ドイツワイン発祥の地 トリーアへ

【2017年11月26日の日記】

ミュンヘンからフランクフルトへ。

ミュンヘン駅

途中、ニュルンベルクに立ち寄り、当分食べ納めのソーセージを。ちらほらと屋台がオープンしていたので、レープクーヘンをひとつだけ購入。レープクーヘンはスパイスたっぷりの蜂蜜クッキーでヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家の素材。

レープクーヘン

私が買ったのはチョコがけのもので、見た目は駄菓子のチョコケーキ(有楽製菓のもの)にそっくり。スポンジとソフトクッキーの間のような食感のもっさりネチっとした蜂蜜ベースの生地に、ナッツ、シナモンやクローブなどのスパイスがたっぷりと練り込まれていてチョコレートでコーティングされていました。レープクーヘンにも法律で決められた品質基準というのがあって、今回買ったものはエリーゼンレープクーヘンと名乗れるもの。私は普通のクッキータイプのレープクーヘンが好き。ちなみに、これ1個、85gで354kcalあります。

今回のヨーロッパ旅行では、もう一つ、いつもと違う町を楽しんできました。フランクフルトから3時間ほどで行けるトリーアという小さな町へ。

町の入口、ポルタ・ニグラ(黒い門)。古代ローマ時代の建築物で、世界遺産です。

トリアーポルタ・ニグラ

ポルタ・ニグラ

↓ トリーア大聖堂。聖ペテロ大聖堂とも呼ばれるドイツ最古の大聖堂。ドイツ三大大聖堂の一つ。(ケルン・マインツ・トリーア)

トリアー大聖堂

創建は4世紀ごろだそうで、長い歴史の中で外装・内装とも増改築が繰り返され、時代ごとの異なる様式が混ざりあった装飾が見どころの面白い教会です。

↓ 写真奥正面の十字架が飾ってある祭壇(と呼ぶのかはわからない)まで登れます。

聖ペテロ大聖堂装飾

↓ 祭壇からみた大聖堂内。上下の写真に写っているパイプオルガンの位置から、写真の位置関係がわかるかな。

聖ペテロ大聖堂内

パイプオルガンが楽器とは思えない重厚な雰囲気。宝石箱みたい。

聖ペテロ大聖堂パイプオルガン

後陣の天井装飾。

聖ペテロ大聖堂内2

聖ペテロ大聖堂の他にも、古代ローマ遺跡やカール・マルクスの生家など見どころはいくつかあるのですが、この日の目的はワイン。

去年の6月に、ラグジュアリーカードのサービスの一つ、ワールドワインバーでグラスワイン1杯無料というサービスを利用してから、すっかりワールドワインバーを経営するピーロートのドイツワインが我が家の定番のひとつになりました。ラベルを見ると、だいたいモーゼル川流域の町で作られているものが多く、地図で場所を確認してみたところ、今回の旅行に組み込めそうだったので行ってみることに。

モーゼル川はドイツ・フランス・ルクセンブルクの3カ国を流れる全長544kmの川で、ドイツのコブレンツでライン川と合流する。モーゼル川は北に向かって東西に蛇行して流れているため、南向きの斜面が多く、ワインの銘醸地がたくさんあるのだとか。上流(南)のペルルからコブレンツまでの全長243kmはモーゼルワイン街道として有名だそうです。私たちはピーロートを知るまで全く知らなかった。

その243kmもあるモーゼルワイン街道の中でも、トリーアはドイツワイン発祥の地と言われている町です。ローマ帝国から伝えられたブドウの品種は赤だったそうですが、トリーアの痩せた土壌と合わず、養分が少なくても育つ白ブドウを植え、品種改良を重ね、受け継がれて現在のモーゼルワイン(リースリング)となったそうです。ドイツでのリースリング栽培面積はライン川とモーゼル川を中心に23,000ヘクタール、世界最大だそうですよ。

