カタジュタ&ヘリコプター

朝サンライズを見に行った。4時半起床。今日は寝坊なし!

朝は寒い。サンセットポイントは、ツアーバスと一般の車は別々の鑑賞場所が与えられているんだけど、サンライズポイントはみんな同じ場所。日本人のツアー客が一番よさげな場所にズラーっとイスを並べて、おにぎりセットを食していた・・・。何だかものすごい浮いていた。妙な違和感・・・。

サンセットほど色の変化のようなものはなかったけど、とても気持ちがよかった。写真は撮ったけど人の頭が写ったりで・・・。とりあえず道路が混む前にホテルに一旦戻る。そして寝る。

9時ごろまた起きて、カタジュタに向かう。カタジュタとは沢山の頭って意味らしい。ウルルの1枚岩に対して、カタジュタは30数個の岩郡。

カタジュタ

ここも所々ウォーキングコースがある。歩いてみる。岩と岩の間に清々しい風が吹き抜ける。とても気持ちいい。ハエも思っていたより全然少ない。

カタジュタウォーキングコース

カタジュタウォーキングコース2

カタジュタ水たまり

ここの水たまりには沢山のおたまじゃくし。天敵がいなくて平和そうに見える。でも雨が降った後の水たまりって感じだったから干上がるまでにカエルになれるのか心配になったりした。

カタジュタ風の谷

ここは風の谷という場所。どうしても風の谷のナウシカを思い出す。ウォーキングコースがいくつかあるんだけど、暑いため封鎖しますって看板が建っていた。

ヘリコプターに乗るまで時間が余ったからカルチャーセンターに行くことにした。

カルチャーセンター

ここはアボリジニの人々とウルルの関係について色々展示してあった。アボリジニの人々は「ジュクルパ」という独自の規律の下に生活を営んでいる。その規律は複雑で、一生の間を通して段階的に学ぶものだそう。

その規律の主な柱は、互いに尊敬しあうこと。人に対しても自然に対しても、いかなる関係に対しても。

こんな風に言葉にすると簡単なことのように思う。でも自分はできていない。だから登山口に「怪我をするかもしれないから登らないで下さい、アボリジニにとって神聖な場所なので登らないで下さい」等と書かれていても、登りたい気持ちしか湧かなかった。

神聖な場所ということもあるけど、アボリジニの人々にとって、自分達の聖地で誰かが怪我をすると、怪我をした人と同じくらい痛い想いをするのだそう。とても辛いことなんだそう。私達は結局2日とも天候により、登山できなかった。でもそれでよかったと思う。登りたいと思う人は、アボリジニの人々のこんな風な気持ちを知った上で登るのであれば、OKなんじゃないかなと思った。

カルチャーセンターのカフェ

カルチャーセンターの中にあるカフェ。ケーキにつられて入る。全部が手作り。 それにしてもクリームが大量・・・。やっぱり大雑把な国だと思う。

そろそろヘリコプターに乗る時間。私は乗ったことがないのでドキドキ。

ヘリコプター

ウルルの草原

あたり一面赤い大地に緑。ヘリのパイロットが言う。「砂漠砂漠って思っているから緑に驚いたでしょ?みんなそうなんだよ」と。確かに驚いた。エアーズロックに着いた時からへぇ~緑だ~と驚いていた。砂漠でも育つ木があって花も咲く。アボリジニの人々の食料となる貴重な木の実などもここにあるそうだ。

ラクダ

ラクダがいた!ヘリが近づこうとしてくれる。その音にびっくりして一生懸命走って逃げる姿がコレっ!ラクダは走るのがあまり得意でないことを知った。驚かせてごめんっ・・・。

上から見ていると、所々ありえない場所に車の跡がある。おそらくアボリジニの人々が走った後。アボリジニの人々の大半は都市に出て行ったそうだ。なので時々車でここに来ているのかもしれない。

オルガ岩群

カタジュタ

オルガ岩郡とウルル。遠くに小さく写っているのがウルル。どうしてもこのふたつをひとつの写真に収めたかった。

オルガ岩群とエアーズロック

上からみたウルル。絵葉書でよくみる風景。これが見れてもう大満足の私達でした。

上空からみたエアーズロック

ここでひとつ。この記事は以前に一度載せて、ある方からのコメントにより一時全削除しました。
そのコメントの内容は、「ウルルの上空写真撮影は禁止、またウルルの写真自体をネットで公開することも禁止。勉強不足でがっかりした」というものでした。
ヘリコプターのツアーでは、フォトセット36分というのに申し込み、ツアーデスクの方に、カメラを忘れずにね~と言われました。なので、ブッシュウォーキング中、至る所に撮影禁止の建て看板があったから、上空からだと写ってしまうんじゃ・・・と思ったんですが、遠方から撮るのはOKだそうです。

そのコメントの方の知人がエアーズロックリゾートで働かれていたそうです。なので正しい気もしますが、上空撮影禁止と言われているので、いまひとつ正しいのかどうかわかりません。エアーズロックリゾート内にあるシーニックヘリコプターという会社のツアーでは写真コースがあるのだから。又ネット公開の件の可否については、調べたところ、これも分かりませんでした。なので、詳しい方がいらっしゃいましたらコメントお願いいたします。

夜、星を観にエアーズロックリゾートの外へ。真っ暗の中車をとめてしばらく星を観察。すると、近くの茂みから男の人7~8人くらいの笑い声が!どうやらアボリジニっぽい。こんなにリゾートの近くにいるものなのかな?そういえば、道路の脇に入らないで下さいって標識が建っていた箇所かも・・・。近づいてみたかったけど、何だか急いで宿まで帰ってしまった・・・。

生まれて初めてドミトリーに泊まってみた。エアーズロックは宿泊施設が5件しかない。そのうちひとつはキャンプだし。

でもやっぱりドミトリーは無理だった。今回の旅で1回くらいは泊まってみたいと思っていたけど。今回は4人部屋。あとの二人はドイツ人。一昨年ドイツに行ったこともあって話がたくさんできて楽しかった。そういう点ではドミトリーは魅力的だけど・・・。

2 コメント

  1. そっかそっか♪役に立ってよかったよかった(^o^)
    ストールの使い方、あってるよ!
    送ったものが役に立ってるようで、嬉C♪
    おたまじゃくしがちゃんとカエルになれるか心配ってゆうコメント
    さちこらし→(^○^)って思わず笑っちゃった
    ケーキの写真は、さちこ撮影かなぁ…
    変な写真はないから、どっちが撮ってるかわかんない
    毎回毎回、絵葉書みたいな写真ばっかで感心感心(^^♪
    ドミトリーってなぁに?σ(^_^; )

  2. さなえへ。
    うふふ。ありがとう。(ケーキは太郎撮影だよ・・私は食べるのに忙しいから)
    ドミトリーってのは相部屋のこと。ひとつの部屋に4人とかが一緒に寝るの。20人部屋とかいうのもあるらしい。ちょっと無理でしょ?

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