エベレスト トレッキング 前編

【2012年3月11日~20日までの日記】 カトマンドゥからナムチェバザールまでの日記です。

カトマンドゥから小型飛行機でルクラへ。景色は左側がベスト。飛行機からの眺めは最高です。

Kathmandu to lucla

kathmandu to lucka2

地元の人も乗ってましたが、離陸前からずっとお経を唱えてました。

ネパールは本当に山ばっかりですね。平地は殆ど見なかった。

kathmandu

40分ほどのフライトでルクラに到着。ルクラの空港でポーターさんがお出迎え。ガイドのラムさん、ポーターのスィリさん、私達の4人でトレッキングスタートです。

ルクラの町で朝ごはん。

↓ スタバ?!絵がエベレストになってる。

Lucla town

↓ 中はネットカフェのような・・・入ってないんですよ。入ればよかったー!

lucla town2

トレッキング中、重たい荷物を背負ってイヤホンで音楽聞きながら黙々と荷物を運ぶ人とたくさんすれ違いました。上りでも下りでも重い荷物を持った人(動物)優先で歩きます。

lucla to Phakding1

このくらいの橋を怖がっていては進めませんね~。

lucla to Phakding2

↓ このような橋を5つも渡ると、ホラ、この通り余裕です。

lucla to Phakding3

ルクラから最初の目的地、パクディンまでは下り坂。2,840mから2,610mへの移動なので楽チンです。お花の写真を撮る余裕も。

lucla to Phakding4

lucla to Phakding5

3月のエベレスト街道には石楠花がたくさん咲いています。ネパールの国花。もう少し標高が高くなると、越冬のため葉は裏側を内側にして筒状に変化します。

Rhododendron anthopogon

朝のルクラは寒かったので、アウターとウィンドブレーカーを着用してたんだけど、途中から暑くなり脱ぐ・・・。

横着して脱いだので雑な動作になり、恐らくその時、時計を落とした。この日、3月11日は地震からちょうど1年経つ日だったので、ネパール時間のお昼前から時計をチラチラ確認しつつ、時間になったら黙祷しよ・・・って思ってたので時計は確かに腕にはめてた。

ちょうど休憩スポットがあったので、ガイドと夫にはそこで待っててもらい、ダッシュで服を脱いだ地点へ戻る。高山病を気にしていたので絶対にゆっくり進むぞ!って決めてたのに全力疾走。もう時計戻ってこないかも・・・って思うと心拍数も上がるし。

結局時計はなかった。とぼとぼ夫とガイドが待つ場所へ戻る。その姿を見た夫が、自分が探しに行くって行ってしまった・・・ので、今度はガイドと私が待つ。やっぱりなかった。

ちょうど1年前も同じく登山中、(高尾山だけど)カメラを紛失し、山の中腹辺りで気づき、走って下まで下りて、更に思い当たる人を探しにダッシュで登って・・・。これまたなかったんだけど。

無くしちゃったものは仕方ないけど思い出すと手先がプルプルするほど悔しい。(笑)

着飾って大荷物を運ぶロバ。

lucla to Phakding6

そうこうしている間にパクディンに到着。お昼ご飯を食べて町をお散歩してたら、こんなに可愛いワンちゃん発見。

ネパールの挨拶は、両手を胸の前に合わせてナマステ~ていうスタイルなので、この子はずっと挨拶中?一緒に散歩行きたかった。

lucla to Phakding7

ルクラから標高が200mほど低くなっているんだけど、夜はめちゃくちゃ寒い。防寒対策は必須ですね。

2日目はパクディンからナムチェバザールへ。体力がある人なら初日にルクラからナムチェまで行けちゃうみたいです。

Phakding to Namche1

大きな木がいっぱいでずっと日陰なのかな?立派なつららがあっちこっちに。

Phakding to Namche2

そんな中のキャンプ場。日中はお天気がいいと暖かいけど、急に雪降ったりするからキャンプは寒そうだ。

Phakding to Namche3

ひとりでお散歩中のワンちゃん。こんな景色の中を自由きままに歩けていいね。

Phakding to Namche4

↓ザガルマータ国立公園入場チケットオフィス。

Sagarmatha National Park

↓ ヒマラヤの雪解け水がインドのガンジス川に流れている・・・んですか?本当に?

Phakding to Namche5

↓ ご飯の器がサッカーボール!

Phakding to Namche6

ソーラーパネルを背負ってトレッキングをする夫。

Phakding to Namche7

ナムチェに到着前に会えた、ネパールの国鳥、ダフェ。ちょっと遠かったので写真イマイチです。

Himalayan Monal

ナムチェでは高度に慣れるため2泊します。ナムチェは標高3,440m。

↓ ナムチェの町並み。馬蹄形をしています。

Namche

↓ ロッジの室内。お布団が薄っぺらいので寝袋+布団で防寒対策。それでもかなり寒い。暖房なんてありません。レストランには暖炉がありますが、食事時のみしか稼働しないのでロッジに着いてからは寒さとの戦い。

Namche Lodge

↓ 暖炉稼働中の様子。燃料が追加されると全員のテンションあがります。燃料は基本的にヤクの糞を乾燥させたもの。

Lodge

トレッキング中に滞在する町ではナムチェが最も大きな町なので、ここならシャワーも安定してるかな・・・と思って浴びてみたんだけど、私の小指ほどの水量しかなく、しかも熱湯!浴びられない上にシャワー室はめちゃくちゃ寒い。頑張って汗だけでも長そうとしたけど、熱湯我慢してお湯かけた場所が一気に冷えるのでますます寒い。

モンゴルでも同じ思いをしたので、経験として、トレッキング中はシャワー浴びれても浴びない!ことにします。

ナムチェにもちゃんとネットカフェはあります。SIMカードを売っていたのでここで大量購入、その場でチャージ。前回書いたとおり、Ncellのチャージは面倒なんです。

Namcheのネットカフェ

昼間まで、リュックにソーラーパネルをつけて歩けるくらい元気だった夫ですが、ナムチェに到着後、顔色が悪い。

高山病・・・?一応ダイアモックスで様子をみる。

Diamox

2日目のナムチェは吹雪でした。お天気が良ければ、エベレストビューホテルというエベレストがキレイに見えるホテルまでお散歩をする予定だったのですが、天候不良でどこにも行けず。

なので、ナムチェの町ではお買い物をしてました。防寒用のズボンと新しいスニーカー、帽子など購入。クレジットカード使えました。ATMでのキャッシングはなぜか出来ず、有人タイプでやったのですが、手数料8%もする上に、キャッシングではなくショッピング扱いになってしまいます。現金を手に入れることはできますが、手数料が高かったりATMに不具合があったりするので、現金はなるべく多めに持っていったほうがいいですね。

標高が上がるにつれて、どんどん不味くなる食事に備えて・・・非常食も購入。

お菓子

続きは次回、後編で書きます。

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