【2019年6月2日〜5日の日記】
上海まではMSCスプレンディダというクルーズ船に乗って移動しました。ポジショニングクルーズのため格安で乗れます。
山下公園から大黒ふ頭まではシャトルバスが出ています。この日はMSCの他にも飛鳥Ⅱの乗客もいたので元町・中華街駅から山下公園周辺はスーツケースを持った人の列が凄まじかったです。
私達はシャトルバスの列を見て、とても並んでられないと思ったので直接タクシーで大黒ふ頭へ行きました。タクシー代は2,500円程度。
↓ MSCスプレンディダ号。大きい!本当にマンションみたい。大黒ふ頭は飛行場と同じように自由には歩けないので、船全体の写真を撮るのは難しい。
出港は23時ですが、乗船は13時から。シャトルバスではなく直接行ったおかげでチェックインも並ぶことなくスムーズに終わり、13時過ぎには船内に入れました。
↓ 船内メインロビー。階段はスワロフスキークリスタル。
部屋へはまだ入れないので、とりあえずランチと船内探検。ここから船の説明のような写真が続きます。
↓ 乗船後に利用できるレストランはビュッフェレストランのみ。
フルーツ類が充実しています。カットしたものもあるのだけど丸ごとのほうが人気。
ピザはずっと焼き立て。スタッフの方が一番忙しそうにしているエリアでした。部屋にデリバリーもできます。
チーズとハムのエリア、ハンバーガーやホットドックなどのエリア、エスニック料理のエリア、和食のエリア(永谷園のお茶漬けがあった・・)など写真を載せるとキリがないほど広い。
↓ 一通り食べ物チェックしてやっと着席。横浜港を見ながらビールを。
レストランで一息ついたころに部屋に入れるアナウンスがあったので部屋へ。
今回、私は水戸→実家→大阪→横浜、主人は水戸→東京→バンコク→大阪→横浜という途中夫婦バラバラの移動だったので、上海行き用のスーツケース(写真水色のもの)は水戸から船へ直接送りました。(こういう途中まで別行動の場合、3パターンの荷物の用意が必要なんですがそれは私の役割)
SGムービングという佐川急便がやっているクルーズ船専用の配送サービスを使うと、家からクルーズ船の船室まで運んでくれるんです。本当に船室まで運んでくれるのか不安だったけど無事受け取れてホッとしました。もし、部屋に荷物が届いていなくても、一度乗船すると外には出られないので諦めるしかなくなります。
部屋はバルコニー付き。写真を取り忘れたのでないですが、普通に快適で、シャワーの水量も問題なく、また収納も3泊なら十分な容量でした。ハウスキーピングは1日何度も入ってくれます。別料金ですがWiFiも乗船中ずっと使えます。
↓ 船内探検。屋内プール。プールの水は海水。
屋外プール。2日目に入ってみましたが水は冷たいです。そして屋内屋外ともプールの深さは180cmくらいあるので私はあまり長く入ってられません。
テニスコート。観客席があることにびっくり。
スポーツバーにはボウリングレーンも。
この船はバーエリアがたくさんあります。何だかんだ忙しくて利用できませんでしたが、ゆったりするのも全然ありですね。
シアター。大型船でも僅かな揺れはあるので、船上でのアクロバティックなショーは圧巻でした。
カジノ。出港前なのでまだ営業していません。夜は写真撮影はダメですが昼間ならOK。最終日にルーレットをやってみましたが、10ドル勝ちくらいだったかな。結構楽しかった。
カジノに続く階段とメインロビーのスワロフスキーの階段はフォーマルナイト(ガラナイト)がある場合は着飾った方々の撮影スポットになります。カメラマンもいます。今回、ガラナイトがあると聞いていたので私達もフォーマルスーツとドレス一式を持参していたんだけどこの時はなかった。それでもやはり最終日は雰囲気だけでもとみんなおしゃれしてました。カテゴリ的にはカジュアル船なので、結婚式の二次会程度の服の方が多かったです。
免税店もあります。免税店も出港しないと営業できません。
