので、自分の目で確かめたかった。
太陽の神殿の周りは、道が狭く、又マチュピチュ観光のハイライト?的な場所でもあって、すごく人が多い。あちらこちらでツアー客が道を塞ぎ、ガイドの説明を聞いている。おかげでこっちは、階段の途中で立往生・・・。
どっと疲れて、時計をみると、午後1時。何だかんだで5時間ほどいた。5時間ゆっくりみて、やっと全部見れるって感じでした。
太陽の神殿から撮った写真。これがたくさん撮った中で1番人が写ってない写真。
↓ これは「聖なる岩」 はるか向こうに見える山と同じ形らしい。そしてこの石に触れるとパワーを感じるらしいが・・・。
私達も触ってみたくて、ここに行ったんだけど、見ての通り、ベンチと化していた。みんなつかれた顔なのに納得だけど。
マチュピチュは死ぬまでに一度は見ておきたい場所だったけど、もう1回行きたいかと言われれば、どうだろう。高山病で身体はへとへと、その上3000段の階段はキツかったぁ~。もっと旅に慣れて体力ついたらまた来たいと思うかも?
マチュピチュ観光の締めにマチュピチュ村のベストレストラン賞を毎年獲得するというレストランに行ってみる。
久しぶりの大ヒット!飲み物から前菜、スープ、メイン、デザートに至るまで、全て美味しかった。素朴なんだけどしっかりした味わいで、野菜もたっぷり。バターも手作りだったし量もちょうどよかった。飲み物を入れて、1人US$25ほどで手頃。
ペルーもチップの習慣がある国だけど、心から払いたい!と思えるお店でした。
↓ クスコへ帰るビスタドームの車内はファッションショー。
帰りはお疲れモードなのでいまいちどこからも私達も含めて購買欲が感じられないけど、ショー自体は楽しかった。
マチュピチュ3日間、ものすごく体力が必要だったけど、満喫できたと思う。後になってまたこの日記を自分で見たら、なんであの時もっと体力を振り絞って探検しなかったんだろう、夫はもっと先へ行きたがってたのになって少しの後悔と一緒に思い出したりするんだろうけど、それもまた思い出。
このブログ読んでマチュピチュさらに行きたくなりました!
今すぐ行きたい(笑)
私たちがペルーに着くころはいつだろう・・・。
3000段の階段登れる体力残ってるかな・・・?(笑)
カフェやレストランのページ、楽しみにしてます!
私たちは1食$25もする食事、日本を離れてかれこれ3ヶ月半、一度も食べてないですが、幸子さんがここまで褒めまくるレストランならぜひ行ってみたいです!夫を説得しなきゃ(笑)
みゆきさんへ。
コメントありがとうございます!
マチュピチュに行った際には是非ワイナピチュに登って下さいね☆ すっごくハードですが(笑)
できれば、私達(あ、私のみかな?)が挫折した、グレートケーブの方へも・・・。
ホームページの記事も楽しみにしてますね~♪