【2012年8月15日の日記】
ミラノからベネチアへ移動する日。どうしても世界遺産のボルツァーノに行ってみたかったので遠回りになりましたが途中下車。当初は泊まる予定でしたが後の予定が詰まっていて散々話し合った結果途中下車ということに。
ミラノ・ボルツァーノ間は予約が不要な電車。この日は移動距離が長かったのでパスを使用。
ボルツァーノまでの所要時間は約3時間18分。途中、ベローナで乗り換えます。
ガイドブックには電車の駅に荷物預かり所があると記載されていたのですがなくて、バスターミナルにありました。バスターミナルのトイレの隣。(ほとんどトイレの中。)1時間3ユーロ。
バスターミナルは駅を出て左に歩くと見つかりますが、駅の人に聞いたほうが確実。
↓ この町も看板が可愛い。
↓ ボルツァーノの町並み。山に囲まれたオーストリアにほど近い小さな町。
中央広場にあるツインピアノ。鍵盤壊れてますが音出ます。
この広場に観光案内所があります。周遊バスは前日予約と言われ、ローカルバスの時刻表をゲット。この日は祝日だったらしく本数がかなり少ない。2時間くらい空き時間ができたので町中をウロウロしたけど祝日だからかお店も閉まっていてちょっと寂しい感じです。
私の計画では3泊くらいして、1日目は周遊鉄道に乗り、2日目はバスの周遊ツアーでチロルまで・・・って考えていたのですがまぁ日帰りだし、あのゴツゴツした山と湖が見れればいいや・・・って妥協。
↓ 最大限に妥協して行ったカレッツァ湖。到着した頃は太陽は隠れていて風は少し吹いていたものの絶景です。
↓ この切り立った山と針葉樹林とキラキラの湖。これが見たかった。
垂直に切り立った苦灰石(ドロマイト)の山塊の集まり。ドロマイトを発見した地質学者の名前、ドロミューとかけてドロミティ山脈って名付けられたらしい。
苦灰石とは石灰岩の主成分である炭酸カルシウムがマグネシウム化されてできたもの。炭酸カルシウムを多く含む石灰岩の場合、二酸化炭素に弱く、雨に触れると侵食されて鍾乳洞ができたりするのだけど、この苦灰石の場合、炭酸カルシウムが少なくマグネシウムが多いので、侵食され難いため、洞窟は存在しない。
総面積は9,000㎡で東京・埼玉・神奈川を合わせたより広く、その中の最高峰は3,343m(マルモラーダ山)だそうです。
湖を一周しているうちに風が止み、水面が鏡のようになっていきます。
↓ 一周できる散歩コースで犬が発見していたきのこ。ヨーロッパの薬局では”きのこの種類表”をよく見かけます。
更に奥に進み、せめてコスタルンガ峠まで行きたかったなぁ・・・。オーストリア・ドイツに近いのでまたいつかゆっくり。
イタリアのどこかの都市を拠点にボルツァーノと考えている場合、前日までに効率良くまわれるバスを確保しておくか、行きたいところを絞ってそのためだけに行動すると日帰りでも大丈夫だと思います。私達もバスの時間はある程度調べていったのですが、実際にはそれより本数が少なかったため、今回のような限られた観光になってしまったので参考までに。
偶然通りがかったのですが
カレッツァ湖の美しい青に一気に引きこまれてしまいました。
また、遊びに来ます!!
KAnaKAnoさま
コメントありがとうございます!
ブログ、少し読ませて頂きました。
私も10年近く摂食障害でした。今でもまだ時々あの衝動に駆られます。。
綺麗な写真が撮れるように頑張るので、また遊びにいらしてくださいね。