ワイナピチュからマチュピチュを臨む

今日はいよいよマチュピチュ遺跡観光。

バスで超くねくね道を走ること20分。遺跡の入り口に到着。入場料s/122。(約¥4,000)
ちなみにバス代は往復US$12。私達は1日分のバス代と入場料のチケットを持っているけど、ペルーの物価からして破格だと思う。

入場窓口からしばらく歩くと、まず管理人の住居跡が見える。それを越すと、知っているマチュピチュの姿が見えてくる。

マチュピチュ遺跡

広い!広いよ!意外と小さいとか言った人がいたけど、大きい!これは見るのに相当体力がいるかも・・・。

じっくり遺跡観光といきたいところだけど、今日はとりあえずワイナピチュに登る。

ワイナピチュはマチュピチュを一望できる山で、1日の入山制限があり、400人まで。朝7時から13時まで。なので朝イチで行く予定だったけど、遺跡入り口に着いたのは10時・・・。

ここから登山口までは、遺跡を突っ切る感じで行く。周りに広がる絶景をよそ目に、走る走る。登山口に着くまでに結構疲れた。

私達は301番目と302番目だった。何だ、余裕じゃん!

ワイナピチュ

これがワイナピチュ。マチュピチュが老いた峰という意味を持つのに対して、若い峰という意味らしい。

この山、登れるのかな?断崖絶壁に見えるけど。私達の前に並んでいる女の子はヒールを履いている。ナメてるでしょ?と思っていたら、結構サンダルの人が多い。

登山口で名前を書き、いよいよ登山開始。わりとなだらかな階段が続く。・・・続く。・・・続く。

後ろが詰まっているので休むわけにもいかず、前へ前へ。下りてくる人と道が同じで、下りてくる人に道を譲って、自分は休もうと試みたが、やっぱり登る人優先。

階段はだんだん急になり、朝の雨で濡れている。ズボンを汚さないように気をつけて歩くあたりにまだ余裕があるかも。

50分くらい登った辺りで、下りてくる人みんなに、あとどのくらい?と聞く私。10分って言う人もいれば20分って言う人もいるんだもん!

ガイドブックには40分くらいで着くって書いてあったけど、私達は結局、頂上までたどり着くのに、1時間ほど要した。

↓ ワイナピチュから見えるマチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までのハイラムビンカムロード。道路はくねくねだけど、有名なグッバイボーイは直線移動ってのがわかりやすい写真ですね。もういませんが。

ワイナピチュ2

やっと見えた絶景!苦労したせいか、これには本当に感動した。もう汗だく。

ワイナピチュからマチュピチュ

ワイナピチュは、観光客がマチュピチュを一望するために登れるようになったものだと思っていたけど、違った。ここにも遺跡があった!

ワイナピチュ3

↓ 水も流れてた。

ワイナピチュ4

1番高いところからマチュピチュをズームで撮ってみた。

ワイナピチュからマチュピチュ遺跡3

↓ ハイラムビンカムロードとマチュピチュ遺跡、右手前にワイナピチュの遺跡も写ってます。

ハイラムビンカムロードとマチュピチュとワイナピチュ

1番高い場所にあたる岩。ちょっとコワイ。

ワイナピチュ5

これは少し下ったところの広い岩で寝転がっている夫。

ワイナピチュ6

↓ ずり落ちそうで怖い。奥のカップルとの違い・・奥のカップルは男性がいつでも支えられる体勢で、うちの夫は、傾斜と水平になって、ただ岩肌の地面に寝っ転がっている写真を撮ってました。

ワイナピチュ7

頂上で休憩している時に会った鳥。コンドルかなー。コンドルは頭がハゲているので違うんだろうけど、この鳥はとっても凛々しい感じのヤツでした。

コンドル

コンドル2

マチュピチュを上から見ると、コンドルが羽を広げているように見えるらしく、みんな両手を広げて、崖っぷちに立ち、写真を撮っている。

私にはどこが頭でどこが羽か分からないんだけど、太郎にはちゃんとそう見えるらしい。ん~~と考えつつ、とりあえず私もみんなと同じポーズで写真を撮っとくことにした。

1時間くらい頂上にいたら、かいた汗のせいか寒くなったので、もったいないけど下山する。よく言うけど、確かに下りのほうが筋肉を使う。足が笑ってる。

でも登りよりちゃきちゃき進む。途中の分かれ道で、月の神殿に行く予定。でもその前にもうひとつ分かれ道を発見。

分かれ道

太郎のまさかの一言。「行ってみない?」 「・・・・」  階段を下る。何てラクなんだーと調子にのって下りまくる。そして気づく。どうも帰りもこの道を通らないとダメなことに・・・。そして下り切って目に入ったものは、ものすごい長い登り階段・・・。これをみて完全に戦意喪失した私。

たまたま、その階段から降りてきた人がいて、どのくらいで着くのか聞いてみたら、40分か1時間くらいって・・・。しかも、ここから降りてくるってことは、やっぱり帰り道はこの道なのね・・・。

それでも行きたそうな太郎なので、ここで待ってるから行って来い!と言ってみたけど、一緒に行こーと言われ、行きたくない、行こう!の繰り返しとなり、結局私の弱音が勝った。

ぶーぶー文句を言いながら、下った道を登る私。不平不満は1度でも口にするとダメだね。どんどん出てきちゃう。悪い癖。反省。

10時半くらいに登り始めて、下りてきたのは14時過ぎ。結局、月の神殿への道が分からず、そのまま下りてきちゃった。

このまま、遺跡観光をするつもりだったけど、今度は太郎が、「明日にしない?」と言ってきたので、のった。お腹すいたし。

今すぐご飯が食べたくて、遺跡のすぐ隣りにあるマチュピチュ・サンクチュアリでお昼ご飯。ビュッフェだから待たなくていいのが素敵。

↓ すごい人を発見!子供背負って頂上まで来てる。幸せそうな家族。

a robust man

私も小学生の頃、犬(パグ)を抱っこして、鳥取県の大山(「だいせん」と読む)に登ったことがあるけど、7合目でダウン。帰りは犬に自力で歩いてもらった。

ガイドブックやツアー会社の人は、この山に登るのは危険というけど、よほどのことがない限り、絶対落下したりしないと思う。毎年落下者がいるらしいけど、どうやったら落ちるのか、逆に疑問・・・。

2 コメント

  1. 太郎&さっちゃん★
    遅ればせながらあけましておめでと!!
    ・・・と、いいますか、
    幸子さんはじめまして(^▽^)/
    お正月にブログのことを聞いて、
    南極の話で盛り上がり・・・はやく拝見したかったのですが、
    今になりましてすみませんm(_ _)m
    それにしても写真満載ですごいねぇ~
    TVでしか見たことない映像が目下にあるんだもんね。
    うらやましいです♪ってか、すばらしいです☆☆

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