【2013年4月24日の日記】
アルゼンチンとブラジルの国境、プエルトイグアスという町に到着。イグアスの滝はアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイの3カ国からアクセス可能。私たちはアルゼンチン側とブラジル側から見に行って来ました。
プエルトイグアスの町。ジャングルのにおいがするのどかな町。
滝はスペイン語でカタラタス(CATARATAS)。プエルトイグアスのバスターミナルから20分毎に滝行きのバスが出てます。バス代は往復ひとり120ARS(約2,400円)。
30分ほどで入口に到着。朝10時頃に到着したんですが、すでに人がいっぱい。
入園料は大人ひとり170ARS(約3,400円)。クレジットカード利用可能。
イグアスの滝は見るだけなら入園料だけでOKですが、何かアクティビティに参加したい場合は別途申込みが必要で、プエルトイグアスの町から申込みも可能。バスターミナル内にある観光案内所や町のツアー会社で出来ます。もちろん現地で入園後に申込みも可能です。どこで申し込んでも、アクティビティを催行している会社は1社なので、内容は同じです。(公園内のアクティビティの価格はどこで申し込んでも同じだけど、町のツアー会社で往復のバス代や他のツアーと組み合わせた場合のトータルは若干違ったりします)
アクティビティ催行会社は『Iguazu Jungle』というところ。
アクティビティはパックになっているものだと3種類。
Great Adventure・・・ジャングルをジープで観光+ボート遊覧+ボートで滝に突っ込む。所要時間1時間20分。310ARS。
Nautical Adventure・・・ボートで滝に突っ込むだけ。所要時間12分。150ARS。
Ecological Tour・・・ボート遊覧のみ。所要時間は30分。70ARS。
この3つで、この内2つを組み合わせた、Green Passport、Falls Passportがあり、私たちはFalls Passportを購入。Falls PassportはNautical AdventureとEcological Tourを組み合わせたもので、200ARS。ボートで滝に突っ込むのとボート遊覧。別々に申し込むより20ARS安いことになりますね。
(以前も書きましたが、アルゼンチンのインフレは凄まじいので、この価格は参考までにしてください。今までの上昇率から考えると2ヶ月後には既に変動しているはずです)
アクティビティはそれぞれ時間が決まっています。私たちは12時半頃にボート遊覧。混んでなければだいたいでOKなゆる目な予約制。
↓ それまでは滝を観光。まず向かったのは悪魔の喉笛。
Central Stationから乗車。駅は3つ。始発駅のCentral Station、中間のCataratas Station、終点のGarganta Station。(Gargantaはスペイン語で喉という意味) 公園内を電車で移動というとピンとこないかもしれないけど、日本でいうと、東京ディズニーシーのような感じかな?
なぜか中間駅で一旦全員降ろされ、中間駅で電車の列に並び直さないとダメとかいう、よくわからない状況になってしまったので、次の駅まで線路沿いを歩くことにしました。
ね?最初の電車より混んでいるのがわかりますか?
歩いていると鳥に会えました。ルリサンジャクというそうです。
トレイルから外れると蛇がいるという警告。
中間駅から歩くこと20分。終点に到着。終点から悪魔の喉笛までは1kmほど。綺麗なトレイルで、この先にあの有名な滝があるんだと考えながら歩くとテンション上がってきます。
↓ これが悪魔の喉笛。名前の通り、ものすごい音に圧倒されます。ここまで近づくと周りの音が聞こえなくなるくらいの音。喋る声も大声になっちゃいます。
水しぶきで、流れ落ちる先の川が見えない。
イグアスには蝶がいっぱいいます。観光客の指にとまって一休みする蝶。可愛いですね。自分の指なら悲鳴を上げそうだけど。
亀も!首をめいっぱい伸ばして何を見てるのかな。
ボート遊覧の時間。
↓ 遊覧中に見つけたワニ。頭が向こうに向いている状態。ボートのすぐそばにいたんだけど、ジャングルに溶け込みすぎて何だか泥の塊みたいに見えてよくわからない。でも確かにワニでした。
ボートとずっと一緒に移動していた蝶。
木陰に入ると一気に涼しくなります。
30分の遊覧ツアーはこれで終了。轟々としたイグアスの滝とは対照的な、ゆったりした風景。
スピードボートで滝に突っ込むアクティビティは13時半頃に予約したので、それまでまた観光。ボートの出発地点近くまで行けるLower Trailを歩きます。
↓ これから乗るボート。
悪魔の喉笛には虹がかかっていなかったけど、こちらはずっとかかっている状態。
崖の上の草たちがいきいきとしていて美しい。緑色って落ち着く色なんだなーと思います。
あ・・・とかげ。頭が青いけど、何に擬態したかったのかな?
