4日の午後10時発の船で北島のウェリントンへ。着いたのは5日の午前1時。
8時起床。今日は世界遺産トンガリロ国立公園へ行く。ロード・オブ・ザ・リングのモルドールのロケ地として使われた場所らしい。
午後2時。目的地到着。2時間のトレッキングコースを選択。
15分くらい歩くとこんな風景が広がっていた。殺伐とした風景。この辺りは活火山地帯。少なくとも9年に1回は噴火する山がある。なのでこの辺り一帯は未発達な森になっている。
水の周りに緑が広がっている。その周りはやっぱりごつごつとした岩や未発達の草原。こういう殺伐とした景色の中、のんびり歩くのは初めて。ちょっと寂しげな感じもするけど、大地が生きてるって感じも伝わってくる不思議な場所。
ロード・オブ・ザ・リングでフロドとサムがゴラムの案内でモルドールに向かう途中、こんな沼地があった。ここにフロドが落ちるってシーン。ここかどうかは分からないけどこんな感じだったなぁとか思いながら歩く。
約1時間ほど歩くと滝にたどり着く。夫は水辺が好き。だからこのコースにしたんだろうけど。
滝ってそばにいるだけで気持ちいい気がする。
この滝が中間地点。帰りも独特の景色の中を歩ける。旅に出てから歩くことがとても好きになった。
サムがフロドを背負って指輪を捨てに行くシーンで使われた場所に行きたかったんだけど、どこか分からず、またこれ以上高熱の夫を連れまわすのは気が引けたので、又今度来た時に行ってみたい。
トンガリロ公園に向かう途中、ニュージーランドらしい、雪を頂いた山があって、あまりにキレイだったので、車を道路脇に停めて写真を撮ろうと車を降りた。
道路を渡っているとき、車の中から夫の叫ぶ声が。喉が腫れて声がでないはずなのに?と思い足を止め振り返る。何ともなさそうなので、再度方向転換し歩き出そうとした瞬間、車が・・・!私の服のファスナーが車の窓ガラスに擦れる音が聞こえた。
車は私のギリギリのラインで通り過ぎ草原に突っ込み急停車。そして私めがけて急速バック。すごい剣幕で叱られた。こんなにこっぴどく叱られたのは小学生以来かもしれない。
もう写真どころではなくなり、夫がいる車へ戻る。夫は気絶寸前。私が生きていることを何度も確かめる・・・。それを見て、急に怖くなった。叱られているときは何が何だか分からなかったけど、本当に間一髪だったんだと・・・。
ニュージーランドの田舎道はだいたい100キロ制限。みんな120キロ以上で走っている。道路脇には等間隔でポールがたっている。今回たまたまそのポールがたっていなかったから、車も無傷で済んだ。
夫の叫びとちょっとの偶然で私は轢かれずに済んだ。旅立つ前、お世話になった人からもらったお守りも効いたのかもしれない。
さちこへ
危ないなぁ~(*`д´)
ちゃんと気をつけてよ!さちこにはたろうくnだげじゃなくて、
日本にお母さんがいるんだからね!!(あとさなえも)
ロード・オブ・ザ・リング観てないからよくわかんないけど…
さなえ的には、9年に1回も火山が、噴火するような所には
住みたくないです(笑)ファンタジー感はあったけど…
ロード・オブ・ザ・リング、ヒマができたら観よっかなぁ♪
お正月ヒマやし
たろうくんへ
だめですよ~熱があるときは無理をしちゃあ
病気のときはお薬飲んでカラダを休める…鉄則です
あんまり無理すると、思わぬ症状になって大変なことになるから
しかも、咽がはれてて声がでないような状態でお出かけなんて
とんでもない!!
一応耳鼻咽喉科に勤めてるので言っちゃいますけど、
あんまり無理してると、ゴハンも食べれなくなって
水も飲めなくなって…息もできなくなっちゃうんだから!
まぁ、それから1週間1経ってるから今は元気かもしれないけど…
お薬は治ったと思っても2,3日は飲んでた方がいいです。
お説教みたいになっちゃってごめんね
さなえへ。
いろいろ心配かけるです。ごめんよぉ。
ロード・オブ・ザ・リングはぜひぜひぜひぜひ見て欲しい!3部作で1部3時間くらいあるから見るの大変だろうけど。
最後まで見たとき、生まれて初めて太った男の人をカッコイイと思った!サムのことなんだけど、超いい役だよ。
太郎へのアドバイスありがとうね。太郎が初対面?で恥ずかしいっていうから私が代筆。
ちょっと無理しすぎたのでこれからは気をつけますって~。
ちなみに今は無駄に元気だよっ!