上海滞在1日目のディナーはラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションへ。
ラグジュアリーカードを通して予約。国内で時々利用しているリムジンサービスが海外でも開始され、上海もその対象地域。
リムジンが利用できるレストランはラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションと8½ Otto e Mezzo Bombanaの2店舗。せっかくだからどちらか行ってみようということで、今回はロブションへ。
国内だとゴールドカードの場合は往路復路どちらか選べますが、海外リムジンの場合は往路のみ。
水も付いてます。
知人からペニンシュラのバーからの夜景がオススメと聞いていたので、レストランの予約時間より早めに迎えに来てもらってペニンシュラで軽く飲む予定だったのですが、ロブションからペニンシュラまでの景色が綺麗で、そのまま外灘を散歩しているうちに予約時間に。
↓ ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション入口。
↓ 結婚記念日と伝えていたので、テーブルにバラの花びら。
窓際席だったので少しだけ夜景が見えました。
↓ ウェルカムシャンパンはヴーヴ・クリコ ブリュット。
↓ フォアグラとパルメザンエマルション。アミューズにしては味が濃い目。フォアグラが苦手なのでこのくらい塩気が強いとまだ食べやすい気もする。
豚肉のリエット。濃いめのお酒が飲みたくなる味付けです。
↓ ロブスターのラビオリ。ナツメグとローズマリーの香りと辛めのビネグレットソース。
アーティチョークのフリット。ウコンとひよこ豆のカプチーノ仕立てのソース。何となく中華の味がします。アジア人には馴染みのある味。中華料理の一品として出てきても違和感ないかも。
パンの種類が多い。バターは自家製でとても美味しかった。
ホタテのソテー、麦のリゾット甲殻類ソース。
ペアリングのワインはオリヴィエ・ルフレーヴのPuligny-Montrachet Enseignères 2014。
↓ スコティッシュサーモンのソテー。雲南キャベツとマラバルペッパーソース。
↓ 和牛テンダーロインのロッシーニ風。
一般的なロッシーニ風は牛肉のソテーの上にフォアグラがどんっと乗っているイメージですが、ロブションの場合はお肉とフォアグラを一緒にローストした状態でサーブされます。
お肉は残念ながら臭みがありました。マデラワインソースとマスタードの酸味が重くなりがちな一皿を軽くしてくれます。でもこれは食べきれなかったな。
ペアリングのワインはChateau TALBOT 2011。
ロブション名物、マッシュポテト。レシピが気になる方はrobuchon potato puree recipeで検索してみて。材料はシンプルそのものですが、作業工程はなかなか大変。茹でる時の温度も大事。じゃがいもの種類はメークインなんだそうですよ。
↓ 口直し。レモンきゅうりのゼリーとゆずシャーベット。少し日本酒が入ってます。美味しい。レモンきゅうりは英語でLemon Cucumber。海外の市場では見かけるけど日本で見たことないかも。レモン色した丸い実の中身がきゅうり。果物のような見た目だけど味はズッキーニ。
デザートワインはピエモンテのBRICCO QUAGLIA。マスカットのワインです。甘くて美味しくてリーズナブルなので日本に帰ったら買うと決めた一本でした。
デザート。ライチのパルフェとヨーグルトソルベ、ラズベリーソース。
プチフール。真ん中のブタさんは干支ですね。中にはラズベリーのクリームが入っていて美味しかった。
カプチーノのカップが店の雰囲気に合っていて綺麗。
マカロンと焼き菓子のお土産。
7皿のコースにワインペアリングで1人2,676元。上海は高いなぁというのが正直な印象。雰囲気とホスピタリティは抜群にいいです。料理はアジアンテイストが強く出た創作フレンチで、フレンチを食べているのか、モダン中華(ってジャンルがあるかは知りませんが)を食べているような感じかなぁ。味は美味しいんだけど、一皿一皿にレシピとのズレがあるんじゃないのかなと思う節がありました。そこを楽しめるならオススメのレストランです。
次は上海ディズニーランドの日記です。