そしていよいよスピードボートに乗船。びしょ濡れになるので、水着です。防水の超でっかい荷物入れ(お米5kgくらい入りそうなバッグ)があるので、荷物が濡れる心配は不要です。
今回の南米では、水に濡れる機会が多いと思って、出発前日に夫に頼んで防水カメラ(PENTAX Optio WG-2)を用意していたのですが・・・どうやらエル・チャルテンあたりで紛失したようなんです。殆ど使っていなくて、イグアスで最初の活躍を迎えるはずだったカメラ。ショックすぎて、何度もスーツケースをひっくり返したんだけどやっぱりなかった。更に抗生物質一式が入った薬バッグもカメラと一緒に忘れてきちゃったみたい。そう・・・何となく”置いてきちゃった記憶”が私にはあるんですよね。
でもいつもの一眼で撮れるところまでってことで夫が頑張りました。
滝の水を予想以上に色んな角度から浴びることになるので、息がしづらい。息苦しいことにびっくりしたけど、すごく楽しかった!
↓ 川底には鳥がいっぱい。
↓ 滝と鳥。
アクティビティでもびしょ濡れになるけど、普通に観光してても濡れちゃいます。
↓ 滝の水をたっぷり浴びる夫。
↓ 滝と虹と鳥。
滝の水しぶきと葉。
↓ ハナグマ。アライグマが痩せちゃったみたいな動物。可愛いのでついつい触りたくなるけど、園内には”ハナグマ危険”って注意書きが至るところに掲示されてます。
↓ まだ元気も時間もあるので、他のトレッキングコースを歩きます。Upper Trail、滝を上から眺められるコース。
↓ 滝の間にサン・マルティンって名前の島があって、上陸できるはずなんですが、この日は何だかダメ。多分よく見るイグアスの滝のプロの写真ってサンマルティン島から撮ってると思うんですよね。
↓ ブラジル側の公園内に建つホテル、『ダス・カタラタス』。明日の宿泊場所。
↓ ねずみ?帰りのトレッキングで見かけました。
観光客のリュックが気になるハナグマ。上品な偵察姿ですね。
公園は18時になると一旦クローズします。が、私達は夜8時半頃、またここに戻ってきます。その詳細は次回のブラジル側からの様子と一緒に書きたいと思います。
雄大ですね。
それに、ハナグマ、蝶、鳥、亀まで・・・・考えてみれば当たり前ですが、イグアスの滝の周りにこんなにいろいろな生き物がいるなんて・・・蝶、きれいですね。魚はいないのかな?いるんでしょうね、きっと。
いろいろ教えてくださって、ありがとう。行った気分になれて、最高です。
アクティビティがあるのも、おもしろいですね、日本じゃ考えられないかも。
前回の動物園も、最高です。そんなに触れるんだ・・・「触れなきゃいやだ」という夫に教えてあげようっと。
akikoさんへ
コメントありがとうございます!
akikoさんのご主人も動物好きなんですね♪
イグアスの滝は期待以上に素敵なところでした。
ハナグマは写真で見るより全然可愛かったです。会えるのを楽しみにしていたんですけど、もう愛くるしすぎてたまりません。
何だか動きがゆっくりで、人の顔みて首をかしげたりするんですよ。愛嬌たっぷり!
天気がいいと動物もご機嫌に見えます。
この後のブラジル側も最高でした。
行った気分になれるなんて言葉を貰えて嬉しいです。
ブラジル側の写真を厳選してアップするので、良かったらまた見てやって下さいね。
こんにちわ!
ずーっと前から拝見させていただいてました。
行った気分になってます!
一度は行ってみたい所ばかりです。
前回の本屋さんもそうですし、動物園は驚きでした!
絶対行きたいです!
これからも楽しみにしています。
nynyさんへ
こんにちわ☆
コメントありがとうございます!
いつも見てくださってありがとうございます。
嬉しいです。
写真はなるべく”見たまま”を載せています。
なので、行った気分になれると言ってもらえると、とても嬉しいです。
これからも”行きたい!”と思ってもらえるような旅先の様子を綴っていけたらと思います。
また遊びにいらしてくださいね♪