土ボタル&泥風呂

昨日のうちにワイトモ・ケーブまで移動。ここは土ボタルで有名な場所。観光地なのに何もない。夜ごはんを食べようとしても、ハンバーガーかピザしか見当たらない。

今日は土ボタルを見に行くことにした。

ワイトモケーブ

残念ながら、土ボタルのいる洞窟内は撮影禁止。土ボタルは蛍とは全然別の生き物で、蚊に似た昆虫。この昆虫が幼虫のときに獲物を捕まえる為に、絹糸のような発光する糸をたらす。これが土ボタルの正体。洞窟の天井はこの光で、まるで天の川のよう。とても生き物が放つ光には見えなかった。

ここの洞窟の中は約14度。ガイドの人は寒くないと言っていたけど寒かった。

ワイトモでは土ボタルの他に、ブラックラフティングというアクティビティがある。真っ暗の洞窟の中をタイヤチューブで進んでいき、3mほどの高さの岩から滝壷へ落ちるというもの。楽しそうだけどこれは又今度!

午後、北島のなかで1番楽しみにしていた場所、ロトルアへ向かう。ロトルアは温泉街。今日は日本風の温泉宿に泊まる。テルメリゾートスパという宿です。

テルメリゾート

宿の露天風呂。硫黄風呂。肌がつるつるになる。病気の時、我が家のごはんは必ず和食。夫も今回ばっかりは和食が恋しくなったらしい。温泉に入る前に和食を食べに大和というお店へ。ここんとこ半人前も食べられなかったのに、この日は半分より多めに食べていた。このあと温泉に入り、体ぽかぽか。きっとそろそろ熱も下がるでしょう。

次の日の朝、体温測定。やっと平熱!!よかったぁぁぁ!

今日は午前中ロード・オブ・ザ・リングのホビット村ツアーに行って、その後ヘルズ・ゲートという地熱地帯のテーマパークへ行く予定。

ヘルズゲート

ヘルズ・ゲート。その名のとおり地獄のよう。あちこちから湯気。ふつふつお湯が湧き出る音。硫黄の匂い。今日も結構寒いんだけどここは暖かい。

ヘルズゲート悪魔の温泉

これは悪魔の温泉って名前がついていた。水深6m。水温70度。マオリ族の最高司祭が入浴していたとか。一体どうやって・・・?

テーマパーク内あちこちから湯気が上がっててテンションもあがる。あまり見たことのない色だったりして面白い。

ヘルズゲート2

ヘルズゲート3

ヘルズゲート4

このヘルズ・ゲートには併設されたスパがある。そこで泥風呂に入れるそう。ミネラルたっぷり、美肌効果抜群といわれたらもう入るしかない。

ヘルズゲート泥スパ

写真撮りに来てくれるとは思わず、顔に塗りまくり。でも超汚れが落ちる!ハマる。旅立つ前、荷物リストの中に、モンモリロナイトとかカオリンとか粘土系のクレンジングを小分け袋に入れて持っていこうとしていたんだけど、明らかに見た目が怪しい。空港で止められてもイヤだし持ち歩くのは断念したことを思い出す。

ここの泥はお肌の弱い人でも大丈夫だと思う。夫のアトピーも泥を塗ったところは驚くほど良くなった。そしてこの泥はここで買える。ニュージーランドに来てから美容用品ばっかり買っているかも。

 

余談。

ロトルアに着き、チェックイン後、薬局でうがい薬を買おうと出かけた。どうも扁桃腺炎らしい。そのことを薬剤師に伝えたところ、病院に行くことを薦められた。発熱から3日。毎日病院行こうと言っていたけど聞く気配なし。でも温泉に入りたかったのか、ここで決心。病院へ!

診察まで30分くらい待ち時間がある。退屈だろうと思い、本でもとってきてあげようと車に戻る。が、駐車したはずの場所に車がない。ちょっと焦りつつ、うろうろしてみるけど、やっぱりない。どうしよう・・・。スーツケースいれたまんま。航空券もコンタクトもパソコンも全部車の中なのに。

頭が混乱して夫に泣きつく。車がないの!・・・このときも39度あったのにお構いなしに巻き込む私。

ここに停めたよね?ここだよね?だんだん夫も焦りだす。ちゃんとお金払って駐車したからレッカーではなさそう。盗難・・・・?半泣き状態で夫の後についていく。思考は停止。

冷静にならないと。夫がパーキングメーターを見て気付く。盗難だったらこのメーターをゼロにはできないはず。2時間料金を払ったから、本当にこの場所に停めたんなら、メーターの時間がゼロじゃないはずだよね?と・・・。

私は『ド』がつく方向音痴。車を停めた場所を忘れてしまっていただけだった。ここだと思っていた場所と全然違う場所にちゃんとあった。本当にごめんなさい。2日連続で高熱の夫にサプライズを与えてしまった。・・夫から、この時のこと思い出すとヒヤっとしてイラッとすると言われてます。

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