出港日の6月2日は横浜開港160周年。開港祭の花火が船上から観れました。ベイブリッジ越しになっちゃいましたが十分堪能できました。
21時からは避難訓練。ものすごく適当でした。
23時。やっと出港。港からゆっくり船が離れていくのは何となく哀愁漂います。
出港後はプールのあるデッキでダンスパーティー。一番の盛り上がりを見せたのはクイーンのWe will Rock You。
フィットネスジムもあります。一応ジム用の靴等も持参しました。食べてばっかりになるはずだから運動しないと。30分ランニングマシンで汗をかいて、最近プランクを続けているので1分半だけどやって、背中のエクササイズ。写真は海に背を向けてるけど、ランニングマシンは海が見える位置に配置されているので気持ちいいです。
↓ 2日目の朝はルームサービスを頼んでバルコニーでコーヒーとパンを。朝食のルームサービスメニューはちょっと寂しいですけど、物足りなければビュッフェレストランに行けばいいので雰囲気を楽しむ感じで。大海原の潮風を感じながらコーヒーを飲む時間はクルーズならでは。
この船にはVenchiというイタリアのチョコレートブランド店のジェラテリアがあります。イタリアでは有名で、私達はヴェネチアに行った時に食べたことがあります。
↓ 私は塩キャラメルとピスタチオ、主人はチョコレート2種類。ジェラートばかり食べていたのでビュッフェも他のレストランもあまり行かなかったような気がする。毎日数種類はフレーバーが入れ替わります。マンゴーも美味しかった。
↓ これはヴェネチアに行った時のVenchi。泡立て器が印象的で記憶に残ってました。Venchiのチョコレートは日本橋三越や東京駅構内の丸の内グランスタで買えます。多分チョコレートのジェラートも食べられるはず。
2日目と3日目はスパも受けてみました。
ドアを開けて施術室に入るとやっぱり海が見えます。エステを受けている時の船の揺れがなかなか心地良いです。
3日目はデトックスメニューを受けてみましたが、エアコンの効いた部屋で泥まみれ塩まみれは寒かった。そして痛かった。スパメニューの料金は80〜200USドルくらいです。
スチームサウナエリアもあります。水着着用です。
今回主人の知人も何人か同乗していたのでその方々と一緒に食事も。テーブルサービスのレストラン。名前忘れちゃった。
↓ ブッチャーズカットというレストランへも。
トマホークステーキが美味しい。この船でジェラートの次に美味しかった食事。
私はこの日あまり食べる気がなかったのですけど(ジェラート食べすぎ)、美味しいシャンパンとワインを頂いてるうちにお肉完食。そして3日目のデトックススパに繋がります。
ビンゴ大会とか卓球トーナメントとか小顔プログラム講座など、無料で楽しめる面白そうなアクティビティが数多く毎日開催されているんだけど、プールに入ったりジムに行ったりエステを受けたり他の方と話したりしているうちにあっという間に夕方になり、夕方からのショーは観るという日々でした。
↓ 最終日に観たショー。左右の一番下の人のみ定位置で、上の2人が前後行ったり来たりするのが圧巻なんです。着地点はすべて左右一番下の人の足裏と手の平。動画のほうが伝わるけど音楽が入っているので控えます。最終日はシアターの出入り口にパフォーマーの方々が並んで写真撮影タイムがありましたが、この4人が一番人気でした。
MSCスプレンディダ号横浜発上海行き3泊4日のクルーズ日記はこれで終了です。私達のクルーズ経験は南極の砕氷船とガラパゴス周遊クルーズしかなく、どちらも探検型のクルーズだったので、今回のような船旅自体を楽しむというのは初めての体験でした。毎日新鮮で物珍しい感覚が抜けなくて、のんびりすることは出来なかったけど、またいつか乗ってみたいなと思います。これから先の旅行スタイルにクルーズも視野に入れたいです。
このクルーズは片道なので、上海到着後はそのまま解散となります。久しぶりの上海だったので3泊してから帰ります。
次の日記は上海での日々の日記です。