↓ 聖ペテロ大聖堂のすぐ近くにあるワインバー、Weinstube Kesselstattへ。黒板に書かれたワインメニューから好きなものをカウンターでその都度注文する方式。どれもグラスで2ユーロ〜6ユーロ程度なのでいろんな種類が楽しめます。

Weinstube Kesselstatt

最初に飲んだのはSchloss Marienlay Riesling2016とVan Volxem Riesling Wiltingen。どちらも辛口のリースリング。

ここでもマスターカードコンタクトレスが使えました。サインしたりPINを入力する手間が無いので、この時のように繰り返し決済する際には至極便利。

2杯目は、Reichsgraf von KesselstattというメーカーのRKとPiesporter Goldtröpfchenというワインを。アウスレーゼが飲みたいと伝えたところ、まだ収穫には早いそうで、それならシュペトレーゼという等級のPiesporter Goldtröpfchenがおすすめだよと。(下の写真右のもの)すごく美味しい。

Weinstube Kesselstatt

美味しくて、3杯目は主人が同じものを頼んでました。私は逆に主人が飲んでいたRKを。

Weinstube Kesselstatt

4杯目はデキャンタでPiesporter Goldtröpfchenを。

Weinstube Kesselstatt

朝から1ユーロシャンパン2本とダルマイヤーのチョコ以外食べてなかったのでスープとハムを。スープが美味しい。

Weinstube Kesselstatt

Weinstube Kesselstatt

もう一軒、行きたいお店があったので、4杯で切り上げ。お土産にワインを3本購入。

日曜でも営業しているという事前情報をキャッチしていたお店、Oechsle Wein&Fischhausへ。

2階でワインのテイスティングができます。

Oechsle Wein Fischhaus

ひとり7.5ユーロで6杯のテイスティングができます。好みを聞かれたので、アウスレーゼと答えたところ、最初は辛口から初めてだんだん甘口のワインを出すねと。

↓ 左から順番にテイスティング。シェアせず、お互い1杯ずつ飲んだので、6杯飲み終わった時点で、前のお店と合わせてグラス10杯飲み干したことに。さすがにチョコもパンも食べられないくらい、お腹がタプタプに。飲んでる時は食べないって人の気持ち、最近わかるようになってきたかも。

Oechsle Wein Fischhaus

ここのお店は、私達が今回オーダーした7.5ユーロのテイスティングの他に、ビッグテイスティングというものがあります。お店にある100種類を超えるモーゼルワインをひとり15ユーロで好きなだけテイスティングできます。上の店内写真にワイン棚がたくさん写ってますが、ところどころにラウンジやビュッフェでみるような円筒の大きなスープジャーのようなものが置かれていて、その中にワインが入っていてそれを好きに持ってきてOKなんです。
最初、レジで7.5ユーロのスモールティスティングをオーダーした時、スタッフのおじさんが、「ビッグテイスティングのほうがおすすめだよ?いいの?」と2回ほど確認された理由がわかりました。スモールティスティングのワインは1本大体10〜15ユーロ程度のもの(十分美味しい)なのですが、ビッグテイスティングはボトルのお値段に関係なく、気になったものをテイスティングできます。
ここでもワインを2本購入。購入したのは写真一番右のアウスレーゼ。帰り際、おじさんに「次はビッグテイスティングにするね」と約束してお店を出て、フランクフルトへ戻りました。本当にいつかまた行きたい。

トリーアは小さな町で、観光するなら1日あれば十分ですが、もし、モーゼルワインを堪能したいなら何日か滞在したほうが絶対良いですね。アルコール度数が10%以下のワインが多いので10杯飲んでもべろんべろんになることも二日酔いになることもありません。ただ、帰りの電車ではこうなります。

酔っぱらい

主人が起きていてくれました。コーヒーをリクエストしたものの、お腹がタプタプで一口飲んで、やっぱり要らないと主人へ渡して寝る。べろんべろん・・・かな?

フランクフルトには2泊。1日は今日のための滞在だったので、フランクフルト観光はなし。翌日は午後のフライトで日本へ帰ります。

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