ラトゥナプラの宝石採掘現場

【2012年2月9日の日記】

ラトゥナプラに来た目的は、シンハラージャ国立公園へ行くためと、もうひとつ、宝石の採掘現場を見たかったため。宝石の産地として有名だそうです。

シンハラージャから帰って来たその足で、トゥクトゥクをつかまえ、ガイドブックを見せてそれらしい採掘現場に連れていってもらいましたが・・・・。誰もいない。どうやら朝じゃないと見られない様子。

トゥクトゥクのおじさんはとても良い人で、明日の朝8時にホテルに迎えに行くよって言ってくれたので、お願いしました。

が、明日はヌワラエリヤに向かう予定で、ヌワラエリヤには昨日シンハラージャまでチャーターした車と同じドライバーにお願いするつもりだったので、そのドライバーに宝石採掘場に寄ってもらうほうが効率的かなぁ・・・と結局トゥクトゥクのおじさんには断りの電話を。現地の電話へ気軽にかけられるのはプリペイドSIMがあるからこそ!

翌日、ラトゥナプラのホテルを朝8時に出発、ガイドブックに載っていた宝石採掘場はヌワラエリヤ方面の反対方向15kmのところに位置。

ラトゥナプラの郊外にも紅茶畑が広がっています。

ratnapura 郊外 紅茶畑

↓ ゴムの木林。

ratnapura 郊外 ゴムの木

↓ ゴムの木から白い樹液を抽出中の風景。ココナッツのカップが素朴で癒されます。

ratnapura 郊外 ゴムの木と女性

↓ ここが採掘現場。昨日のトゥクトゥクのおじさんに連れて行ってもらった場所とは違う場所です。

ratnapura 宝石採掘場

見るだけ・・・と思っていたら、『下りてみたい?』とお誘いが。まさか井戸の中に下りられるなんて思っていなかったので、喜んで下りる夫。私も行きたかったけど、女性はキツそう。

ratnapura 宝石採掘現場 井戸の中へ

入り口付近の足場は間隔が広く、一歩一歩命がけです。(命綱なるものはありません。)

ratnapura 宝石採掘場 井戸

↓ 底で撮った写真。底までは15mくらいでしょうか、上からは下の様子が見えません。更にこの先に道があるようです。

ratnapura 宝石採掘場 井戸の中

採掘方法は、このように下へ掘り続け、ポンプを使って砂礫をすくい上げ、すくい上げた砂礫をザルに入れて洗い、原石を探すそう。

途中、夫があまりに上がってこないので心配してたら、電話をさせてくれました。

↓ パイプを使って下と会話できます。糸電話的なもの。

パイプ電話

結構長い間井戸の底にいた夫。上へ登るのが体力的に大変だったみたい。

ratnapura 宝石採掘場 井戸の中から

夫の上下に作業員がいて、命綱も何もつけていない全くの素人をサポートしてくれます。夫が足を踏み外せば下にいる作業員も絶対無事ではないという状況。

ここに来る前に、ドライバーから作業員達にチップを最低1,000LKRを渡してねと言われていて、ガイドブックの5倍ほどだったので、「うーん・・・」って渋ってたら、ドライバーが「自分が500負担するから!」とまで言っていた意味が、ここでようやく理解できました。1,000LKRで命を支えてもらったので、渡し足りないくらいです。

↓ 写真右下に見える小箱は神棚になっていて、作業前のお祈りを欠かさないそうです。

お祈り

宝石の採掘には『採掘権』というものが必要で、宝石が取れなければ採掘権を買った借金が残る・・・。投資ですね。作業は全部手作業だし、かなり厳しいのが現実のようです。なければ隣を掘ろう!ってのはダメなんですね。

ドライバーにはお兄さんがいて、そのお兄さんは宝石商。実は昨日から自分のお店に寄らないかと誘われていたんですが、断り続けていたんです。が、今日の現場での体験から寄ってみることに。

バナナと紅茶と生姜味の黒糖を振舞われ、原石を眺める・・・。いろんな色のサファイアがあります。サファイアの色が豊富なのがスリランカの宝石マーケットの特徴。”一級品”と呼べるものはキャッツアイだそうです。

gems 原石

原石

結局原石を数点と、ネックレスにできそうな宝石をお買い上げ。出発直前にバレンタインを前倒しで夫にケーキをプレゼントしたので、そのお返しとして。

あと数日この町に滞在していたら、研磨の作業にも参加できたかも!

採掘現場へ行き、ドライバーのお家にお邪魔し、結局ヌワラエリヤに向かった時間は11時前。この日は日本時間に合わせて仕事をする日だったので、予定時刻に到着するか不安でしたが何とか間に合いました。

11時前にラトゥナプラを出て、15時前にヌワラエリヤ(グレコリー湖周辺)に到着。4時間のドライブでした。

ラトゥナプラからヌワラエリヤへは直通バスはなく、ハプタレーで乗り換える必要があり、便数が少ないようなので、車をチャーターするのがベストだと思います。

ラトゥナプラ→ヌワラエリヤ 片道 11,000LKR(ガソリン代込)。

3 コメント

  1. 初めまして。初めてコメントさせて頂きます。
    今月末にスリランカに初めて旅行に行き、宝石に興味があるのでラトゥナプラへ行きたいと思っています。
    sachikoさんのように採掘現場の見学などをしたいのですが、トゥクトゥクの人に交渉すれば連れていってもらえるものなのでしょうか?
    ツアーなども検討してみましたが、あまり情報がなく、思わずコメントしてしまいました。
    ご経験された範囲でいいので、教えて頂けないでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • naokoさま

      コメントありがとうございます。
      返信が遅くなり申し訳ないです。
      現在、南アフリカに滞在中でなかなかネットが出来ず遅くなりました。

      今月末からのスリランカ旅行楽しみですね!
      確かにラトゥナプラの観光情報は少ないですよね。
      その中でも採掘現場の見学となると、現地の人でもどこに連れて行こうか迷ってしまうようです。
      私たちも最初、トゥクトゥクのおじさんに頼み、町からほど近い小さな採掘現場に連れて行ってもらいました。
      夕方だった為、作業は終わっていて誰もいなかったのと、私たちが見たかった現場と若干違ったため、翌日はホテルの人に写真をみせて、ホテルの人が別件で紹介してくれたドライバーに頼んで何とか連れて行ってもらった感じです。そのドライバーのお兄さんがたまたま宝石商で自宅にお邪魔して色々と面倒をみてもらいました。

      まとめると、トゥクトゥクの人にでもホテルの人にでも、何が見たいのかはっきりと伝えられれば、どこかしらの現場には連れて行ってもらえます。現在進行中の現場なのか、採掘し終わった現場なのか、その辺りははっきりと伝えないとあれ?ってことになりそうです。見学は午前中のほうがいいかと。
      また、仏教徒なので、採掘現場にも祭壇のようなものがあり作業の始まりと終わりにお祈りするのがマナーのようなので、真似してみてくださいね。

      最後にラトゥナプラは本当に小さな町で殆ど観光客はいません。レストランもなければ宿泊施設も少ないです。地元の人は他の町同様に優しく温かいので、安心してコミュニケーションをとってください。
      暗くなってからは治安が悪くなるとホテルの人から忠告されたので念のため。

      あまり参考にならないかもしれませんが、また何かあれば経験の範囲でお応えします。

      • sachikoさん

        とても丁寧に教えて頂き、ありがとうございます。
        私も写真をあらかじめ用意して、トゥクトゥクの人に交渉してみたいと思います。旅は運に左右されることもありますしね。
        頑張って楽しんできます!
        どうもありがとうございました。

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